山に籠って修行です。
京羅木山(京羅木山城跡・標高473m)山頂に登って、そこから約3.7km離れた星上山(標高454m)山頂まで縦走し往復してまた戻って来ます。
なお、自身にとって京羅木山は2回目、星上山は初めての登山になります。
朝、京羅木山の登山口がある金刀比羅宮の駐車場です。 この時点での標高は130mくらい。
今回の登山のお供は友達気取りでロッキーの愛称で呼んでるトミカのダイハツ・ロッキーです。
登山前に金刀比羅宮を参拝させて頂きました。(-人-)
9時39分、それでは登山開始です。
まずは京羅木山(標高473m)に登ります。 山頂までは約50分との案内。
京羅木山の登山道はなだらかで軽トラなら通れる幅の林道を約2000m歩きます。
京羅木山(京羅木山城跡)登山は2回目なので登山道の行程は大幅に省略して。
唯一の難所と言える最後の登りは胸突坂と名付けられた心臓破り100mの長い階段。
10時10分、京羅木山(京羅木山城跡・標高473m)山頂に到達しました。
山頂には登山者1名おられましたがすぐに下山されました。
戦没者慰霊と万邦恒久の平和を祈る観音像が立っています。
ロッキーと観音像。
京羅木山の三角点を捕獲しました。
霞んでる眺望は中海や大根島など。
そして、大内氏や毛利氏が陣取った京羅木山城から眼下には尼子氏の月山富田城がよく見える。
今回の登山はここから星上山まで縦走します。 星上山まで120分!とある。 これは遠い。
10時21分、覚悟を決めて星上山へ向けて歩き始めました。
京羅木山~星上山の縦走路を歩くのは初めてです。
谷間にある四つ角交差点(峠の茶屋広瀬越)は真っ直ぐ進む。
縦走路途中の山中に何のためにあるのか分からないコンクリートブロックを過ごす。
かつてはこの上に何かが建っていたのだろうか。
道中にはタケノコをたくさん見つけました。
森の中に「東」と書かれた三角点風の謎の石柱・指標。
野生動物と遭遇しそうな深い森の中を心細く歩きます。 ちなみに縦走路で人とは全く出会わない。
大きな落とし物を見つけて緊張が走る。 これはもしかして熊のもの!?
この周辺に何個か落ちてました。 すたこらさっさと通り抜けます。
三差路に当たりました。 星上山まで45分との案内。
それからは歩きやすい道が続いて星上山まで30分の案内を過ごす。
お地蔵さんがある分岐点です。 右。 星上峠展望台とあり一瞬戸惑うがそっちではない。
左。 星上山はこちら。 星上山まで約20分との案内。
11時46分、星上山の展望台的な東屋がありました。(京羅木山山頂出発から1時間25分)
ここからも眺望はやっぱり中海や大根島です。
この東屋の先に道が2つあって、左は茂みに登って行く狭い道、右は縦走路でまだ先が続く。
左の茂みに登って行く狭い道の入口には案内看板があったけど字が消えてて読めない。
それで右の縦走路を先に進んでみることにしました。
縦走路を進むと久しぶりに人と出会ってベテラン登山者風の年配男性が「山頂はもうすぐですよ」と教えてくれたので安心できました。
神社があったので石段を上ってみる。
11時51分、星の神が降臨されたという伝説のある星上山に建つ那富乃夜神社。
高い場所にあるのでここが山頂かな? しかし、捜せど特に山頂だと分かる指標や看板は無し。
参拝させて頂きました。(-人-)
神社から下りて縦走路を進むと今度は星上寺がある。
ここが山頂かな? でも神社より低い位置にある。 縦走路の先はさらに下山傾向。
山頂を求めて神社と寺を右往左往した挙句、やっぱり東屋のあの茂みに登る狭い道が怪しいと。
ここを登ってみました。
すると・・あっ、あった! ここが星上山の山頂だ。
12時8分、これにて星上山(標高454m)を制覇の図です。
なお、ここには三角点はありませんでした。
星上山山頂ぐるり360度の動画を撮ってみました。
周りは茂みで眺望は一切ありません。
眺望の良い展望台の東屋でランチタイムとしました♪
星上山の三角点についておにぎりを食べながらスマホで調べると三角点は別の峰にあるらしい。
あの分岐に立つお地蔵さんの裏手を登ったところのようだ。
12時35分、展望台の東屋から京羅木山に向かいます。
ここからだと3.7kmもあるのか。 神社や寺からだと4kmくらいありそう。
分岐のお地蔵さんのところに戻ってきました。(星上山まで約20分の案内があるところ)
左は星上峠展望台へ、右は京羅木山へ。 星上山山頂からこんなに離れた場所に三角点が?
左右の道どちらでもなく、お地蔵さんの裏手をとにかく高いところへ向けて登って行きます。
茂みの中に三角点がありました。
12時41分、星上山の三角点を捕獲しました。 これにて星上山は本当の制覇とします。
お地蔵さんの分岐から縦走路を京羅木山向けて歩きました。
帰り道も心細かったですね。 誰一人として出会わない。 熊とは出会いたくない。
谷間の四つ角交差点(峠の茶屋広瀬越)を過ぎてだいぶ京羅木山に近付いたときのことでしたが、縦走路の前方をたぬきがトコトコ歩いてすぐに脇の茂みに消えていきました。
とっさに茂みを撮影するもたぬき写らず。 登山中にたぬきを見たのは初めてで驚きました。
13時58分、京羅木山の山頂に戻ってきました。 ここまで来ると帰ってきた感があります。
京羅木山山頂からは林道を歩いて下山。 やはり誰とも出会わず。
14時34分、登山口がある金刀比羅宮まで無事に戻ってこれました。
約5時間の山修行でした。 山中の長い山歩きは精神的に寂しく心細くて怖かったですね。
アプリでの経路測定です。 金刀比羅宮駐車場⇔京羅木山⇔星上山の縦走登山を往復。
この画面では分からないのですがアプリ操作で確認すると15.6km?歩いてました。
帰り際に星上山の遠景をバックに。
この縦走登山を含めたこの日の歩数計は今年の年初来最高値を更新!
山修行でよく歩きました。