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前々からやりたかったPCXのウエイトローラー交換にチャレンジしてみました。
以前、ネットで「PCXのウエイトローラーのサイズはアドレスと同じ」という情報を見かけました。アドレスのウエイトローラーなら、以前交換してほとんど消耗していない15gのものがあるので、これを試してみようと思ってました。ネットの情報なので当てにならないかもしれませんが、まぁダメ元で開けてみようということで。
で、サービスマニュアル片手に駆動系を開けてみようとしたところ、駆動系のカバーはそのままでは外せないことがわかりました。
まずはサイドカバー(左)を外す必要があります。結構ネジが多くて面倒でした。あと、外すのはいいのですが戻すときにツメの位置が合わず、結構苦労しました。
サイドカバーが外れれば、あとはアドレスと似た感じですね。必要な工具は以下のものでした。
・プラスドライバー
・8mm、10mm、22mmラチェット
・5mm六角レンチ
・ユニバーサルホルダー
・トルクレンチ(なくてもOK)
ウエイトローラーを取り出してアドレスのものと比べてみると、見た感じ大きさは同じでした。
セットしてもちゃんと動くので大丈夫かな、ということで変更して元に戻しました。
早速試乗してみましたが、これがかなりイイ!!
ノーマル状態だと60km/hくらいまではかなり低い回転数のまま加速していきます。
トルクがあるのでそこそこ速く、静かでいいのですが、慣れてくるともっと上の回転を使いたくなります。
そこでウエイトローラーを軽くすることで、この回転数が高くなります。
ノーマルは18gですが、今回15gに変えたことで、少し上の回転数を維持したまま加速するようになりました。
感覚的にはアドレスの出足のような感じです。
70km/hオーバーの高回転域はあまり変わりません。最高速も変わりませんでした。
回転数があがることでメリットが大きいのが、峠の上り。
スピードが落ちるタイトなコーナーでもグイグイ加速していけます。うまい人が乗れば結構速いんじゃないでしょうか。
ということで、今回0円でできたチューニングにしてはとても満足度の高いものでした。
まだ50~60km/h付近の加速の谷は残っているので、トルクカムも交換してみる予定です。
アドレスのウエイトローラーが使えれば、ヤフオクやアドバンスプロなどの1000円程度のWRが使えるので手軽に試せますね。
ただし、使用する際には自己責任でお願いします。m(_ _)m
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PCX | 趣味
Posted at
2010/05/03 01:58:56