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とまるんのブログ一覧

2019年10月27日 イイね!

信号機のない横断歩道での停止率の向上(2018年→2019年)

信号機のない横断歩道での停止率の向上(2018年→2019年)こんにちは/こんばんは。


守ります。横断歩道の歩行者優先、

とまるん です。




先日(2019/10/10)、JAFによる「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査の結果が発表されました。
「信号機のない横断歩道」一時停止率は17.1% ~前年比2倍となったが、依然として止まらないクルマが8割以上~ 今回の調査でも最も高かったのは「長野県」
https://jaf.or.jp/common/news/2019/20191010-01

この調査は、JAFが2016年から毎年行っており、昨年2018年には都道府県別の車の停止率が公表され、今年2019年も同様に都道府県別の車の停止率が公表されました。

調査は、JAFの調査員が信号機のない横断歩道を渡ろうと立ち、その時に車が止まるかどうか調べたとのことです。 お疲れさまでした。

(信号機のない横断歩道を渡ろうとする歩行者がいたら、車には停止して歩行者の横断を優先する義務があります。任意のマナーではなく、交通ルールに定められた車の運転者の義務です。皆さんご存知ですよね。)


昨年、停止率0.9%で全国ワーストだった栃木県、
今年は、停止率13.2%で全国29位となりました。
この1年間、「止まってくれない!栃木県からの脱却」活動で、広報啓発・取締り強化を行ってきた成果が出たようです。

全国平均は昨年8.6%に対して、今年は17.1%。およそ2倍です。

念のため、調査の条件を確認してみます。
JAF信号機のない横断歩道調査条件2018-2019

特に、調査の条件が変わったということは無さそうですね。


それでは、信号機のない横断歩道における歩行者横断時の車の一時停止率、2018年と2019年の比較を見ていきましょう。

まずは、横軸に2018年の停止率、縦軸に2019年の停止率をとり、各都道府県の結果をプロットするとこのようになります。

信号機のない横断歩道 停止率向上2019年 グラフ1

右上がりの灰色の線は(y=x)つまり、2019年=2018年の線。
各プロットから縦方向に見て、灰色の線から上がった分が、停止率の向上です。
1位の長野、2位の静岡、は元々高かった停止率がさらに向上しています。
元々低い停止率だった各都道府県も、停止率が向上する傾向がありました。
特に、兵庫県の向上が著しいようです。


次に、横軸に2018年の停止率、縦軸に「2018年→2019年の停止率変化(ポイント)」をとって、プロットすると次のようになります。
停止率の向上としては、こちらのグラフの方が分かりやすいですね。

信号機のない横断歩道 停止率向上2019年 グラフ2


停止率の向上(ポイント)で見ると、兵庫が1位。11.1%→43.2%。32.1ポイント向上。
次いで、新潟。13.8%→36.2%。22.4ポイント向上。
北海道(4.2%→24.6%、20.4ポイント向上)、
山梨(5.6%→26.0%、20.4ポイント向上)、
沖縄(9.5%→29.8%、20.3ポイント向上)。
これらは20ポイント以上、停止率が向上しています。いいですね!


全体的に停止率が向上したのは喜ばしいことですが、それでも全国平均の停止率は17.1%。8割超の車が信号機のない横断歩道を渡ろうとする歩行者を無視して停止義務を行っている状況にあります。

まだまだ改善が必要です。


信号のない横断歩道で渡ろうとする歩行者がいたら、周りの車が止まらなくても、まず自分の車から止まる。

それを見て「止まろう」と思う車のドライバーがいるかもしれません。
少なくとも、歩行者は見ています。歩行者は体験します。止まった車がいたことを。

止まれる/止まる車を増やしていきましょう。
止まれば渡れる人がいる。信号のない横断歩道。



グラフのデータ。一応、貼っておきます。
グラフの元データ


出典:

信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2018年調査結果)
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2018-crosswalk

信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2019年調査結果)
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2019-crosswalk

2019年10月10日 イイね!

