競争原理

早朝にB3で出かけるとき、いつも利用している駐車場がある。
家から歩いて15分程かかる、お街近くの銀行である。
銀行の駐車場に料金ゲートを設けて有料にしたものだ。
繁華街のすぐ側なので、きっと無断駐車が多かったのだろう。

この駐車場、昼の駐車料金は滅法高いのだが、夜間、21時から朝8時までなら上限400円で利用出来る。ﾜﾀｼは21時過ぎに駐車して5時前後に出すことが多いので、300円で利用出来る。

この駐車場の隣に、もう一つ有料駐車場がある。銀行の駐車場より早くから三井のリパークとやらで、空地を駐車場にしていた。こちらの料金は、22時から8時までは上限500円。

隣り合わせに有って、一方は21時から8時まで上限400円、他方は22時から8時まで上限500では、勝負は見えている。しかも、銀行の駐車場はしっかりと壁とゲートで囲まれていて安心感が高い。みんな当然銀行の駐車場を利用する。

しかし、人間は欲深な生き物だ。
銀行の駐車場を利用する度に、夜間料金の適用範囲が20時からにならないものかと考えていた。21時まで待っていると、帰宅して寝るのが遅くなる。
早朝出発に備えて、少しでも早く寝たいのだよ。

そんなことを考えながら、通勤ウォークで駐車場の前を歩いていると、300円という大きな文字が目に留まった。なんと、高かった方の駐車場の条件が変更されて、20時から8時まで上限300円となっていたのだ。
あな嬉し♪これからはこちらを利用するとしよう。

しかし、何故隣同士で競争しちゃうのだろう。
せめて20時から8時まで上限400円としておけば平和的に共存できたと思うのだが、どんどん料金を下げていくと、駐車設備の投資額が回収できなくなるではないか、と余計な心配をしてしまう。節税対策だからイイのか？

ま、よく分からないけど、利用者としては19時から8時まで上限300円くらいで十分です。旨味が無くなって駐車場止めちゃうなんてことにならないようにお願いしますね。