みんカラで書く事では無いですけどカメラのレビューとか書いてみます( ̄▽ ̄;)
今回はカメラ機材のレビューを長々と書いたので興味無い人は読み飛ばして下さい、面白く無いと思います。
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ
オリンパスの現行フラッグシップ?です。
昨年E-M1Xと言う上位機が出ましたがコレはちと持ち運びに難儀する大きさなので素人が手を出す機体では無いかな?
と言う感じ、私が手を出せるのはここまでだと思います。
メーカーはダブルフラッグシップと言ってます、でもフラッグシップ機と言うのはメーカーで一台が普通ですよね、極端に方向性が違う機体、例えばソニーのα7Rシリーズやα7Sシリーズみたいに方向性が全く違うなら有りですけどOLYMPUSの場合は似た様な方向性ですからね。
正直E-M1 MarkⅡはセカンドグレードと言っても問題ない様な気もします。
E-M1 MarkⅢがどう言う仕様で登場するのか?
それ次第でE-M1シリーズが変わらぬフラッグシップ機なのか、フラッグシップ機はE-M1Xシリーズに譲りミドルクラス上位機の扱いになるのかが決まると思います。
ボディの質感は流石にマグネシウム合金なだけあってかなり良い質感です、安っぽさは全く有りません。
ただ重いです(汗
フルサイズ機に比べたら軽いと言うのを謳い文句にしてますけど逆に言うとフルサイズ機と比べないと軽さを主張出来ないとも言えます。
マイクロフォーサーズ機の中では間違い無く重くて大きな機体です。
メーカーが初代から変わり握り易くなったと言うグリップ、確かに深くなったので指の掛かりは更に良くなって居ますが縦方向が短いのは相変わらずです、さして手の大きく無い私でも小指が余るので縦方向に延長出来るL型プレートのベースを取り付ける事で解消されるのは初代と一緒、ミラーレス機はグリップ感を犠牲にするくらい縦方向が小さ過ぎます、これはいつまで経っても解消されない悪い点です。
レンズマウントより下側を後10mm長く出来れば解消される問題ですがどのメーカーもここには手を出して居ません、ミラーレスの不文律なんですかね?
初代からの変化点や改善点は
前後ダイヤルの操作感が変わりました。
初代は回すとカチッ!カチッ!と節度の有る回し心地でしたがMarkⅡは少しヌルッとした回し心地です。
ダイヤルに遊びが有る訳では無くクリック感が弱くなった感じと言えば良いのでしょうか?
趣味の道具としての質感は落ちた様な気もしますがプロの道具として出来るだけ音を立てたく無いと言う環境ではMarkⅡの方が良いと思いました。
初代は沢山回すとカチカチ音が周りに響いちゃいますがMarkⅡは沢山回してもあまり音を立てないです。
モードダイヤルにC1C2と言った様なカスタム設定を登録出来る様になりました、初代ではマイセットとしてメニュー内に有った機能ですが選択がダイヤルを回すだけなので素早く設定を変えられる様になりました。
C1が静物撮影の設定、C2が動き物の撮影設定と言った感じに登録しておくと変更が素早く出来てかなり便利だと思います。
グリップ側のストラップ取り付け位置が横から上に変わりました。
最初は上の方が握りや操作の邪魔にならないのかなとも思ったのですが・・・
今回SDカードスロットがダブルになったのでカバーが大きくストラップ取り付け金具を横に付ける事が出来なかったと言うのが本音の様な気がします。
これに関しては横にあった方がデザイン的に良かったです、使い勝手的に不自由は無いですけどね。
賛否両論の左側のボタン、フィルムカメラの巻き戻しクランクを模したデザインです、プロ機を謳うのなら懐古主義はやめた方が良い様な気もしますが個人的にはこう言う拘りは好きだったりします、使い易いかと言うとそれは別の話ですけど・・・
電源レバーは正直何処に有っても良い様な気がしますがAFモード切り替えやドライブ切り替えボタンはここに有っても押しづらいので正直使いません、私はfnボタンや十字ボタンに割り振ってます。
流石の上位機なのでカバーが付いてますが外部フラッシュ端子が有ります、スタジオ撮影や商品撮影で外部フラッシュを使いたい時に便利です。
E-M5MarkⅡには有ったのにE-M5MarkⅢにはこの端子、無くなっちゃったんですよね・・・E-M5MarkⅢがミドルクラス下位の扱いになったのがプラボディだけじゃ無くこの辺にも現れていますね。
これまた賛否両論のバリアングルモニターです。
初代では縦方向だけの一軸チルト式でしたがMarkⅡは横方向にも開く二軸式になりました。
普通に使う場合はこの状態ですが必要に応じて開いて使えます、縦撮りでローアングルやハイアングルで撮影するのには便利ですがモニター取り付け剛性が低いと言うユーザーも居るそうです、個人的にはここに負荷をかける様な撮り方や持ち方をしなければ良いんじゃない?と思いますけど・・・
個人的にこの方式は大歓迎でして、アングルの自由度が上がる事よりも
液晶モニターを閉じられるのが非常に良いと感じています。
撮影の殆どがファインダーで行いますので常時モニターが使えなくても差し支え無いし、この状態だと液晶モニターに通電しなくなる様でバッテリーの節約にもなるかなと思います。
ただ液晶モニターよりEVFファインダーの方が電気食うそうですけど(汗
歩いている時にモニターに気を使わなくて良いのが助かります、E-M10のモニターを割ったのが結構トラウマです(汗
モードレバーがAEL・AFLボタンの左側に変わりました、初代はレバーがボタンの右側に有りました。
これによりAEL・AFLボタンがカメラを構えた時の親指のすぐ隣に近付いたので親指AFがし易くなりました。
ボタン一個分ズレただけ、ちょっとした場所の変化ですがこれだけでS-AFだけじゃ無くC-AFも凄くやり易くなりました。
長くなりましたがカメラボディの質感やデザイン、操作性に関してのレビューはこんな所です。
カメラ機材の備忘録としても使い始めた時の第一印象として残しておきたいなと思ったので書いておく事にしました。
追記
E-M5MarkⅡとE-M1は徹底的に掃除してから富士フィルム製のフィルム&カメラ機材用の防カビ剤とシリカゲルをジップロックに同封して出来るだけ空気を抜いてから2つ目に購入したドライボックスにしまいました。
これによりE-M1 MarkⅡ一台体制になりました。
まだ防湿庫は買ってません、置く場所に困ってます(汗