「信号機のない横断歩道」2019年の調査結果

「信号機のない横断歩道」2019年の調査結果こんにちは/こんばんは。

守ります。横断歩道の歩行者優先、

とまるん です。


そろそろかな?と思っていたところ、発表されたようです。
今年2019年のJAFによる「信号機のない横断歩道」(信号のない横断歩道)での車の一時停止率全国調査の結果。

「信号機のない横断歩道」に渡ろうとする歩行者がいるのに、車が止まらない(交通違反)問題。
JAFによる全国調査は、2016年、2017年、2018年と行われて、昨年2018年は都道府県ごとの停止率が公表されました。
https://jaf.or.jp/common/news/2018/20181025-01

2018年の停止率、全国平均は8.6%。
1位は長野県58.6%、2位は静岡県39.1%でした。全国ワーストは栃木県0.9%。



さて、2019年の結果はどうだったのでしょう?

JAF ニュースリリース 2019年10月10日
「信号機のない横断歩道」一時停止率は17.1% ~前年比2倍となったが、依然として止まらないクルマが8割以上~ 今回の調査でも最も高かったのは「長野県」
https://jaf.or.jp/common/news/2019/20191010-01


調査結果の詳細はこちら。

信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2019年調査結果)
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2019-crosswalk

歩行者が横断歩道で渡ろうとしているときの車の一時停止率、
全国平均が昨年2018年の8.6%から、今年2019年は17.1%と倍増。

都道府県別の1位は、昨年と同じ長野県。停止率68.6%。2位も昨年と同じ静岡県52.8%。
栃木県は停止率13.2%で、29位。
停止率は昨年0.9%に対して今年13.2%。
止まる車がおよそ15倍になった計算です。

この1年間、栃木県警察や栃木県内自治体、下野新聞や民間企業など、
栃木県内の多くの人が「脱!止まってくれない栃木県」を願い、
周知啓発・徹底に力を注いできました
その成果がこのような形として表れました。

とはいえ、栃木県の13.2%は2019年の全国平均17.1%には及ばず、
まだ8割から9割近くの車のドライバーが、信号機のない横断歩道に渡ろうとする歩行者がいても止まっていないのが実情です。

栃木県の関係者の方々も、まだまだ気を緩めずに、一層と周知徹底を図っていただきたいと思います。

来年2020年のオリンピックが終われば、2022年に栃木県で開催される「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」があります。栃木県に多くの人が訪れるでしょう

また、その後も、この地で育つ子供たち、そしていずれ高齢者となる私たち自身の為にも、信号機のない横断歩道を渡ろうとする歩行者がいれば車が当たり前に止まって歩行者優先を守る交通風土を醸成していきたいものです。






2019年10月05日 イイね!

「止まってくれない栃木県」の1年

「止まってくれない栃木県」の1年こんにちは/こんばんは。

守ります。横断歩道の歩行者優先、

とまるん です。


昨年、2018年10月、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査結果を公開しました。

「信号機のない横断歩道」の車の一時停止率は8.6% ~前年から0.1ポイントの増加に留まる~ 一時停止率が最も高かったのは「長野県」
https://jaf.or.jp/common/news/2018/20181025-01


2016年、2017年、2018年と3年続けて行われたこの調査、3年目の2018年は初めて都道府県ごとの車の一時停止率が公表されました。

信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2018年調査結果)
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2018-crosswalk


停止率の全国平均は8.6%。最高は長野県の58.6%。
最低、全国ワーストは栃木県の0.9%でした。

信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしていても車が全国で最も止まらない栃木県、停止率ワーストの栃木県。
それから、1年が経とうとしています。



そんな中、栃木県のテレビ局「とちぎテレビ(とちテレ)」で、栃木県警察の「信号機のない横断歩道」への取り組みを特集していました。

とちテレNEWS
PR開始から1年 「止まってくれない!栃木県」その成果は




栃木県県庁からちょっと南に行ったところの横断歩道


渡ろうとする歩行者がいても車が止まらず渡れない横断歩道(宇都宮市内ファミリーマート前)



2018年11月に全国で周知啓発強化週間が設けられ、栃木県では11月26日~28日の3日間、県内各所で広報や取締りを強化。



ポスター、チラシをつくって周知啓発



ここはYouTubeによくアップしているスーパーマーケット「ベイシア」前の横断歩道から北に行った所にある交差点。
ここでも周知啓発活動を行ったようです。



自虐的なCMも話題になり、栃木県民の意識も少しずつ変わってきた(?)



