川崎に本社のあるDラーさんから試乗会の案内が来たので、早速、本日予約をしてから訪問してみた。
本来なら、i4の試乗会であったが、色々と行き違いがあり、諸々と気分を害する事もあたが、まぁ、そこの話は、今回は割愛w、結局、昨日届いたという、iX1 xDrive30 xLine の試乗をさせて貰う事にした。
最近の現行車に、この濃いグリーンカラー(サンレモグリーン?)のボディーはよく見かける様な気がする。グリルは、相変わらずデカイが、電気自動車なので、空気の取り込みが必要ないためか、閉じた仕様となっている。
ボンネットも開けて見せて貰ったが、全体をデカイカバーで覆われているだけの様で、横から覗くと隙間だらけ。。センターに見えたのは、たぶんモーターだろうか。
まぁ、内燃機関に比べると、モーターは小さくてスペースも食わないが、その反面、床一面には、バッテリーが引き詰めらているのだろうから、車両総重量が2トンを超えるのは、そのせいであることが容易に想像できる。
バッテリーの重さがデメリットにもなるのだが、一方で、低重心となるので、走行性能はより安定した走りが楽しめるのかもしれない。
走りに関連するところは、電気自動車ならではのパワートレインを構成しているだろうから、さほど不安要素となるところはないと思うが、やっぱり気になるのは、航続距離だったり、長距離時走行時のガソリンスタンドに代わる充電所や、自宅駐車場の充電環境が課題となってくるのだろう。
インテリアは、従来の内燃機関と比べてどうだろうか。。最近の傾向から、一体型液晶ディスプレイ(カーブド・ディスプレイ)は、スマホと同じ、タッチパネル。ナビの拡大/縮小も指で操作が基本となっている。ただ、他のメニューに入る際に、一旦、ホームメニューに戻らなければいけないなど、走行中の操作性にはまだまだ課題が在りそうだ。
フロントにあった殆どの操作が、液晶パネルに集約されているので、物理的なスイッチ類やつまみが周辺に無く、いたってシンプル。テスラのデザインもそうであったので、行きつくところはどのメーカーもこんな感じなのだろう。
あと、電気はシフトノブも必要無い事から、センターコンソールは、先進的なデザインだ。内燃機関で言う「R」、「N」、「D」は同じ様に配置はしているが、シンプルな形状となっている。
早速走りを愉しんでみた。。エンジン音が無いためか出だしはとてもスムーズ。気になっていたアクセルワークは、回生ブレーキの強弱が選べるようになっていて、アクセルを離した時のブレーキ量に変化を感じる事ができる。この回生ブレーキは文字通り、バッテリーの持ちに影響してくるので、基本、回生を強めにして、その感覚に慣れてくれば、ほぼ問題にはならないだろう。
同乗したセールスの許可をもらって、安全な直線でグイっとアクセルを踏んでみる。。期待通り、驚異的な加速感だ。音が無いので、一瞬のうちにワープでもしたかのような感覚だw
トルクは494Nm、最高出力は272psで、街乗りで、走りを愉しむには十分すぎる値である。。が、長距離走行には、関連する課題がまだまだ残っていると個人的には思う。
航続距離は、465kmに達しているが、実環境では、エアコンを回すことも想定すると、その数字は、あまり安心できるとは言い難い。まぁ、いつになるかはわからないが、乗り換える時期には、多くの選択肢になるのが、電気自動車であるのは間違いない。それまでに、今の課題については、殆どが解消されている事に期待したい。
Posted at 2023/04/30 00:26:25 | |
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