関東遠征も無事に終え、高速ツアラー(といっても巡航速度は90km/h程度だけど)から、再び日常の街中チョイ乗りクルマに戻った我がセリカ。
普通に買い物に乗り出して気が付いたのが…
このランプの点灯。
これ、最近のクルマには無いモノだそうですが…「排気温警告灯」でして、触媒の異常加熱を表してます。
つまり“床下が火事になりそうだから気を付けろ!”ってことを訴えてるわけで、この対処は“燃えそうなモノ(枯れ草等)が無いところに停車して、とにかく冷やせ!”らしいんです。
この異常加熱を検知するセンサーは、触媒のなかに突っ込まれてる「ガス温度センサー」と、マフラー設置場所の上部にあたる室内側にある「フロア温度センサー」2ヶ所。
前者は

これは室内にこのように引き込まれてます。

ちなみにこの「ガス温度センサー」は新型車解説書によると、“触媒内の温度が高くなるにつれて内部抵抗が急激に減少する”そうで、つまりは平常時には“ほぼ導通してない”ものみたい。
そして後者は

もちろんこの下には

そしてこの「フロア温度センサー」の作動状態は新型車解説書によると、“ある一定以上の温度を検知すると、バイメタルによりOFFとなる”、つまり平常時はON=導通してることになるんです。
で、これらを検知して判断し、異常ならば警告灯を光らせているのが…
ステアリングポストの根元付近に上向きに取り付けられているこの「排気温ウォーニングコンピュータ」なる箱。
もちろん「コンピュータ」なんて名前付いてますけど、そんな賢いモノじゃないのは明らかですけど(笑)
ということを踏まえ、現状を検証してみる。
まずは走ってからクルマを停め、フロアを触ってみる。
まずはマフラー上部のフロア…
まったく熱くないっ。
では助手席下の触媒は…確かに熱いけど、それはもちろん許容範囲。
実はこの部分、運転席からすぐに手を伸ばして触れるのですが、「えらいこっちゃ」ってほどでもまったくありません。
つまり全然異常加熱してる様子はないんです。
…というか、冷えてる状態でエンジン掛けてるときからすでに点灯しちゃってるので、これはシステムの明らかな異常なんです。
でもシステムって???
ちなみに助手席下の防振材が真っ黒けなのは、今回なったものではなく…これは以前キャブを付け替えて走った時、あまりのフケの悪さにアクセル踏みまくって走ったことがあったんですが…その原因がなんと、ジェットの付け忘れ。つまり、ガソリンが霧化されずに燃料駄々流しで走ったことでめちゃくちゃフロアが熱くなった時の跡でして、あの時はホント触れませんでしたからね、フロアは。でも排気温の警告灯は付いた記憶はありません!?
ってことで、まずは単品の確認からしましょうか?!
ガス温度センサの端子間の導通状態を見てみると

全くの不通状態…つまりこれは正常と見ていいんでしょうね。
でも不安なので、スペアの触媒を引っ張り出して配線を接続。

やはり警告灯は点灯しっぱなしです!?
そしてもう一つ、フロア温度センサーの方は

完全に導通してる状態ですから、これも異常無し!
ではコンピュータ自体の異常ではないかと、疑いは濃厚になりますね??
ってことで、部品取りの配線から該当部品を取り出し
車載のモノからカプラーを引っこ抜いて、こいつに付け替える。
でも…なんら状況は変わらず。。。
え~っ、何っ、何なのよぉ???
ってことで、ここからは…また今後の原因究明へと繋げることになりますが。
こうなると疑わしきは
配線ですね、やはり!
この2か所からの配線を辿れば…どこかが切れてるか、どこかが繋がっちゃってる?!
ただ、急にそんなことが起こるとも思えないから…最近、どの部分を触ったのか?を思い出しながら、探してみたいと思います…真犯人を。
乞うご期待…でも、いつになるやら???
Posted at 2019/08/16 05:56:07 | |
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