栃木県、栃木市、壬生町は、モデル事業所として、率先して信号機のない横断歩道での歩行者優先を守るとのことです。



信号機のない横断歩道での歩行者優先。(道路交通法第38条
渡ろうとする歩行者がないことが明らかでない限り、横断歩道(停止線)直前で停止できる速度で進行しなければならない。
渡っている・渡ろうとしている歩行者がいれば、横断歩道(停止線)直前で停止し、歩行者の横断を妨げないようにしなければならない。(概略)

任意のマナーではなく、交通ルール。車のドライバーの義務です。
違反すれば、「横断歩行者等妨害等」違反点数2点、反則金9千円(普通)です。



この1年の周知啓発・取締り強化の中、栃木県の信号機のない横断歩道での交通事故は減ったとのことです。



この1年の周知啓発や取締りの強化で、信号機のない横断歩道における歩行者優先は、関心が高まり、理解も広まり、渡ろうとする歩行者がいる信号機のない横断歩道で止まる車は増えてきているようです。

しかし、一方では、信号機のない横断歩道で止まると車の流れが滞る、止まると後続車に追突されたり、歩行者が止まらない他の車にひかれるなど交通事故を誘発するから止まらない方がよいと主張する意見もあります。残念なことです。

これまで長年続いてきてしまった、横断歩道は歩行者優先ではなく車優先、という意識。歩行者は車が通り過ぎていなくなってから渡る。
そのような交通風土が変わることに抵抗感を持つ人もいるのかもしれません。


しかし、今、時代は、これまで蔑ろにされてきた、軽視されてきた「信号のない横断歩道における歩行者優先」が再確認され、それが守られていないことが問題とされ、守られる交通社会に向けて進み出そうとしています。


昔は社会が寛容過ぎた飲酒運転も、今は飲酒運転は悪いことだという共通認識が社会に広がっています。
「飲酒運転をしない、させない、許さない」
それが普通の認識であり、普通のまともな人は飲酒運転をしません。

信号のない横断歩道における歩行者優先を守ることが当たり前になり、信号のない横断歩道を渡ろうとする歩行者を無視して通過することが悪いことだという認識が広がれば、
「横断歩行者妨害をしない、させない、許さない」
これも社会の普通の認識となり、普通のまともな車のドライバーは横断歩行者妨害をしなくなるでしょう。

信号のない横断歩道に近づくときは歩行者の有無を確認し、渡ろうとする歩行者がいれば止まる運転をすることが当たり前の交通社会、そうなってほしいと思います。


横断歩道の歩行者優先が守られる交通社会にむけて、
車を運転する一人ひとりが、たとえ周りが止まらなくても、まず自分から止まるという意識をもってほしいと思います。
誰かが止まれば、他の車も止まりやすくなります。
その止まった車を見て、その時は止まれなかった車も次の機会に止まろうと思うかもしれません。
もし他の車が全く止まらなくても、横断歩道を渡ろうとしていた歩行者は、止まった車がいたという体験をします。
それは、横断歩道の歩行者優先が守られる交通社会にむけた一歩になります。

千里の道も一歩から。


自分から止まる。信号のない横断歩道で渡ろうとする歩行者がいたら。
そのようなドライバーが増えて欲しいと思います。


横断歩道における歩行者優先の交通ルールを守り、信号のない横断歩道を歩行者が優先して渡れるという本来の当たり前を本当の当たり前にしていきましょう。

子供も高齢者も含め歩行者が安全に安心して横断歩道を渡れる交通社会へ。

プロフィール

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何シテル?   07/20 23:35
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