アメリカが空母打撃群を展開している中、西部カリフォルニア州の基地で、ICBM=大陸間弾道ミサイルのミニットマン3の発射試験を実施したと発表しました。 第一の危機は回避されたとはいえ、北朝鮮牽制のためでしょうね。 そんな中、まだ危機が去ったわけではないのに安倍政権の閣僚11人がGWに外遊だそうです。 安倍首相はロシアで今回の朝鮮半島危機の話し合いもあるでしょうから、まあ、仕方ないとして、副総理が留守になるのは如何なものか。 外遊閣僚は、麻生財務相、岸田外相、世耕経産相、塩崎厚労相、鶴保特命相、石井国交相、山本(幸)特命相、松野文科相、加藤特命相、丸川五輪相。 外務省は大臣、副大臣全員不在。 官房長官が留守を守るとしても、やはり危機管理能力が問題といえそうです。 そのうえ、今回の危機に重要な役割がある稲田防衛大臣に問題が発生していることがわかりました。 防衛相にはベテランの政策参与が付くが、大臣がほとんど意見を聞かないので、全員怒って辞めてしまったとのことです。政策参与は事務次官より序列が上だそうです。 辞めたのは西正典前事務次官、片岡晴彦元空幕長、森本敏元防衛相の3人。 政府の対応を見ていると「朝鮮危機って、軍拡のためのやらせ?」と感じてしまいます。