整備手帳やパーツレビューにアップしていますが、5月中旬にタイヤ交換をしました。
タイヤ交換後、ひと月/1500kmの、街乗りから山路、高速ロングまで走った印象について
パーツレビューとは重なる部分もありますが、こちらでは本音も含めてアップしたいと思います。
今回XVに装着したタイヤは クムホエクスタPS71 というスポーツタイヤ。
正直なところ、タイヤ選択時に候補ではなかったクムホですが、縁あってモニターとして提供して頂いたタイヤとなります。
メーカーサイトによると、アテンザ、レヴォーグ、86、BMW3シリーズなどがターゲットとなるスポーツ系のタイヤです。
XVのタイヤサイズ(225/55R17)のスピードレンジは300km/hをも許容する「Y」規格で、国内メーカーではポテンザなど一部の高性能モデルのみが取得している規格のタイヤです。
XVとスポーツタイヤのマッチングはどうかな?とも思いましたが、思いのほか良好な組み合わせでした。
実際に装着して1500kmほど走ってみると、意外にもシッカリしたタイヤで安心しています。
特に乗り心地は、ショックをダイレクトに伝えていた硬い純正タイヤから、タイヤが衝撃を吸収しているかのようにショックの角を丸めたような乗り心地となり、タイヤノイズも明らかに静かになりました。
お世辞にも褒められたものではなかった先代XV(初期型)の快適性が、ワンランクも上がったかのようで、助手席や後席の同乗者からも好評だったので間違いない変化でしょう。
※XV が高級車になれるわけではありませんので誤解なきように。
その印象は、高速道路でも変わらず快適なハイウェイランを、
箱根の山路(旧七曲のダウンヒル)ではスポーツタイヤらしく、鳴きもせず気持ち良いハンドリングを感じさせてくれました。
梅雨時のレイン性能も文句なく、濡れた路面だからと言って違和感なくノイズも静かなものです。
性能に関係ないですが、タイヤサイドのデザインがカッコ良いですね。(トレッド面にもデザインがあり洒落ています)
気になる点としては
ハンドルが軽くなったことにより、高速走行時のハンドル修正が増えたことと、
山路のカーブで路面に切られたタテ溝に反応することでしょうか。
判断できなかった点は、耐久性(摩擦とひび割れ)と摩耗後の変化くらいでしょうか。こちらは追々レポートします。
ASEANやチャイナメーカーの激安アジアンタイヤほど安くはないですが(それでも安いです)、メジャーメーカーの廉価グレードを選ぶくらいなら、このタイヤを選ぶのも悪くないかな・・・ そんな印象を受けました。
自分的にはリピートしても良いかな・・・
それほど好印象でした。
≪クムホ補足≫
日本国内では廉価ブランドとして認知(?)されていますが、世界10位前後(TOYOタイヤより上位)でハンコックに次ぐ韓国2位のタイヤメーカーです。
今回の紹介したエクスタPS71の上位モデル(エクスタPS91)はBMW5シリーズに純正採用されるなど純正タイヤとしての実績も多いようです。
日本国内では、古くから日本法人を持ち、大手用品店でのプライベートブランドや廉価タイヤとして40年ほどの歴史を持ちます。
最大の欠点は、お騒がせな隣国のメーカー・・・と、云うことでしょうか。
(個人同士なお付き合いには支障ないんですけどね。)
Posted at 2019/06/22 21:17:35 | |
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