日本には3000近くの温泉地があるそうです。すべてに浸かるのは不可能です。群馬・栃木の温泉に浸かるだけで十分満足なのですが、せっかく遠くまできたのだから有馬温泉以外の温泉にも浸かろうと考えました。前から気になっていた同じ兵庫県の城崎温泉でもと考えたりしたのですが踏ん切りが付きませんでした。
有馬温泉は昔から有名で日本三古湯や日本三大名泉に数えられています。日本三古湯とは有馬温泉、白浜温泉、道後温泉のことです。道後温泉は若い頃に一度浸かったことがあります。白浜温泉は未湯です。日本三大名泉とは有馬温泉、草津温泉、下呂温泉のことです。下呂温泉は未湯でした。有馬温泉に浸かったからは白浜温泉か下呂温泉に浸かろうと考えました。最終的には日本三大名泉の方を選択しました。
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有馬温泉 兵衛向陽閣」を出た時には晴れていました。高速道路を利用します。最初は順調でしたが大阪府に入った頃から渋滞です。動く気配がありません。給油もしたいので高槻市辺りでいったん下道に降ります。給油をしたあとまた高速に乗り直しました。渋滞はそれほどでなかったのですが、今度はゲリラ豪雨に巻き込まれました。雨は次第に止んできたとは言え岐阜県に入っても降り続きました。下呂温泉の看板が見えた辺りでやっと降り止みました。宿の駐車場からロビーまでは濡れずに荷物を運ぶことができました。
下呂温泉に宿は「水明館」でした。予約する時に「兵衛向陽閣」に負けないくらいの宿にしようとして決めました。初めてだったのですがなんとなく名前を聞いたことがあったのが決め手でした。
チェックインしてすぐに部屋に向かいます。ロビーは広いし調度品等は高価そうなものばかりだったのですがこの壁画には驚きました。
部屋は「臨川閣」3階の12.5畳の和室です。夕食時間の6時近かったのですぐに準備をしてもらいました。
待っている時間にバルコニーから外を眺めます。
準備ができたので下呂麦酒から吞み始めます。
おいしい料理がが並びます。
飛騨牛の朴葉味噌焼でご飯をいただきました♪
デザートまで美味しくいただきました♪
夕食の後は温泉です。三つの館に大浴場があり全部浸かりましたが、当然のように湯客がいましたので写真は撮れませんでした。朝が勝負です。
館内には皇族を初めとする著名人の写真が飾られていました。芸能人のデイナーショーも行われていました。囲碁や将棋のタイトル戦も行われていました。それで「水明館」という名前を知っていたのでしょうね。藤井聡太七冠の写真はありませんでしたが近いうちに飾られることでしょう。
朝5時に温泉に浸かります。まずは臨川閣3階にある「下留の湯」です。先客がいたので少し浸かったら次へと急ぎます。
山水閣1階の野天風呂です。脱衣所、内湯の「ぼたん風呂」にも人がいなかったので野天風呂に直行です
「龍神の湯」です。
とても幻想的でした。20分近く浸かっていましたが、内湯の方で人の気配がしたので上がることにしました。
飛泉閣9階の展望大浴場です。他の湯客と一緒に下呂温泉の街並みや飛騨の山々を眺めながら浸かりましたと言いたいところですが外はまだ暗くて見えませんでした。
朝食も部屋食でお願いしました。お櫃のご飯も全て頂きました。
いつもなら朝食後、さらにチェックアウト前に大浴場に行って温泉に浸かるのですが、今回は部屋風呂にしました。
この浴槽は源泉が引き込まれているのです♪少し狭いですが十分です。ツルツルしたなめらかな肌触りで体を優しく包んでくれる名湯です。極楽、極楽♪
帰りに信号待ちの間に下呂大橋から「水明館」を撮りました。素晴らしい宿でした。ちょっと温泉街を歩けなかったのが残念でした。
国道41号を少し行くと「はぎわら宿」という看板があって酒蔵がありました。これは寄らなくてはいけません。
フォトギャラリー:「天領酒造」(2023年9月11日)
天領というお酒は呑んだことがあります。ここでは「日野屋 純米吟醸酒 秋あがり」を購入してきました。
その先は松本市まで下道を走ります。途中奥飛騨温泉郷を通りました。平成20年頃は当たり前のようにこの辺まで日帰りで来ていたものです。元気だったのですね。松本ICで高速で帰ろうと思っていたのですが下道を走るのが楽しくなりました。
15年前まではよく来ていた鹿教湯温泉にも寄ってみました。この辺くらいまでなら今でも日帰りで来られますかね。
草津温泉に寄ればこの遠征で日本三大名泉に全て浸かれるのですが、草津温泉はすでに浸かっているので我慢しました。それよりも生ビールが呑みたくなってきたので東部湯の丸ICから高速を利用して足利に帰りました。
ホームページ:下呂温泉「水明館」
フォトアルバム:「下呂温泉 水明館」(2023年9月11日・12日)
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Posted at
2023/09/20 07:48:56