腱鞘炎で病院に行った際、地元の路線バスを見まして。
「あ~、最近バスなんて乗ってないねぇ。子供のころはよく乗ったなぁ。」
子供のころは、今住んでるトコとは全然違う地方に住んでました。
そこで、親に連れられて買い物やら何やらで、しょっちゅう乗っていたのが、このバス。
阪急バス 三菱ふそう MR410 呉羽車体工業製ボディ
バスに乗る度、この写真のまんまのバスが停留所にやって来た。毎回毎回いっつも同じ型のバス。
だから今でもバスといったら、コレ。阪急のこの型。
ヘッドライトベゼルが斜めってて、真正面から見ると今にも泣き出しそうな顔。
コレに乗ってスイミングスクールに通ってたけど、そのスイミングが嫌で嫌で。
「今日もスイミングや、嫌やな~。」ってユウウツな気持ちが、コレの泣きそうな顔とダブって。
今から思うと、その時のユウウツな自分は、この今にも泣き出しそうな顔のコレに不思議と仲間意識を感じていたのかな。
コレに乗ったら、いつも必ず運転席のすぐ後ろ、、、じゃなくて前側昇降口のすぐ後ろの席。前輪タイヤの真上。
そこは縦長の細い固定窓があって、他の座席より一段高くなってて、前の景色もよく見えたし、運転手のおっちゃんもよく見えた。
今時のジョイスティックみたいなレバーじゃなくて、床からニョッキリ生えたエノキダケのでっかいの(←昔のシフトレバー)をダブルクラッチでガックンガックン掻き回して、大きな車体を操ってる姿が、子供心に「かっこええな~~~」
そんな思い出があって、就職してしばらくしてから、仕事とかでは全然必要ないけど、大型免許も取ってしまったという…。
コレだったら、ちょっと無理してでも買い取って、レストアしていつもキレイにして乗りたい。
それぐらい、大好きなバス。阪急の、コレ。
※画像は拾い物
Posted at 2010/08/21 13:54:07 | |
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