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クルマの車格的には入門ポルシェであるが、今後発生するであろう不具合に対するメンテナンスの事を考えると結構上級者向けというアンバランスなポジションのクルマです。
DIY精神を持った人ならむしろ1/1プラモデルみたいに向き合える良いクルマですし、サーキット走行もそれなりにはこなします。

ただし、サーキットを本気で走るということとなると、クルマとしての作り込みレベルがストリート前提なので、本気な方はMR系であればGT4やスパイダー、911系であればGT3系をおススメします。

まぁ、街乗りからワインディングレベルなら、良い脚を入れれば一級のオープンカーになると思います。このレベルの仕上げがたぶんクルマにとってもオーナーにとっても幸せだと思います。w

たぶんストリートだけで稼いだ10万キロであろう個体。
修復は無いと聞いているが、左ドアやらリアバンパー等は再塗装してるので、見る人が見てやっぱり修復あり！と言われても驚かない個体。www
先に結論を書くと、
そこそこメンテすればそれなりには高速サーキットも走れそう！！！コスパは良いかも？
ただし、少し華奢な部分もあるのでやっぱり911の弟分なんだね！という感じ！

いちおう、高速走行に耐えられるメンテは必須で、それ以外にも水、オイル関連で同じ枠を走るサーキット走行の皆さんを危険に晒してはいけないので、水とオイル周りの弱いところは対策はしたほうが良いかもですね！
なので、交換は転ばぬ先の杖含めて、
ブレーキパッド
ブレーキローターフロント純正形状、リア純正サイズスリット


ブレーキホース

エンジンマウント新品アッシー&強化インサート

クーラントリザーバタンク

エンジンオイルセパレータ&汎用キャッチタンク

ドライブシャフトブーツ交換（左右、インアウト）

フューエルフィルター

がメンテナンスで、
チューニングは
DG5 T-tecサスペンション
のみ。
エアクリ、マフラーなども完全ノーマル！

軽量化部分は、
シート後ろ内装撤去
エンジン上部内装撤去
エンジン上部の小物入れ（タンスとか言われてる）撤去
運転席フルバケ化
助手席撤去
で35キロぐらいマイナスでしょうか？

ブレーキすっぽ抜けが想定外でしたが、まずは安価に出来る導風板をGT3化し、ローターのバックプレート撤去、ホントはメンテが面倒になるから嫌だけど純正には必ず付いてるブレーキのダンピングプレートを付けてローター熱をキャリパーに伝わり難くしてみようかと。。。
それと実績のあるバジットの耐久パッド、通称「黄パジ」も用意してみようかと。

走ってみたら割と素直な動きでFSWのタイムは221キロしかストレートで出ませんがまーまー速いと思いました。
※以下はそれぞれ真冬の実績ですが964は240キロ、996CUPは265キロ、そして同系統エンジンな996.2C2は240キロぐらいだったかなー？

996.2C2とは排気量0.4違い（馬力は68馬力違う。。。）で20キロもストレートが遅い。
964は軽くて、前面投影面積が小さいので260馬力でも20キロ違うのは凄い！
986は羽も無いんだからもう少し伸びても良さそうですがそんなもん。

脚の作り、エンジン出力等は明確に911と差別化されていますが、ミドエンジンなのが理由かわかりませんが動きはとても良く、扱いやすいのは魅力！

2枠走ってみて、不具合は
ブレーキ抜けとシフトが少し嫌な感じ。。。
シフトはシンクロ云々で入りにくいとかでは無くシフト時にキュキュッ！みたいな音が出る。
ミッションなのか、スパってシフトしたタイミングなのでエンジンのドライブベルト周りか？？
いずれにせよ、念の為ミッションオイルをちゃんとしたスノコに換えて上げつつドラシャやハブボルトの緩みなど各部をチェックしてあげようかと。

まぁ、いきなりサーキット全開にさせられたY!OKボクちゃんですが、多少の不安材料はありつつ、スピードはまーまーでちゃんと走ることは確認出来たので良かったです！

996CUPや964RSみたいなサーキットスペシャルと比べるとなんか頼りなく華奢に感じる部分が多いのも事実ですが、トンガリさんモデル達と比べるのは不公平で、寧ろ脚だけでここまで走るのパフォーマンスを評価してあげたいかも？

ちなみに割とMRポルシェではデフを入れる事例が多いですが、それはあったほうが良いけど転がし方である程度はなんとかなるんじゃね？とは正直思いました！
ここら辺はクルマを弄れないパーティーレースで鍛えられた対応力が発揮されたんですかねー？ラインとかを工夫してリアタイヤを縦に使うのを楽しみます！

なので、当初の予定通り、
サスペンションの車高とバネ変更のみのセッティングでどこまで乗りやすくて、そして速くなるかを継続していきます！
筑波にもどこかで行きたいですねー。

ボクちゃんFSWでシェイクダウン。


朝イチのチョイ濡れNS枠で走行！
やっぱりNS枠は他のクルマの動きが読めず怖い。。。タイヤは18年10週ラップ保護無し&1分山のA050M。

なので少し様子見で走り始める！
そしてなんと、15分経過時にブレーキがスコンと抜けた。。。走行終了。。。
ブレーキフルードはこれしか使わないIDI、ブレーキパッドは初めて使ったアクレ800c、ローターは新品のOEM品！
前後ともブレーキパッドは焼けて赤から赤茶に。。。986は華奢なのか。。。アクレの800cがダメなのか。。。汗

