2月29日は那覇空港で娘と合流して沖縄本島の南部を巡った記録です。
僕の“島の沿岸を周りたい”と娘の要望に沿う様に、その場その場で行先を決めると言う半分行き当たりばったりのルートとなりました。
お天気は夕方までは晴れの予報なので一安心です。
『道の駅・かでな』から那覇空港までは約30Kmの距離だけれど、平日朝の交通渋滞を考慮して1時間の走行と予測してスタートしないとならないでしょう。
『道の駅・かでな』でのcw号。
昨晩から降り続いた雨は上がって雲の切間から日差しが見えて来ました。
変わり映えのしない朝食をさっと済ませて。
折角なので施設を見学してみます。
エレベーターで屋上に上がると米軍の嘉手納基地が見渡せます。
もう既に何人かがカメラを構えていました。
あの先の展望所へ行ってみましょう。
この道の駅の一つの売りでしょうか?
凄くお金が掛かっていますネ。
広い滑走路が隅々まで見渡せました。
朝8時半になると下に見える県道はもう既に交通量が増えて来ています。
丁度輸送機が離陸準備のタキシングに入っています。
この後、轟音と共に飛び去っていく姿を見送りました。
やはり気にしている? 騒音計が設置されています。
81dbはうるさいのかな?
さて時刻は午前9時、そろそろ空港に向かわねば!
やはり那覇市内で渋滞に捕まり、予想通りの1時間を要して空港駐車場に到着です。
渋滞中にcw号の頭上を今度は戦闘機が飛び去っていきました。
やはり戦闘機は先ほどの輸送機とは段違いの音でビックリしました。
那覇空港では訳もわからずに入った立体駐車場はターミナルビルの待ち合わせ場所からは遥か遠くの場所でした。
運動不足の解消になるかも、と延々と歩きます。
まだ時間に余裕が有ったのでちょっと寄り道しています。
日本最西端の駅『ゆいレール・那覇空港駅』です。
では最南端は? 隣の駅『赤嶺駅』でした。
(この後訪問しましたが、クルマが止められず撮影出来ず・・・)
これで正真正銘、北(稚内駅)東(東根室駅)西(那覇空港)南(赤嶺駅)と駅四極制覇完遂です。
娘の乗った便はとっくに着陸しているのに一向に出て来ません。
どうせ格安便だろうと勝手に決めていた僕はBゲートで出待ちしていました。
ん? 電光掲示板に聞いていた時刻の到着便が無い!
慌ててAゲートに向かうとそこにそれらしき便の表示が有りました。
JALなんだ! ケチのくせに。(笑)
荷物待ちで30分も掛かった娘がやっと出て来ました。
到着記念にパチリ。
遠路歩いてcw号に戻り、我キャリイ号“初めての2人乗車”でスタートしました。
北谷の山(丘)の上までやって来ました。
かなりの坂を上がりましたが、重量増はさほど感じずに走行出来ました。
しかして何故に教会?
沖縄在住の娘の友人お勧めのこのお店で昼食する為です。
店前には数台しか駐車出来ないので近くの教会に停めた訳です。
(これも友人からの情報収集済み)
行列必至のお店でしたが、この時は運良く待ち時間無しで入店出来ました。
先日食べて納得が行かなかった沖縄そばのリベンジです。
人気店なので味はきっと本物でしょう。
ここは看板メニューの謝苅(じゃーがる)そば(生麺)¥950をオーダーしています。
出汁もお肉も美味しかった。
けど、やはり麺が・・・ふやけたカップうどんの印象は拭えませんでした。
きっと僕は味音痴なのでしょう。
娘は「美味しい美味しい」を連発していましたから。
全部があのお店のお客さんなの? 満車状態です。
ここで次の目的地を決めて、南国情緒溢れる駐車場を後にします。
到着寸前の住宅地の狭い道を迷走しながら約20分でココに到着しました。
駐車スペースが見当たらず、近くで工事中の作業員さんに了解を得て路上駐車しています。
読谷のここが『沖縄本島米軍上陸の地』です。
娘の方はまったく興味が無いのですが、ここは僕の要望で訪れました。
あまり有名では無いので観光地化されていない場所でした。
現在は当時が想像できない位の穏やかな風景です。
無関心だった娘も碑文や写真を見て、なにやら物思いに耽っている様です。
cw号に戻って次の目的地をタブレットナビに入力してスタートしました。
10Km程走行して『残波岬』に到着します。
やはりこの尖った先っちょは外せません!
