月夜猫です。例のサス交換、作業漏れがあったので延長戦に入りましたw
国内では同封されないですが、オプションには必ず"取付説明書"が提供されていて、ディーラーなんかはオンラインで入手出来るんです。
この文書はホンダアクセスと言う法人が責任を持つ"手順書"(指示書)です。この通りに作業した結果不備があり、死者でも出したらホンダアクセスは業務上過失致死容疑で家宅捜索受けますし、不適切な手順書を出した当事者は立件対象になります。手順書とかマニュアルを商品に添付するって、それぐらい覚悟が要る事です。
たとえばボルト類だと、どれはキットのものを使うのか書いてあります。
ここまで書いてあるからボルト使い回しで死者が出ても、それは手順書どおりに作業しなかった整備士が業務上過失致死を問われるのであってホンダアクセスには責任が無いと言う事になります。
【延長戦突入の原因】
工程19の作業漏れ。
手順書のドコをどう読んだら"エイミングは不要"になるのか良く判りませんが、手順書に書いてあるのは"調整を行う"であって不要と判定する条件は一切ありません。つまりこの項番はMUST DOであり現場は必ず行う以外の選択肢を与えられていません。
【引き取れません】
今の状態ではセンシングが正しく機能するのか否か全く不明。これで万一事故った暁には、整備の不備によって危険回避が機能しなかった分の負担をしてクレと言わざるを得ないので、すんげーヤヤコシイ紛争に突入。そんな面倒事イヤなので延長戦突入です。
【ウチの業界でこれやると】
手順書は組織として責任を負うと明示した文書。作業者がこれを無視とか逸脱したら罪重いんですよ、ウチの業界。
システム引き渡し10分遅れの原因が手順書無視の場合、社員なら配置換えして業績査定で冷や飯、業者なら当事者出入り禁止が最低限。逆に手順書に間違え有りなら当事者の責任は問いません。
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自動車整備の現場を拝見してると、ホトンドの場合手順書やサービスマニュアルが手元に無いですね。一工程事に手順書に着手・完了を記録もしていない。これだと整備ミスが疑われた時、作業した個人が全責任負わされますよ。悪い事言いませんから手順書手元に置いてチェックしながら作業してちょ。
【もう一個驚いた事】
「じゃ、センシングのエイミングやったら試験成績書頂戴ね」にしたら紙出し機能ないとキタ。これはホンダが間違ってるんですが、見てわからない仕事の対価を客に請求するんだったら、「やりました」だけなんてあり得なくて、証跡添付が当然。立ち会う暇まではないので、画面の写真撮っといてにしてきました。
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で、エイミングの機材は別の店って事でマタ明日w
ネタに困らん三連休でございます。
でわ。(^^)/~
Posted at 2018/10/07 20:54:43 | |
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