
残念なお知らせをしなければなりません。
去る9月2日の深夜、相方さんの愛猫リッちゃん(リッチー・ブラックネコ)が先住猫ポリやん(ポリ)の元に旅立ちました。完全室内飼いの平均寿命をほぼ全うしたものの、このところ患っていた甲状腺機能亢進症と、再発(というより新たに発症)した腎リンパ腫とのダブルパンチでみるみる痩せてしまい、最終的には抗がん剤の効果が追いつかなくなってしまいました。
それでも、動物病院の診察室ではビビリつつも目力は衰えず、生きる意志を見せてくれました。最後は相方さん宅の階段の下で、眠る様に息を引き取ったそうです。

運良く相方さんの職場近くで拾われたリッちゃん(と姉猫のチョコちゃん)。産んだ親猫と2匹の兄弟猫は残念ながら亡くなってしまい、その生き残りだったのです。
同じ病気に罹っている可能性があったので、しばらく2匹とも入院していました。

退院して連れて帰る途中の1枚。退院後も具合が悪くなって生死を彷徨いましたが、その後は親代わりのポリやんの下で無事すくすくと育ち、最大時には7.2kgもある巨大猫に!!

4歳になる前、左目と左耳の間に肥満細胞腫が出来、外科手術で無事摘出。
つり目になる恐れがあったものの、顔がデカかったので大丈夫でした(^_^;A

それから2年後、6歳になる前に腎リンパ腫を発症。少し遅かったら手遅れだったそうですが、年始から約半年に渡りプロトコールに従った抗がん剤投与と皮下補液を続けた結果寛解し、なんとその後9年間転移することもなく元気に過ごしました。

後からやって来た3姉妹のうち1匹がリッちゃんに懐き、行動を共にする様に♪
ちなみにリッちゃんは去勢済みなので間違いは起こりませんww

以前連れてこられたキャリーバッグを満たすリッちゃん。看護師さんや待合室で他の飼い主さんにこの姿を見せると大抵笑われました。(デカすぎるってw)
さすがに後年は甲状腺機能亢進症の影響もあり、少しずつですが痩せました。

そして今年の6月最終日、具合が悪くなったリッちゃんを入院させたとの連絡が。
9年半前と同じく、初日はケージの奥に張り付いてプルプル震えていましたが、後日お見舞いに行くとケージの入口まで出て来て「出せ〜!」としきりにアピールしてました。
退院後、毎週通院して策を練りましたが、抗がん剤投与する関係で甲状腺の薬が飲めず(=体重減少傾向)、また既に高齢(15歳)となってしまったリッちゃんには抗がん剤も思う様に効かなくなってしまい、恐らく院長先生としてもお手上げに近かったのかも知れません。

亡くなったその夜、たまたま家にあった箱に亡骸を入れて翌日を迎えました。

仕事の進行上なんとか都合がついて午後半休を取得した金曜日、以前ポリやんがお世話になった足立区内のペット斎場の予約が取れたので、同じく午後半した相方さんと共にリッちゃんを乗せて向かいました。

斎場で用意してくれたペット専用棺にリッちゃんを移し、道中の花屋さんで用意したお花や好きだったご飯も入れてあげました。しかし、ここで「Bishamon」のロゴを見るとは。
火葬が終わるまでの間、待合室でリッちゃんの思い出を語って過ごしました。
無事火葬が終わった後思わぬハプニングが。なんとリッちゃんの骨が思いのほか大きくて用意した骨壷に入らず、急遽小型犬用のひと回り大きな骨壷に入れることに(^_^;A

用意したカラーボックスを仏壇代わりに。供えたお花はなんと動物病院の看護師さんと院長先生が相方さん宅まで届けてくれた物。そんなわざわざいち患者(患猫?)の為に普通そこまでしてくれます??
リッちゃん、入院時には看護師さん達の癒しになり、また通院時にも愛想を振りまくので皆の人気者だったそうな。また院長先生からは、他にいないタイプの猫で診察しやすく、また寛解が長期間続いた稀に見る猫だったので、本音を言えばもう少し長生きさせてあげたかった・・・とのお言葉をいただきました。
リッちゃん、みんなの心を掴んでいて・・・なんか凄いなとちょっと感動で涙が・・・。

さて、そろそろポリやんの所に合流して、のんべんだらりんと寝てる頃かな?
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ネコ | 日記
Posted at
2022/09/06 23:09:23