灯台までは歩きます。
久々の晴れの天気で温度も高目なので軽く汗ばみながら。
岬の最先端(歩いて行ける)まで来てパチリ。
白い砂浜が透けて見えない海はこんな感じの色です。
ここからも遥か遠くに名護の町が見えていました。
次の目的地へも15分の走行で到着。
ここは有料駐車場でした。 1時間¥100
『真栄田岬』は色々なアクティビティーが楽しめる場所として有名です。
確かに駐車場はサーファーやシュノーケリングする人達が大勢いました。
施設先の東屋まで歩いてまずはスマホで数枚撮影し。
ここではドロ君の登場です。
人気の無い場所から離陸させて駐車場のcw号(右下)まで画角に入れて撮影開始。
岬の先端まで飛行させています。
左上の船が集まっている辺りが有名な『青の洞窟』でしょう。
高度を下げると!
あんな所に人工の様な物が確認出来ました。
あそこまでどうやって行くのでしょう?
4シーン撮影したら次へと向かいました。
昨日横断した島のくびれ箇所を通過して、東の沿岸を南下しています。
当初の予定から絶対に外せない場所へと向かいました。
本島と平安座島を結ぶ5.2Kmの海中道路の中ほどにある『海の駅・あやはし館』まで来ました。
時刻は午後4時過ぎ、このように潮が引いていて島まで歩いて渡れそうです。
帰宅後に調べてみたら、島に有る石油会社が島民への見返りとして建設した道路だそうです。
海が写らないこの光景だったので、ここでの空撮予定は延期にしました。
平安座島へ渡ったら今度は娘の要望の地へ立ち寄りです。
ここも友人からのお薦めだそうです。
娘の大好物、海ぶどうを養殖している直売所です。
他にも数人の先客さんが店内でお食事?中でした。
僕はこの海ぶどうの美味しさがまったく判らないのですが・・・。
「味する?」 (笑)
お土産にたんまりと買い込むの図。
ここの店主ご夫婦はとても話の聞き出し上手で、今までの僕の旅話をかなりの時間話されられちゃいました。
特に「殆ど島から出たことがない」と言う奥様は礼文/利尻島の話には興味津々でした。
そりゃ〜、ここの正反対の北のはずれですからね。
それでは日が沈んでしまわない内に島回りをしておきましょう。
石油施設が沢山の平安座島と橋続きの宮城島とその先の伊計島をグルッとひと周りしてから浜比嘉島の南端近くにやって来ました。
民家の間の路地を抜けると広い公園が有り、近くに“シルミチュー・アマミチュー伝説”の霊場が有ります。
ここでも空撮の予定をしていたけれど、もう日が落ち出して来ていて良い映像がとれなさそうだったのでここも延期としました。
ではそろそろ那覇市内へ戻ることにしましょう。
暗くなってしまうと景色を楽しめないので沖縄では初めての高速道路『沖縄自動車道』で時短しました。
55Km1時間の走行です。
娘が那覇市内の予約済みホテルにチェックインし荷物を降ろしたら本日の夕食へと向かいました。
海の近くのこのお店『沖縄料理割烹居酒屋ぐるくん』です。
建物を漁船が貫通している変わったお店ですね。
操舵室は店内。
店内に釣り堀が有り、釣った魚を調理してもらえます。
店員さん(母/娘)がとても愛想が良くて楽しく食事出来そうです。
釣りには興味が無い父娘はそそくさと着席しています。
僕はこの後も運転があるのでノンアルコールビール。
飲兵衛娘は大ジョッキで乾杯!
また海ぶどうかよっ! しかもお代わりまで。(笑)
お刺身盛り合わせとか
若鶏の唐揚げとか、その他色々と味わっていると隣のお客さんと楽しい会話が始まりました。
よって以後料理の撮影無し。
那覇市でクルマ関係のお仕事をされているご夫婦さんで、そうなれば話の種には困りません!
午後10時近くまでワイワイ盛り上がり、最後にはお店のサービス品までご馳走になってからの退店となりました。
こう言う体験は一人旅では中々体験できない事で、二人旅ならではですね〜。
この日の娘は旅の疲れか、それ程杯が進まず(それでも大ジョッキ5)に会計は諭吉さん一人で済みました。 ホッ!
娘をホテルに送り届けたら当夜の宿泊地へと向かいましたが、既に予定の入浴施設は終了時間を過ぎています。
従ってこの日は旅始まって以来の入浴無し日となっちゃいました。
那覇空港南に位置する公園Pにて午後11時に就寝です。
○ 走行距離 220.5Km 総走行距離 2682Km
○ 空撮 真栄田岬
○ 入浴 無し
※ こうして父/娘の沖縄二人旅の1日目が終わりました。
幸いにもお天気には恵まれた日でしたが、翌日は一日中曇りか小雨の予報なのでそれを考慮したコースにする予定です。
【^_^】