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久々の試乗！　今気になる２車種を乗ってきた。

アバルト　プント　エヴォ




ご存じ、FIAT グランデプントの後継(MC)車種、プントエヴォのアバルト版。エンジンが160psになり、他各所がホットハッチ仕様になったもの。日本に入って来てるのは左ハンドルMTのみ。

ドライブモードがNモードとSモードと用意されており、Nモードの時はちょっと速いNAのコンパクトカーって感じだが、Sモードに入れた瞬間一気に別の車かと思うほど走りが良くなる。加速が良くなるだけではなく、ハンドルもずっしりと重くなったりするのが面白い。

アバルトではチンクエチェントとプントのみの扱いで、両者結構キャラが違うので、比べるのも面白い。こちらの方は割と硬派な走り好きに好まれるような、汗臭さを感じる車種。アクセルを踏めば踏むほど気持ち良い音色となり、3000回転以降はアドレナリンが出る。イタリア車というとどうも剛性不足でしなるようなイメージを持ちがちだが、アバルトプントエヴォは剛性感もばっちり。車という部分においてはかなり良かった。後部座席も問題無く大人が座れる。タイヤはピレリ。ただ、オーディオが残念。外部入力なし、iPod接続もなし、一体型で通常は取り外し不可能。今時CDいっぱい持ち歩かないってば…




リアが格好いいなあ。綺麗にまとまってる。




ハデハデアルミに赤いブレンボが覗く。




質感たっぷりのアバルト専用メーター。アイドリングストップはニュートラルに入れたら働く。復帰タイムラグも短くて快適。



これとシトロエン DS-3は価格も性能も拮抗するのが悩ましいところ。マイナーさと目立ち度ではこっちの方が上。でもエンジン音とかはDS-3の方が好みかな。あっちは右ハンドルもあるし。







２車種目



マツダ　デミオ13　スカイアクティブ




マツダが満を持してリリースした新型エンジンを搭載した初の車。何でも圧縮比を14まで高めることで燃費を一気に改善しているとのこと。それでいて走りはいいという前評判が気になって、ついに試乗。現行

デミオのMC前のは、車重の軽さがよく分かるような感じのフィールで、 キビキビ楽しいけどちょっとヒョコヒョコ感もあり、乗るとちょっとチープな印象だったが、このスカイアクティブ仕様ではエンジンの他にもサスが見直されたりボディの剛性が向上したりと、エンジン以外の部分のパワーアップが心地よかった。
乗り心地が、このサイズの車とは思えないくらいしっとりしていた。それでいてハンドルはちょっと重め。マツダらしいクイック感は健在。室内のタイト感も含めてスポーティにまとまってきたように思える。メーターの新デザインもいい雰囲気であった。しかしながらスカイアクティブエンジンはやや非力で、ちょっとした坂道でもグォーっと回り出すのは、NAの軽に乗ってるようだった。エンジン以外はしっかり感あるので、エンジンがもうちょっとパワー出してくれたら素晴らしいのにな、と思った。

今月でるアクセラ20スカイアクティブは チューニングをパワーの方に振っているらしく、期待である。




スタイルはいいが、見た目通り後部座席は狭い。膝の前のスペースはほとんど無いしリクライニングもしない。クーペっぽいというか。




デミオ13スカイアクティブの新設計メーター。高級感があって良いと思う。右のi-DMと呼ばれるマルチファンクションディスプレイも見やすい。




エンジンを切ったら運転を講評されるw