
タイトルから多くのハイブリット車は軽快に走らないということでしょうか。
ハイブリッド車には数回乗っただけですのでよく分からないので読んでみました。
[エンジンブン回し派]でも大満足!! ガソリン車に負けてない[快足ハイブリッド車]4選 ー ベストカーWeb
(2025年3月28日 掲載)
https://bestcarweb.jp/feature/column/1152238
『上質なのに爽快! 環境性能も高いのに操る喜びも満たされるホンダ・シビックe:HEV』
3,998,500 円(税込)
2.0リッター直噴エンジンで「燃料を無駄なく燃焼させて高トルク化」と書かれていて疑問に思い調べました。
シビックRS、1.5Lターボで最大トルクは 24.5kg・m(240N・m)/1700~4500rpmです。
シビックe:HEVのエンジンの最大トルクは 18.6kg・m(182N・m)/4500rpmです。
排気量と過給器の違いがありますが「高トルク」とは思いません。
それよりもシビックe:HEVのモーターの最大トルクが 32.1kg・m(315N・m)/4500rpmに注目ですね。
『PHEV×後輪駆動ベースAWD×トルコンレス8速AT=走りが爽快なマツダ・CX-60 PHEV』
2,779,700 円 ~ 4,790,500 円(税込)
記事で「300psオーバーのシステム出力を誇り、国内最強PHEVの呼び声が高いCX-60。」と書かれていて凄いと驚きました。
エンジンの最高出力 138kW(188ps)/6,000 rpm と
モーターの最高出力 129kW(175ps)/5,500 rpm の合計で「300psオーバー」でした。
エンジンとモーターの同時最大出力は回転数が異なりますので体験はできないでしょうし、特定の条件でないと「300psオーバー」を体験することは叶わないと思えてなりません。
ちなみに最大トルクは、
エンジン 250N・m(25.5kgf・m)/4,000rpm
モーター 270N・m(27.5kgf・m)/400rpm
『NISMOモード発動で体感できる日産・ノート オーラNISMOの韋駄天ぶり』
2,779,700 円 ~ 3,195,500 円(税込)
「力強いトルク」と書かれていましたので主要諸元を読みました。
最大トルク
エンジン 103N・m(10.5kgf・m)/4,800rpm
モーター 300N・m(30.6kgf・m)/0-3,183rpm
ちなみにシビックe:HEVは
最大トルク
エンジン 182N・m(18.6kgf・m)/4,500rpm
モーター 315N・m(32.1kgf・m)/0-2,000rpm
ノート オーラNISMOの排気量が 1.2L ですので比べてはいけないのかもしれません。
車両重量は、ノート オーラNISMO 1,280kg、シビックe:HEV 1,460kg です。
シビックe:HEVと比べると味付けで「韋駄天」になるかもしれません。
『トヨタ・ヤリスハイブリッドモデルは安いのに気持イイ侮れない走りが身上』
1,657,700 円 ~ 2,887,500 円(税込)
ハイブリッド車の記事のはずなのにガソリンエンジンの排気量を書いたりと焦点が定まらない記事と感じます。
ヤリス・ハイブリッド車
2WD
エンジン
最高出力 67kW(91ps)/5,500 rpm
最大トルク 120N・m(12.2kgf・m)/3,800rpm〜4,800rpm
フロントモーター
最高出力 59kW(80ps) (回転数の表記なし)
最大トルク 141N・m(14.4kgf・m) (回転数の表記なし)
E-Four
2WDにプラス
リアモーター
最高出力 3.9kW(5.3ps) (回転数の表記なし)
最大トルク 52N・m(5.3kgf・m) (回転数の表記なし)
紹介されている他の車に比べて少し見劣りします。
筆者もそう思ったからハイブリット意外の話を書いたのかな。
でも、他車よりもリーズナブルです。
価格を考えると日産・ノート オーラNISMOがベターな選択に思えます。