
最近全然見てなかった国内モータースポーツ。
昔はサーキットに足を運ぶぐらい熱を入れていたのに、何でこんなに興味が薄れちゃったんだろう・・・と考えてみると、ガラパゴスなレギュレーションと参戦車種の魅力減少かな。
生身でドッグファイトするイメージだった初期のJTCCとか面白かったんだけどなぁ(´。`)
さて、そんなガラパゴスだった国内ハコレースの雄、スーパーGTではGT500クラスにおいて、将来の交流戦も見据えたDTMとの共通シャシーが採用されました。
海外では近年、各々独自のレギュレーションながら共通シャシー、場合によっては共通エンジンでのレースが盛んで、性能差の少なさから激しいバトルが人気みたいです。
そして、FIA-GT3に押され気味で国産車の参戦が少なくなったGT300クラスにも「参戦車種のテコ入れ」という意味も含め、ローコストながらマシン作成の技術伝承・発展を図る為の「マザーシャシー」を供給する事になったとか。
で、この度トヨタ86のガワを纏ったマシンがシェイクダウンされたので、既にGT300参戦中でいわば兄弟車種であるスバルBRZと比べてみる事にしますよ。

そのまんまなのかと思ったら結構違いますね。(当たり前!)マザーシャシーの86はチーム毎にレギュレーション内で空力を煮詰める事になるのでしょうか。

アングルの違いを差し引いても、BRZに比べ86のホイールベースが長く見えます。リアタイヤとテールランプとの位置関係が分かりやすいかも。
全長等車体寸法は、ホイールベースを除き現行JAF-GTと同じで、現行JAF-GT規定では基本車両のホイールベースが2,600mm以下の車両は最大5%まで延長することができるものの、JAF-GT300 MCの場合は2,750mm±10mmに統一されるそうな。BRZは2570mmなので伸ばせても2698.5、つまり86の方が最大61.5mm長く出来る事になるのかな。
ちなみにエンジンはBRZの水平対向4気筒2Lターボに対し、86はV型8気筒4.5L自然吸気だそうな。86はこの後、タイで10月4日〜5日に開催されるスーパーGT第7戦にワイルドカードで出場するそうな。
熟成の進んだBRZと張り合うまでは行かなくとも、どんな走りを見せてくれるのか注目ですね。今後のマザーシャシー採用へのマーケティングという意味でも(´。`)
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Posted at
2014/09/11 20:55:52