ひとりの週末もあと2回、ということで、
今週は一人でデイトンの航空博物館へ。
現地着は1pmくらい。
今回は比較的新しめの飛行機を重点で見ようと思ってたのですが、やっぱり最初はB29に立ち寄っちゃいました。
ボディサイドのイラストにあるように、これは広島に原爆を落とした機体(エノラゲイ)ではなく、長崎に原爆を落とした、ボックスカーです。
ボックスカーの下にはリトルボーイとファットマンの2つの原子爆弾が展示されています(これまで4回くらい来ているのに、ファットマンも展示されていたことに今回初めて気づく。。)。
ボックスカーに関する説明パネルがいくつか展示されているのに気付き、改めて最初に行った時の写真を見ると、そのころからあったみたい。これも今回初めて認識。
「第二次世界大戦を終わらせた飛行機」って紹介されていて、そうかもしれないけど、違うような。。。
B29の横、というか、下には紫電改が展示されています。
過去の記録を見返してみると、紫電改はDCの航空博物館にも展示されてましたね。形式がN1K2と、Nがついてるので、以前のぜろきゅうさんのコメントからすると中島が開発したってことなんですね。
よく見ると運転席の下に、メタノール挿入口、の記載が。でもその下にも燃料挿入口ってのもある。メタノールはオクタンブースター的に使ってたのかしらん。
さらに反対側には桜花。
と思っていたら、よくよく説明書きを読むと、桜花の訓練機だった。
続いて、朝鮮戦争時代はスルーして、冷戦時代に。
B2。モックアップなんでしょうけど、これ最初に見たときは感激したです。
サイバーCR-Xのコマーシャルに登場してたので。
F15イーグル。
ちゃんとした説明パネルが見つけられなかったけど、これ、フェアチャイルドのA10って奴よね。
昔、田宮の総合カタログに載ってたのをよく見た覚えがあります。
ちなみに、外にあったこれには"A10"の説明パネルがついてました。
CV-22B Osprey。
以前、そのご先祖をDCで見てましたが、こちらもまたご先祖の模様。
XC-142A。
これは結局市販には至らず、ここにあるのが最後に残った機体だそう。
前にぜろきゅうさんに教わった、もう一方のご先祖のXV-3は撮りそびれ。
みんカラなので、クルマも。
なぜかトラバント。
ウィリスジープ。
さて、飛行機に戻り、
先日デイトンのエアショーで見た、サンダーバード。
F-16A FIGHTING FALCON。
DCでも見た、ブラックバード。
LOCKHEED SR-71A。
そしてこっちが、SR-71Aの派生の、LOCKHEED YF-12A。
wikiを読み返すと、SR-71Aの派生、というよりは、SR-71A, YF-12AともにA-12という飛行機の派生みたい。
SR-71とYF-12ってそっくりと思ってたですが、並べてみると機首の形状が全然違うことに今回気付きました。
同様に、超音速、高高度を目指した、NORTH AMERICAN X-15A。
これもDCにもありましたね。
時代はさかのぼって、BELL X-1。
ライトスタッフでもX-1登場しますよね。
その後にイエーガーが乗るのが、LOCKHEED F-104C Starfighter。
X-15のところに来た時、小集団に対して説明員が説明していて、意外とわかりやすい英語だったので、自分もついて行ってみた。
こちら、P-75Aという飛行機。
プロペラが2段になっているそうで、どうやって動かしてるの?
答えはこちら。
操縦席の後ろにあるエンジンから、2本のドライブシャフトが伸びていて、それぞれのプロペラを駆動するんだそうで。
確かに、よく見ると操縦席の後ろにエキゾーストが見えます。
NORTH AMERICAN XB-70A VALKYRIE。
Bっていうくらいだから、爆撃機なんでしょうけど、結局これは空軍では採用されなかったとのこと。それは、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の時代になってきたからだ、って説明員のおじさんが言ってました。
wikiを読むと、SR-71との関係も書かれていて、興味深い。
NORTHROP MCDONNELL DOUGLAS YF-23。
F22の契約競争に負けたんだそうで。
で、実際にF22になったのがこちら。
LOCKHEED F-22A Raptor。
閉館が5pmで、結局4pm過ぎまで飽きもせず一人で見てました。
せっかくなので、外もちょっと見てみることに。
見終わった途端に雨がパラパラと。
ちょうど良いタイミングというのかどうなのか、撤収しました。
おしまい。
Posted at 2019/10/07 10:31:01 | |
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