職場で、パートさんから・・・
「圧力計の止めネジの穴が無いけど、こんな不良品は初めて!」との問い合わせが。
組み立てている機械に使っている圧力計、ステーに固定するネジ穴が背面に2つあるのですが、カバーに穴はあれど肝心なネジ山が見えません。開けてみると・・・
(パートさんは分解までは許されていません)
なんと180度逆さまに組み付けられていただけ。実は自分も、分解とは言えども裏側・・・というか内部を見たのは初めて。文字盤の簡単な修正程度ならやったことあるけど。長年働いているパートさんですら一度も遭遇したことのないメーカー側の製造ミスだそうで(^_^;A
いわゆる「ブルドン管式圧力計」ってやつ。パートさんからも仕組みの解説を求められたのですが、要するに・・・上の穴から圧力が導入されると、細い三日月の様な型をした「ブルドン管」が伸び、その伸びがリンケージを介した拡大機構によって針を回転させ、導入された圧力を数値として読み取ります・・・と説明したんだけど分かってくれたかな?
内部構造をアップで。拡大機構・・・リンケージの先に取り付けられた扇型のギアがついている部分ですかね。これが動くと軸についているギアを回転させ、針が動きます。
反対側から覗き込むとひげゼンマイの様なものが見えます。針をゼロ位置に戻すのと、急激な圧力変動時の針の暴れを防ぐダンパーの様な役目でしょうか。
EP82で使っていたBLITZのターボメーター(連成計)がブルドン管式で、エンジンルームから三又で分岐したホースを引き込んでいました。昔はそれがフツーでしたが、今ではセンサーやODB2からのデータを表示する電子式が一般的になりましたね。
仕事からの帰り道、ちょっと遠回りして・・・まだ学生の頃、ここを強引に渡った軽トラが電車と接触し、さらに反対から来た電車にサンドイッチされたという大事故が。
幸い運転手は車外にいて無事でしたが・・・本当に自動車進入禁止なら、樹脂製の人参棒ではなくど真ん中に鉄柱でも立てればいいのにね。いつもの踏切はそうなってるのに。
矢印が両方点いていて「長いな」と思っていると図らずして新旧交代の図が見られました。
悲報・・・市内から歩道橋がまた一つ消えることが判明!7年半近く前に
市内の歩道橋を調査したことがありましたが、それ以来2箇所目の撤去となりそうです。
ここは速度取り締まりの目安になっていたので、10月以降は要注意ですね!!
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Posted at
2019/07/13 01:33:11