
7月末に購入し、一旦ブログへアップするために開封したっきりだったTomixのNゲージ車両「東武N100系 スペーシアXセット」。
ハイグレード仕様の上を行く、なんと室内灯が標準装備という豪華仕様なのですが、実際に点灯してみると僅かながら中央部分が暗く感じられる様な。標準装備なだけでもありがたいけど、同じ事に気付いた方が早速SNSで対策を披露しているのを発見しちゃいました!
本当は先週の台風の時にでもやろうかと思っていたものの、資材が思いのほか簡単に調達出来ず、やむなく今週に延期。お盆休み明けの激務(に感じただけ)の疲れからか昨日は早寝してしまい、普段通りに目覚めたので午前中から作業開始ですよ(´ー`)v

両先頭車に関しては室内灯の形状もあって光ムラはさほど感じられないので、中間車4両に対策を施します。まずはパンタグラフのない4号車から。パンタ引っ掛けて壊しそうだしw

まずはボディとシャシーの2枚におろします。室内灯は座席パーツに被さっていますね。

2箇所の爪を解除し、さらに2枚におろします。手前は取り外した室内灯ユニットで、奥にはシャシーから室内灯に電源を供給するスプリングが覗いています。

3つのパーツで構成されている室内灯ユニット。上からハウジング、プリズム、基盤。
これらが接着剤やネジ1本使わずに組み立てられています。凄いですよね!

使用したのはこれらのテープ。百均でも似た様な物があるらしいけど、耐久性が謎なので。

基板に貼ったマイラップで中央部分の光を反射させ、マット加工されたメンディングテープをプリズムに貼って光を散らす寸法ですね。これを組み直して元通り装着します。
基板は絶縁されてはいるものの、念のためアルミテープは使用せずポリエステル製のアルミ蒸着テープにしました。

ボディにシャシーを組み込む際、貫通幌パーツに室内灯ユニットの爪に干渉するので一旦取り外しておき、組み込んでから取り付けた方が上手くいく様です。

購入直後(上)と対策後(下)を比較。均等に光が回る様になったと思います。

パンタ付き車にも施工。案の定引っ掛けてパンタ1基分解・・・直せて良かった(^_^;A

最後に2号車、動力車です。薄型の動力ユニットが開発され、窓から見えなくなりました。

比較用に並べたリバティ(上)は窓の下の方に動力ユニットがチラリと覗いています。

シャシーだけで並べると、ダイキャスト部分の厚みがこんなに違うとは。もちろんそれだけ軽くなるので、牽引力という点ではリバティに分があると思います。
しかし、よくこの薄さで収めたなぁ・・・( ゚д゚)ポカーン

背もたれだけでお茶を濁しているリバティ(上)に対して、スペーシアX(下)は座席全体がモールドされています。リバティには別売りの汎用室内灯ユニットの設定あり。

一見似通った台車ですが部品番号の刻印が違いますね。車端部のトイレタンクパーツは板状のリバティに対してスペーシアXでは立体的に造形されています。

台車の形状そのものは似ていますが、よく見ると台車枠に違いがあるのが分かります。実車ではプレス鋼板溶接構造のスペーシアXに対し、リバティでは野田線用60000系と並んで側梁を4面溶接構造とした台車枠が採用され、上下のリブが特徴的です。

動力車も全く同じ様に施工し、無事点灯・・・走行させないと分からないので(^_^;A
前照灯の光漏れはまた別の機会に・・・視力と集中力が続かん・・・(∋_∈)
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Posted at
2024/08/24 21:57:41