美瑛番外地のブログ一覧

ここ数日、ギリシャ関連のニュースがまた増えまして
「スーパーの棚がカラッポ」の映像とか見ると
旧ソ連をはじめとした東ヨーロッパの国を
思い出してしまいました（失礼。）

個人的な予測では、EUの安全保障上の理由から、
ドイツはギリシャのEU離脱を認めないでしょう。
オパマ政権後のアメリカの外交姿勢を見れば、
ギリシャをロシアに獲られるくらいなら
大甘の妥協案で繋ぎ止めようとしそうな気がします。
（直接占領されなくても、軍港と空港をロシア軍に
供用されたら、EUにとって非常に厄介です。）
ロシア側に「ウクライナの仇をギリシャで討つ」意欲がどの程度あるのか？不明ですが。

ギリシャは債務超過を隠してEUに加盟しましたけれど、ドイツは内心それを承知しつつ、
NATOがバルカン半島を掌握しておくために「知らないフリ」をしていたんじゃないか？と
疑ってしまいます。国際政治なんて、やくざ紛いの話がゴロゴロしていますからな…（汗。）
100年前からバルカン半島が「ヨーロッパの火薬庫」と言われていたのを思い直すと、
カネの問題で済んでくれれば御の字…って気もしてきました（心配し過ぎ？）

さて、もののついでにギリシャのGDPを調べてみたら、2,400億ドルでした。
（ギリシャの債務は総額 3,200憶ユーロ＞約3,600憶ドルです。）
2,400憶ドルを１ドル＝122円で日本円に換金するなら29兆3,000億円で、
神奈川県とほぼ互角です（県内総生産額　30兆2,000億円。）
ギリシャの人口は1,100万人で、神奈川県は900万人ですから、
能力的にはずば抜けた差は無いのかな？（やや神奈川の方が良好ですｗ）

ちなみに北海道の道内総生産額は18兆2,000億円でした。
北海道の人口は550万人でギリシャの丁度半分ですから、もし人口を２倍にできたら
36兆円！（実際には、過疎化 & 高齢化で頭を抱えていますけどね…汗。）