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積車のサイドミラーに映る造形の美しさに見惚れ、たまらずSAでドアを開けてパチリ。



このフェンダーのフレアを見てるだけで、ご飯三杯はいけます。（笑）

週末の度に降り続いた雨も上がり、吹く風も爽やかになったので久々にアルフェッタを虫干しするために連れ出します。





エアコンの無いアルフェッタは、昨今の以上に暑い夏には体力的に厳しいので乗れず。

ほとんど錆のない車輌を無駄に錆びさせるわけにも行かないので、雨の日は当然乗らず。

同じく融雪剤の散布が始まる11月から、下手をすると5月の連休近くまで白く路面に残る約半年間は乗らず。

ほんの一時間程度でしたが、窓を開けて走らせるのに丁度良く、近所をぐるっと回って来ました。





国道に出て帰路に着く途中で、いつもの所で例の実用車を見かけたので、“異母兄弟”とツーショットさせていただきました。







同じ“お父さん”（ジュジアーロ）を持つ異母姉妹で、ギア時代の117クーペの方が６歳ほどお姉さんですね。

異母姉妹、ルックスは似ているのでしょうか?

フロントからの写真を撮りたかったのですが、フェンスに阻まれて後ろに下がることができず、やっと収められたのがこれ↓です。







お尻はこちら↓。







エレガントなお姉さんにアクティブな妹と言った感じでしょうかね?





で、この後にオチがあり・・・

車検を控えて動作チェックも兼ねた一回りだったのですが、何とここでイグニッションコイルがパンク!

別れを惜しんで帰りたくなくなっちゃったのでしょうか?





と、言う事で、主治医に積載車で迎えに来てもらい、車検整備前に修理入院となりました。

冬籠の前に油脂類の交換とグリスアップを済ませた我がアルフェッタGTですが、その際に併せてSDL診断を行いました。





SDL診断とは、簡単に言えば“いかにタイヤが路面に密着しているか”を測定するもので、タイヤがバタついていれば、加減速もコーナリングもままならないと言う事です。（青字↑のSDL診断をクリックして下さい）





アルフェッタGTには、純正サイズ（185/70VR14）の復刻版ピレリCN36を装着しています。

タイヤの組み込みにあたっては、信頼の出来るショップでオプトライドプログラムにてバランス調整をしています。





諸事情により測定グラフの掲載は省きますが、70の扁平率の少ないタイヤの実力に驚愕しました。

リンク先のSDLテストの“路面粘着率 VS 周波数”のグラフを参照して頂くと判りますが、速度域によってタイヤの接地状況に変化が現れるのが普通です。

ブッシュやショックアブソーバーに問題が生じると、速度域によって大きな変化が現れたり、路面追従性が大きく損なわれたりもします。





さて、我がアルフェッタ、SDLテストの結果全速度域において素晴らしい路面追従性を見せ、フラットに近いグラフを前後タイヤ共に描いていました。

最新の扁平タイヤやチューニングサスを備えた車などと比べても、劣るどころか遥かに高い路面追従性が測定結果として現れたのです。

70タイヤおそるべし!





アルフェッタは純正のサスペンションのままで、ブッシュ類を強化する事もなくグリスアップの他には手を入れていません。

ん ?

タイヤが優れているのかクルマのサスペンションが優れているのかどっちだ ?





いずれにしても、最新マシンを遥かに凌ぐ路面追従性の良さに驚いた出来事でした。

気温が氷点下以下になる朝も徐々に増えてきました。

そろそろ“塩カルの自動散布機”なんて言う、極悪非道な装置も働き始めそうなので、冬眠の準備を始めなければなりません。

この時代のアルファは絶望的に防錆対策不良で、塩カルの中を走ろうものならあっという間にボディーが無くなっちゃいます。（；＿；）

また、私の車両はこの頃の正規輸入車に対して行われていた「ジーバード」処理が、なぜか行われずに販売された個体で、細心の注意が必要になります。
（下回りにも錆一つ無いので、この状態をキープしたいと思います）

なので、そろそろ冬籠の準備を始めなくてはなりません。





と、いう事で、油脂類ほか水気のものの全交換、各部グリスアップの実施です。



　　　この角度から見ると、デザイナーの文法が良くわかりますね





一週間程は天気も良く無さそうなので、回復したらひとっ走りしてから冬籠に入ります。（このまま雪でも降れば、塩カル撒かれてそれっきりです）

朝夕も涼しくなり、湿度も少ない気持ちの良い天気だったので、“隠し球２号”（疎開児童とも言う）を急遽虫干しすることにしました。





巨大コッペパンのファスナーを開けいざ乗り込もうとすると、至る所にちょっと白っぽい粉状のものが・・・

例のかびるんるんですね。

巨大コッペパンの中は絶えず空気が循環しているため、比較的カビは生えにくい環境になっていますが、今年は雨が多かったためか薄らと白くなっちゃっていました。

幸いカラ拭き程度で全部綺麗に取れたので、その後タオルに防かび剤を少し付けたもので全体を拭き掃除、再発防止の対策をしました。





何時もの山坂道（生活道路です）を片道小一時間ほど走らせてみましたが、やはりノンパワステのダイレクト感は最高です。
（途中で綺麗なライトブルーのスパイダーヴェローチェとすれ違い、手を振って頂きました）

返す返すも残念に思うのは、右ハンドル故のペダルポジションの悪さ。

ブレーキよりもアクセルペダルの方がはるかに手前に来ているので、どうやってもヒール＆トウは絶対に出来ません。(;。;)




一回りして帰ってきましたが、三角窓があるとは言えエアコン無しの車には厳しい１日でした。

それにしても、明け方の最低気温が８℃、日中の最高気温が29℃っていったいどんな天気だよ！

一日の内の気温差が21℃もあると、着る物を調整しても身体がついて行きません。(T-T)




気温差が大きくなると楽しみなのは、果樹の熟成と木々の紅葉。

今年はどんな彩りを見せてくれるのでしょうか？