
クラッチのシリンダーを、オーバーホールしました~。
最近、MINIのギアが入りにくくなってきたと嫁さんより報告あり。
よくよく話を聞いてみると、どうやらクラッチがちゃんと切れておらずシフトチェンジしにくいみたい。
で、実車を確認してみるとスレーブシリンダーからのフルード漏れのようです。
まだ致命的な状態ではなく、とりあえずフルードだけ交換してみたら一時的に復活したので、その間に部品手配してシリンダーをO/Hすることに。
スレーブシリンダーの位置は、ブレーキブースターの下あたり。
そのままでは狭くて手が届かないので、ECUボックスなどを外して作業スペース確保。
手前にあるブローバイの配管も邪魔だったから外して、シリンダーのブラケットごと摘出する。
シリンダーからピストンを分解して、シール類とスプリングを交換。
AP製のリペアキットを使用しました。
続いて、マスターシリンダー。
こっちは漏れは無かったけど、ついでなんでO/Hしておきます。
まずは室内側から、ペダルとの接続部を取り外し。
ペダルの根元のとこにピンが留まってます。
空調のホースは先に外しておくと作業しやすいです。
低くて狭い場所なんで、腰に負担が。。
エアクリボックスなどの邪魔者を外してから、マスターシリンダーを取り外し。
ボルト2本を緩めるだけだが、手持ちの工具ではうまくボルトに届かず苦戦しました。
シリンダーとタンクが一体になってます。
スナップリングを外して、ピストンを分解。
シール2ヵ所を交換して組み戻し。

あとは元通りに組み付けて、フルード入れてエア抜きして完了です。
しかしまぁ、DEFと比べると整備性がえらい悪いですね…。
作業内容としては簡単なことなんだけど、MINIはとにかくスペースが狭くてやりにくい。
まぁそれでも今時の車に比べればやりやすいほうなんでしょうかね。
Posted at 2017/07/01 05:12:38 | |
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