国道299号線の峠を行く～その③　麦草峠（長野県）

こんにちは～♪　はるぶーです(^^)v

国道（酷道）299号線の峠巡り、いよいよこの日の最終戦、麦草峠に向かいます。

□名称：麦草峠（むぎくさとうげ）
□所在地：長野県南佐久郡佐久穂町・茅野市
□路線：国道２９９号線
■実走日：2018年4月28日（土）晴れ
■実走車：CB1100

十石峠を越えると、いよいよ長野県です。
前回の碓氷峠の時もそうでしたが、σ（＾ｰ＾）の場合なぜか長野県に入るとテンションが上がります(笑)。
タイトル写真はそんな私の長野県のイメージです（注：国道299号線ではありません）。


実際はこんな道を下ります↓。



σ（＾ｰ＾）のような酷道好きの変態にとっては楽しいツーリングですが、普通の家族連れの方々には間違ってもお勧めできないルートであることはこの時点までで確定しました。

それでも山裾に下りてからは、畑の中を走る快走路となり、いかにも長野にきたぞー！と言う感じでテンションが上がります。
道端に座っているおじさんと白い大型バイクに気をつけながら気持ちよく走ると、昨年GN125で走った国道１４１号線に突き当たります。

ツーリングやドライブルートとしてメジャーな国道１４１号線は、GWということもあって、クルマもバイクもそれなりに多いのですが、若干の重複区間ののち、麦草峠方向に分岐します。

分岐後しばらくは正面にところどころで八ヶ岳が姿を見せます。
この道、分岐から先は通称「メルヘン街道」と言うらしく、群馬県内とは打って変わって、別荘地の中を抜けて行く高原道路という感じです。
その後はいよいよ一気に高度を上げ、周りはいつしか白樺林となり、やがて標高が2,000ｍを超えるころになると一気に気温も下がりだし、GWだというのに、路肩にところどころ雪が残るようになります。



冬用ジャケットを持って来なかったことを後悔しながら、スキー場の前を通る頃になると、さすがの電子制御1100ｃｃエンジンも、目に見えてパワーの落ち込みを体感できるようになります。



麦草峠は標高2,127ｍ。全国の国道で２番目に高い峠です（１番は国道292号線の渋峠）。



σ（＾ｰ＾）もバイクもやっとの思いで峠にたどり着いたら。。。



うしろに写るお方は自転車で上がってきたらしい(@_@)
しかも、この寒いのに汗びっしょり(笑)

いろんなジャンルの変態なお方がいらっしゃるもんだと感心してしまいました。

麦草峠は頂上部分はなだらかな鞍部がしばらく続いたあと、蓼科の別荘地に向かって急激に下っていきます。
これがまた気持ちのいいワインディングで、林越しに雪を頂いた八ヶ岳を見ながらのダウンヒルを堪能した後、一日一緒だった国道299号線に別れを告げて帰路につきました。

この日の総走行距離470キロ。
たっぷり一日下道を楽しめるこのルート、酷道好きな方にはおススメできます(^^)v