webCGの試乗記などを読むと、新しいモデルが出る度に改良点や進化点が識別されて、多くの場合は褒め言葉になっています。全ての記事がそうだとはいえないし、新しいクルマの記事を書くという使命においては、避けられない事情だとは思いますが、全体としては最新が最良と言っても過言ではないのでしょう。特にドイツ製のクルマの試乗記を読むと、大抵が「最良のモデル」みたいな書き方になっていることを感じます。
一方で、絶版モデルに復活して欲しい、みたいな記事を最近あちこちで見かけます。私も昔のクルマ、特に1960年代のクルマは好きなので見入ってしまいます。Youtubeでも1966年製のセドリックをEVにする企画のものがありました。例え最新のものが最良であったとしても、人にはノスタルジックな感情があって、古いモデルを懐かしむことが多いのでしょうね。クルマのように趣味性が強くて、憧れを感じていたものは特にそうなんでしょうね。
で、その復活して欲しいモデルでは、日産のクルマが多いように感じます。スカイライン(特にGT-R)、フェアレディZ、シルビアといった感じです。ホンダの車種が意外に少なく、目についたのはプレリュードのみです。初代シビックとかN360とかは、まだモデルが存在しているのと、似たようなイメージの現車があるからなんでしょうか。トヨタは2000GTですね。さもありなん、という結果でもありました。
個人的に復活して欲しい絶版モデルベスト5は、こんな感じです。
1.アルシオーネSVX
とにかく美しいクルマです。最新の水平対向六気筒を積めば、そのまますぐに復刻できるような気がします。このクルマが多く走っている光景を想像すると、近未来をイメージしてしまいます。
2.いすゞ117クーペ
これは、そのまま復刻するのではなくて、サイズは現代に合わせた大きさにして、ヘッドライトは丸目で良いのですが周りはちょっと格好良くしたいですね。全体のイメージや造形をそのままに、サイズは全長4.5m全幅1.8mぐらいに。エンジンは、ロータリー+ハイブリッドみたいにして、とにかく静かで上品なクルマにしたいです。マツダさん作ってぇ!
3.スバル360
今の軽自動車規格にするのではなくて、1Lカーとしてサイズアップします。RRというのも実用性に欠けますので、ビートルのようにFFにしてしまいます。エンジンは水平対向でも良いのですが、縦置きにすると全幅が恐らく1.7mを超えてしまいますので、横置きの三気筒にするとか、なんとか1.7m以内に収めたいところです。ミニとかビートルとかは、でかくなり過ぎです。
4.スバル1000
当時はその後席の広さに驚いたモデルですので、その長所を生かして全幅1.9mのビッグサルーンにします。全長はまあ、5mですかね。スバル3000みたいな。4000でもいいですけど(笑)
フロントマスクはイメージをそのままにして、とにかくワイド感を強調させます。テールランプはオリジナルは良くない(そこら辺にある部品を適当に組み合わせたみたいな)ので、全面的にリファインします。レクサスのLCみたいなテールにしておきましょう。センチュリーに対抗させるというのも手なので、水平対向12気筒+ハイブリッドとか。そうするとスバル5000ですかね(笑)
5.日産プリメーラ
もちろんP12です。
まず、ヘッドライトは全体のデザインに破綻がない程度でもう少し薄型にします。ディメンションは今と同じでDセグメントの小さいやつ(ほとんどCセグメント領域ですが)。エンジンは、四気筒1.5Lターボと四気筒2Lディーゼルターボと、フラグシップにV6の3.5Lターボです。もちろんワゴンもあります。V6の3.5LターボはFFでは苦しいので多分4WDにする必要があるでしょう。シビックのTypeRやルノー・メガーヌ ルノースポール カップに対抗しても良いですが、パワーによります。
なんてね。
Posted at 2019/11/09 10:17:46 | |
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