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DE10・・・この夏に始まる、東武鉄道鬼怒川線でのSL運転に備え、蒸気機関車の保守／回送用にJR東日本から購入した、東武鉄道では初のディーゼル機関車（移動機、工事車両を除く）になります。

なんと今から6年半ほど前に実車を見ていました。
初めて行った車両工場の公開イベントで！
この機関車は当時、JR東日本大宮車両センターで入換機として使われていたのです。


ヘッドマークに隠れていますが車番は「ED10 1099」で、入換機のため双頭連結器（自動連結器と密着連結器）に交換され、煙突の脇にはスピーカーが取り付けられています。また車体脇には密着連結器解放用の器具（トラ柄の取手）がぶら下がっているのも見えます。通常は入換機として車両センター（工場）内で使われますが、屋根上には無線アンテナ、床下にはATS車上子（保安装置）が付いているので本線走行が可能でした。



昨年暮れ、秋田車両センターで点検（入換機仕様から通常仕様への戻し含む）を受けた後に東武鉄道向けに回送され、東武線内では電車にサンドイッチされるという珍しい形で運ばれ注目されました。
長年地元沿線を見てきたいち鉄道ファンとして、昔では考えられなかった様な事が次々と起こるので気を抜けませんし、とことん楽しまないといけませんね。このディーゼル機関車に関してはあくまで裏方としてですが、地元沿線での活躍に期待です(´ー｀)b