テストコース跡地を見に行く

「川のある街」と呼ばれる我が地元。
「川が多過ぎる街」って言った方が良さそうな気もしますが・・・市内を流れる元荒川を遡り、隣町の川沿いにある公園の一角には、知る人ぞ知る「モータースポーツに（間接的に）関わる遺構」が残されています。

昔は地図上にも載っていましたが、いつの間にか公園に取り込まれ、航空写真でなんとなくそれらしきものが分かる程度になってしまいました。

そこにあったのは・・・今ではF1のマクラーレンにブレーキを供給し、各自動車メーカーにも採用されている「曙ブレーキ」のテストコースです。

（タイトル画像はお友達のみやばんさんより承諾の上お借りしました）

さて、そんなテストコースの遺構ですが、長年地元に住んでいながらまともに見たことがありません。いきなり現地入りする前に、まずは事前視察です。

1984年の航空写真で見てみましょう。

川沿いに横たわる細長いコースが見て取れます。

左上、水色の細長いものはコース脇の建屋と思われます。

下の方にはコースへのアクセス路が左から右へ伸びています。

コース末端部、折り返し地点のヘアピンカーブ。

コース間に停まっている複数の車両が見えます。

会社概況によると、1988年には福島県内に新しいテストコースが竣工しているので、このコースが廃止になって四半世紀が流れた事になります。

ではコースの遺構を見に行きましょう。

R16のさいたま市「城町二丁目」交差点から岩槻文化公園側に曲ります。

公園内をそのまま進み「仮駐車場入口」の看板に従って左へ進むと

一段下がった先はもうテストコースの跡です。

駐車場にしては広々とした走りやすい道ですが決して飛ばさないこと。
少し行くとスピードバンプ（凸凹）が連続して設けられています。

左に元荒川、右に多目的広場を眺めながら進むと駐車場の最深部に到達。

ここにクルマを置いて、この先は徒歩で進みます。
チャリやキックボード、スケボーを積んでおくと便利かも(^_^;A

さて、この続きは・・・こちらをどうぞ！

フォトギャラリー：テストコース遺構　その1／その2