1週間遅れですが、先週のサンクスギビング休暇の内容です。
久々に自動車博物館行ってきましたのでシェアさせていただきたいと思います。
自動車博物館シリーズ第8回です。
11/22(木) サンクスギビング休暇初日。
8:00出発。
11:30ちょい前、ケンタッキー州レキシントンのTachibanaに到着。
ランチに鴨そば食べるんだもんねー、と思い、開店時間まで待つも、
誰もおらず。。。
サンクスギビングで休業のようでした。。。
気を取り直して、オハイオでは食べられないShake Shackに行くぞー、って行ってみたが、
やはりサンクスギビングで休業。。
その近所のWhole Foods(ちょっとおしゃれなオーガニックグローサリストアとでも言うんでしょうか、オハイオにもあるチェーン店です)は営業してたので、そこのサラダバーで昼食。サラダバーって言ってもサラダだけじゃなくて惣菜的な料理もいろいろ選べてちょっと楽しいです。
空腹も満たされたので移動再開。
16:00くらいにナッシュビル(テネシー州)に到着。(ナッシュビルとオハイオでは1h時差があるので、移動時間は9hくらい)
こんなのを見に行きました。
パルテノン神殿、の、原寸大レプリカ。
1897年のテネシー州制100周年記念万国博覧会のために建てられたそうです。
夕暮れ+紅葉でイイ感じでした。
で、その日はそのままホテルへ。
フリーウェイの降り口を3、4回間違えたす。。
11/23(金)
さて、自分にとっての今回のメインイベント、Lane Motor Museumです。
10:00開店に間に合うように9:30くらいにホテルを出発。
ホテルの隣には巨大ショッピングモールがあるのですが、ブラックフライデーということでそこに行くクルマが大渋滞。幸い我々は反対方向だったのでそれほど影響は受けず。
開場前に現地着だったけど、既に10人くらい行列を作ってた。
サンクスギビング明け初日ということで、特別に人数限定のベースメントツアーなるものが催されるとのことで、それ目当ての人たちだったのかも。
自分らは開場時間までクルマで待機。だって、寒いんだもん(汗)。
入場料を支払って、奥がトイレに行っている間、エントランスでぼーとしてたら、床に「ミュルサンヌ」とか書いてあるのに気付き、あれ?って引いて見たら、
ルマンのコース図が描いてありました。
ベースメントツアーはどうせ英語聞いてもわかんないし、いいや、と思ってたのですが、説明員の人に、「これは是非参加したほうがいい!」といろいろ説明を受け、せっかくだから、と、10:30~の部に参加することに。
さて、ベースメントツアー、地下に行くと様々な国の様々な年代のクルマたちが所狭しと並んでおりました!
ステップバン!
説明員の人が「KEI-car」って説明してましたよ。
ヨーロッパ。
フィガロ。
S500。
バモス。
スポールスピダー。
エスカルゴ。
X1/9。
914。
ふと見ると、外に巨大なクルマが!
なぜか、キャリー。アメリカ人には珍しいでしょうねぇ。
そしてベースメントツアー最後に目を引いたのは、奥のほうにある赤いクルマ、これ、Zです。
で、手前の丸目のCXもかっこいいなぁと思ったのですが、今これを書きながらネットを見てたら、これって北米仕様で、しかもシトロエンの正規輸入というわけではないんだそうで。確かにこっちでシトロエンって見ない気はしたけど、そもそもシトロエンて1970年代以降アメリカでは正規販売してないんだそうで。知らなかったす。
特別な時にしか公開していないベースメントを見ることができて、結果的にはよかったす。
さて、本館の内容です。
最初の展示は、エポックメイキングなクルマを集めたコーナー。
FISKER KARMA。
2011年に発売された、世界で最初のラグジュアリーPHEVなんだそうです。
パナメーラよりも長いホイールベースだけど、その後席の狭さのために、EPA(連邦環境省)でのクラス分けは「サブコンパクト」なんだそうで。
1950 Martin Stationette。
木でできたモノコック構造なんだそうで。なんか、カワイカッコイイ!
けど、量産には至らなかったそうで。残念。
1970 Citroen M-35。
これ、車高が低くて、小さくてかっこいい!
エンジンが、バンケルシングルローターって書いてありましたよ。マツダ以外もいくつかのメーカーはロータリーエンジンを試作していて、シルビアに搭載計画があった説や、メルセデスもC111に乗せてたとか、っていうのは聞いたことあったけど、シトロエンもこういうのあったんですねぇ。
その他、国毎の展示になっています。
ドイツ社のコーナーから。
1958 DKW AUTO UNION 1000。
フォーシルバーリングスのエンブレムは まんまアウディだけど、アウディを名乗ってないのですね。
このクルマの写真を撮ってたら、知らないおじさんに「このクルマに詳しいの?」って聞かれて、「いいえ」って言ったのに、「このエンブレムの4つの輪っかの意味知ってる?」って言われて、「4つの会社の意味ですよね、アウトウニオンとか、DKWとか、、、」って答えてみたものの、旨く答えられなかったす。今これ書きながら復習してみると、「左から順にアウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーを指すものとされる」って、wikiに書いてますね。アウトウニオン設立に参加した4社だって。
そして、改めてこのクルマの説明文を読むと、DKWっていうのはドイツ語で蒸気機関のクルマって意味の略語だったんだって。知らなかった。
そんで、その後も少しそのおじさんとの会話が続いて、おじさんが言いましたよ。「俺はテネシーで日産に勤めてたんだ、ゴーンが捕まる前だけどね」って。横浜にも銀座にも何回も行ったことあるって言ってました。
日本車のコーナーでは、スバルの特集が。
日本では言わずと知れたテントウムシ。
日本では珍しい、ブラッド。
多分これと同じ型のクルマ、会社の通勤者駐車場で見たことある気が。
その他、サンバーとか、インプレッサとかありました。
そして、自分の今回の密かなお目当てはこちら。
ご存知、シティターボ。
モトコンポも積んであります。
説明文にはブルドッグなんて書いてあるところもありましたが。
また、このもともとの発案が無限のHirotoshi Hondaだった、とも。
確かに、ホンダがターボを出す前に無限でターボキットやボディキット出してたですもんね。
隣にはトゥデイ。
パオ。
AZ-1。
これの説明文には製造者がスズキになってて、確かにエンジンはスズキ製だったけど、車体はさすがにマツダで作ったんじゃなかったのかしらん?
このクルマが登場する前にスズキが東京モーターショーに出品していたRS-3のコンセプトをマツダに提供した、なんていう話も書いてあったけど、本当かしらん?
ちょっと面白かったのはこれ。
エキゾチックカーコーナー。(国毎じゃない(^^;))
SZ。
当時、CGTVで紹介されてて、カッコよかったすねぇ。
フランス車コーナー。
サンクターボ2。
サンクですが、二駆です。
マトラシムカバゲーラ。
前列に3人乗れる(当時の自分には)珍しいクルマで、名前の響きが独特なのもあり、覚えていたクルマです。スーパーカーブームの時にカードかなんかを持ってた。
SM。
なかなか見ないですよねぇ。
2CVサハラ。
これも珍しいと思う。
205GTi
最近はあまり見ないすよね。
まだまだたくさん展示車があって紹介しきれませんが、楽しめました。
旅行自体は3泊4日で、日曜日に帰宅。
総走行距離937mile=1508km。