ブレーキエア抜きツールを忘れてしまい。。。linlinさんにエア抜き用のホースのヘルプをして頂き無事エア抜きして、次の枠はゆるふわ系のブレーキで走る。
タイムは2秒17

で想定より良かったのですが、

なんとか走れるが3セクでビックリマークにマルなエラー。。。1本目の最後にも出た。。。
ブレーキフルード満タンなのになぜか「フルード足りないよ！」なエラーとのこと。
ピットインして再始動すれば消えるのですが走ると3セクのG強いところでまた点灯。。。ごるわぁ！！！ブースターポンプのカプラーを繋いでも点灯。。。どういうこと？？？
過去の6シリーズでは経験なし。。。誰か教えてー。。。

クルマ的にはピンを入れれば0秒台は見えるし、もしかすると2分切れるかも？でスピードはあるが少し華奢かなー。。。

とりあえず動画をどうぞ！

996.2CUPと986Sの2022シーズンバージョンのセッティングを進めてます！

まずは996.2CUPから！
カナードは結構前に入手して取り付け済み！



ショックはカップ純正のザックス2WAYにノーマルの24-26キロのスリックレートから18-20キロに変更！

16キロから24キロの間の組み合わせでセットする予定！

そして、ノーマルウイングをハイマウントステーで高くする予定でいたのですか、先週C-WESTのS耐ウイングが値下げ出品されてるのを発見！そして、ラッキーなことに無事落札！
取りあえず付けてみたがカッコいい！！！



ノーマルの天板も付けられるので結構なセッティング幅になったかと。
残りは後期のカレラバンパーでもゲット出来たら下部をカットしてエア抜き効率上げたいんですが、そんな都合よく出てこないし、今のカップ純正のカーボンバンパーをカットする勇気もありません。。。(^_^;)
取りあえず、この子は手持ちのA050GS（ホカホカ無し）でFSWとTC2000のタイム出しをしてみます！フルノーマルだったカップのタイムを越えられるかな？？？(^_^;)

また、Y!OKボクちゃんもアライメント無しで動かしたら直線でも恐ろしい動きをしたので本日自宅で簡易トー調整！
普通のトー範囲に調整したら普通に走るようになりました！良かった！(^o^)
現状は6インチ＋ヘルパーで16−18キロでセットしたが、

なんとほぼ新品の同じスウィフトの6インチな14キロ、15キロ、16キロの3セットを送料込み1万でゲット出来た&カップ用の硬めのバネもあるのでボクちゃんはバネ変更のみの厳しいマイレギュレーションであれこれやってみます！
これはカップのセッティングの勉強の補習みたいな感じですねー。
でも、色々やってて楽しい(^o^)

フロントショックの仕様変更から帰って来て車高も決まった！


ブラックボディに青なカラーにしてもらった！
下げようと思えばまだまだ下がる！けど、使い勝手最悪になるのでここら辺で一旦決めた～。
バネレートはあんまり自走もしないし！という訳で16-18kのサーキット仕様！
他メーカーの吊るし脚はレートが低いのが多いのでイキナリハイレートからスタート！高ければ手持ちのバネで調整しますー！
兎に角、LSDも無しで脚のセットだけでどこまでタイムが出るかの実験です！　

また、PSMの制御セッティングの問題なのか！RRに比べてリアの荷重が少ないのか6-7世代（981以降の世代は知らず。。。）ボクスター&ケイマンは室内のPSMオフボタン入れてもPSMのおせっかい介入が多く、ブレーキ、特にリアブレーキが異常発熱する傾向あり！996.2C2では起きなかった事象で不思議。。。
相方が一時期乗っていた987.2SではFSW一枠でレッドキャリパーがダークレッドになるぐらい焼け、すげー怒られた。。。(^_^;)
なのでY!OKボクちゃんはPSMフルカットの処置を！
ボンネット開けて、クルマに向かって左のカバーを外すとブースターポンプが現れます！

ポンプ下のカプラーは外れず。。。困り果て上側の内張り剥がしたら電源カプラー発見！

ABSユニットのカプラー外すとPSMの警告灯以外にABS警告灯が点きますがこちらだとPSM警告灯のみ！

トラクションが増えるわけでは無いですがコーナリング中のブレーキ制御やスロットル制御は無くなるので上手くクルマのロールを使って走ればちゃんと走る予定！
一方、脚が柔らかいのが多いというのもありピッチング動作でリア荷重が抜けやすく介入しやすいというのもあるかな？と思っています。そういう意味ではボクスターでは設定の無いであろうハイレートでピッチング、ローリングをコントロールするので大丈夫な予定。あくまでも脳内シミュレートなのでどうなることやら。。。

6系ポルシェは見た目不人気なんですがオプション設定の車種が多い第一世代PSMだからなのか？こんな感じでシステムからの切り離しが出来ます！7系だとネットではフルカットした！ってブログも上がってこないので、もしかすると6系だけの芸当なのかもですねー！
なので、自分は水冷はちょっとプリミティブな6系が好きです！(^o^)（あっ、でも安いところが一番好きです！(笑)）
これで、964RS、996.2CUP、986SとABSオンリーの三兄弟となりました！＼(^o^)／