
友人が「スープラを見たい」と言い出した。
でさぁ、スープラなんてこの辺に展示車あるの?と聞き返すものの、いつもの様になんも事前調査はしていないらしい。結局自分が調べる羽目になるのだが、とりあえず(ざっと調べたところ)県内のこの近辺には無い。(選択肢にも出てこない)
すると「じゃぁBMWのZ4でも」・・・兄弟車でいいやという事か。で、こっちなら地元にもあるだろうと言うが、調べてみると案の定無い。っていうか、いつも思うんだけどそんなに見たいのなら、展示車や試乗車の情報は事前に調べておく(or予約/手配しておく)とかしないのかなぁ?
という訳で、自分が調べてあげた結果、展示車があった最も近くのBMWディーラーへやってきた。さいたま東店・・・まぁ、浦和へ行く時によく通る場所だ。

最も入口付近に鎮座する、鮮やかなミサノ・ブルーを纏ったZ4。

エンジンは2リッター直4ターボで197ps。BMW独特の補強バーが入る。

ここからFタイヤ外側にエアを抜くとドラッグが低減されるんだっけ?

広大なセンタートンネルで下半身が若干右向きになるのは仕方ないか。

ちょっとトヨタ的な空力処理を垣間見たり。これは他車種にも波及するのか?

オプションでハーマン・カードンの7chサラウンドが。重厚かつ繊細で包み込まれる様なサウンドで、小ボリュームながらその片鱗を聞かせてもらった。

幌のオープン/クローズは約10秒とスピーディー。動作時に助手席側のトリムが引っ掛かって外れてしまったのはご愛嬌・・・というか、この辺が外車らしさなのか!?

小さいながら長物を積むのにトランクスルーがあるのは便利。他にも、助手席足元やトランクルームにも気の利いた小物入れが設定されていたのが印象的だった。

こんな、買うはずもなさそうなおっさんの相手をさせてしまった営業氏に申し訳なく思いつつ、詳しく説明していただいたことに感謝。さて、スープラは諦めてMAZDA3にターゲットを変更し、せっかくなので以前お世話になった営業担当氏の異動先を目指すことにした。

昨日のブログでも煽り運転云々について触れたが、ここまでくると過剰防衛気味!?

やってきたのは関東マツダ八潮店。アポなし訪問に驚く元営業担当氏w
商談が終えるのを待ち、約2年ぶりの再会に旧交を温めつつ談笑していると、なんと順番が空き次第MAZDA3を試乗出来ることに・・・で、回ってきましたよ・・・(´∇`)b

試乗車は15S Touringの2WD。最もベーシックなのが却っていいかも。

もちろん普段座っているレカロよりはサイドサポートで劣るものの、特に背中の当たりが良く下半身もまっすぐでなんの不安も感じさせないシート。そしてシンプルで上質感のあるインパネはもはや自分が乗っていたアクセラとは別物。車名を変えて当然といった感じだ。

リアシートのシートベルトワーニング表示が上部に表示されるのは面白い工夫だ。
試乗コースはただ街中をカクカク曲がるだけでなく、土手沿いの起伏があるS字コーナーを含んでおり、GVCプラスの効果を味わうにはもってこい。以前のモデルに比べると介入の仕方が自然になった様な印象で、グイグイ切り込んで行く様な違和感は無かった。
3名乗車だと15Sでは出足で若干非力に感じるが、走り出すと6ATが小気味よくシフトアップして車速を引っ張り上げてくれる頼もしさを感じた。また、リアサスペンションがトーションビームになったが、それに纏わるネガティヴな印象はなく、相変わらず粘りのある接地感を垣間見た気がする。
以前のモデルより積極的に取り入れられているアクティブ・ドライビング・ディスプレイはFガラスに自然に照射される様になり、カーナビに連動した案内で交差点名も表示されとても便利に。これならカーナビ嫌いな自分でも受け入れられそう。

こちらは店内に展示されていたXD PROACTIVE。ディーゼルは排気量が1.8リッターに統一された。エンジンルームのトリムはもはや高級車の様な佇まいに。

メッシュグリルの奥を覗き込むと・・・デュアルホーン復活!こうでなくちゃ。

グラスエリアが小さくなったせいで一見窮屈そうに見えるリアシートだが、ホイールベースが伸びた影響もあって足元にゆとりが感じられ、座面も深く思いのほか快適だ。

下側が少し浮いているリアエンブレムは、想像通りリアゲート/トランクオープナー。

マフラー下部がフラットになり、さらにボディ下部の空力を意識した形状に。

こちらはセダン。Fグリルの造形の違い、そしてシグネチャーウイングがメッキ仕上げとなりまた違った印象。ぱっと見は以前と似た顔だがロー&ワイド感が凄い!

トランクは足回り変更で張り出しが少なくなり、容積は分からないが広くなった印象。

ちょっと気になったライトスイッチ・・・標準でAUTOの位置にあり、OFFでは固定出来ない仕様。DRL標準装備のモデルではスイッチをOFFにすると一旦消灯できるが、走り出すと再び点灯するらしい。(設定で変えられるとか)
アクセラの後輩・・・であるMAZDA3、ぐっと進化して更に高級感が増し、もはや
後輩とは言いづらい出来の良さに驚きを隠せなかった。アポなし訪問にも関わらず試乗を設定してくださった元営業担当氏には心より御礼申し上げたい。
思い起こせば14年前、ネットで隣町のディーラーにあるアクセラ23Sの試乗車を探し出し、閉店間近の訪問にも関わらず試乗対応してくださったのはその元営業担当氏だった。後日には30分近く時間を下さり、自由に運転させてもらったのが購入の決定打に。これからもその懐の深さでMAZDA3をどんどん広めていただきたいと思わずにはいられなかった。
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車関係 | 日記
Posted at
2019/06/03 01:01:01