お盆ですね。
お盆と言えば、ほおずきと仏花を持ってお墓参りに行って、家のお仏壇にも提灯飾りと盆菓子をお供えして、家中みんなでお仏壇の前でお寺さんのお経に合わせて、「南無阿弥陀仏~」。
この時期の風物詩です。
この仏壇、全国的にも名産地は他にもいろいろある様ですが、三河地方もまた、伝統工芸産業として昔から盛んです。西尾の抹茶、一色の鰻、岡崎の八丁味噌などと共に、地域の古くからの産業として教えられたものです。
先日油屋さんの丸目のご老体サンバーを紹介しました。その油屋さんのある国道大橋の、ちょうど反対側の橋のたもとにあった仏壇屋さん。写真は、その仏壇屋さんで活躍しているサンバーです。
ずいぶん前に国道大橋が架け替えられる事になり、仏壇屋さんは、1キロほど川上に移転しました。移った後は、それこそ御殿のような、それはそれは立派なお店になって、「やっぱり仏壇屋さんは、儲かるんやろなぁ。」と羨ましがった思い出があります。
その仏壇屋さん、お店で使っているのは、ず~っとサンバー。
もう、何台か買い替えていらっしゃるようですが、いつもサンバーが店の前にいます。
桐生工業製のその架装荷台は、いろんな大きさの仏壇に対応できる様に、天井の高さを変えられる幌タイプにしたそうな。
注文されてから、長い時間をかけて仕上げる仏壇は、丁寧に慎重に運ばないといけない。乗っている人間が乗り心地がいいということは、荷台の荷物にとっても優しい乗り心地、つまりそういう点でも、四輪独立サスペンションが奏功しているのか。
そんなサンバーの活躍が、立派なお店の建て替えに貢献したのか。
お店の大将がサンバーを選ぶには、きっと理由があるはずだ。
ゴン太顔のサンバーではないけれど、仏壇屋さんのサンバー、末永くお店の大将にかわいがってもらえるといいな。
Posted at 2012/08/13 23:15:04 | |
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