どこでもカントクのブログ一覧

友人から、アナログレコードの音源のデジタル化を打診されたのを機に、手持ちのLINEAR PCM RECORDERで録音を試みました。

今まで一度もやっていませんでしたが、LINEAR PCMなら可逆的な圧縮が可能なので、より高音質でのデジタル化＆再生が可能なはずです。






先ずはトーンアーム回りのリセットからですが、カートリッジの指定針厚を失念してしまい、気持ち軽めのセッティングで試してみることにしました。
（結果としてはちょっと軽すぎた感じでリトライが必要です）






試しに録音した物を依頼主に確認してもらうために、手持ちのレコードから音源をチョイスするにあたり、ちょっと迷うところがありました。

あまりにもマニアックな物だったり、好みのジャンルから外れてしまうと、音質をチェックする以前にスイッチオフされそうな心配があります。

そこで“文化会系カーマニア”の友人のためにチョイスしたレコードは・・・








懐かしいCMが揃っていますね。








流石にアウディクアットロのターボサウンド炸裂の、ラリーレコードは自粛しました

録音そっちのけでCMソングに聴き入ってしまいます。

当時のジャパニーズポップス（と言うか井上鑑的サウンド）を、改めて聞くとちょっと恥ずかしいものがありますが、まだまだ輸入車が特別だった頃の“バブル前夜”の頃あこがれが蘇ってきます。





ニキ･ラウダが駆る“E21 BMW”、クリーンな２ドアセダンには今でもあこがれます。

後期CMの黒っぽい323（斜交バー付）よりも、初期の朱色っぽい318の方が個人的には好みです。






で、結果の方は・・・

ちょっと針圧が足りなかったようで、わずかなレコード盤の反りを残酷なまでに反映されちゃっていました。

針厚をしっかりとかけて、レベルをもう少し上げた状態でもう一度トライしてみたいですね。

ただはっきりと言えることは、レコードはレコードで、CDはCDで聴いた方が心地よいと言う事ですね。（CDに関しては、パソコン用の良質なディスクドライブで読み込むのが一番のように感じます）





さて、友人は喜んでくれるか否か・・・(^_^;)




余談ですが、その昔製薬会社からもらった“生沢轍”のドキュメンタリーレコード、実家の何処かを探せばこのお宝が発掘できるだろうか？

カムプーリーのフランジの割れという、レアなトラブルでバルブクラッシュしたカングー4×4ですが、そんな中ちょっと嬉しいことがわかりました。





下の写真は取り外したインテークバルブです。








見事に曲がっていますが、注目すべきはバルブの当たり面と傘の裏側です。

アタリ幅は若干広くなっていますが、虫食いは一切ありません。

また、傘の裏側に蓄積されやすい、スラッジやガム状の付着物も全くありません。












バルブは取り外した時のままで、洗浄など一切行っていない状態です。

普通14万キロも走った車は、オーバラップ時の吹き返しにより汚れが蓄積されるものですが、驚くほどに綺麗でした。





私は普段、地元のスタンドで、Shellの“V-Power”を給油しています。

安売り店よりはちょっと割高に感じますが、カードのポイントによる割引や、地域通貨のポイントが付加されるため、結果的に安売り店よりも安価で給油できることになるのが嬉しいところです。

余談ですが、同じShellブランドの他系列の安売り店が近くにあります。
知り合いの営業車が都内と往復する際に、私が給油している地元資本のスタンドで満タンにした場合には、余裕で帰ってこられるそうですが、安売り店で満タンにして出かけた場合には、出口のひとつ前のSAで補給をしないと危ういそうです。





少し前に、某系列のハイオクに清浄効果に対する問題が指摘されていましたが、Shellの“V-Power”以外のハイオクガソリンは、業者間でバーター取引されていることが発覚しました。（簡単に言うと喧伝オクタン値や清浄効果の低いものと、融通し合いながら混ぜちゃっていると言う事）

Shellの“V-Power”に関しては独自性が保障されており、公称オクタン値と清浄性が優れていることが公になったようです。





実際にバラしたバルブ周りを見ると、“清浄性”に偽りの無い事が良くわかります。
これだけバルブが綺麗だととても嬉しくなりますね。





そしてもうひとつ驚いたのは、ヘッド回りにオイル焼けの着色や汚れが蓄積されていないことです。

写真↓はざっと油分を洗い落としただけの状態ですが、アルミの地色が綺麗に見えますね。



カングー4×4は、我が家にやって来てからは６万キロ弱の走行ですが、最初のオーナーさんもオイル管理をしっかりされていたようです。





内燃機屋さんで一通りチェックをして頂きましたが、ヘッド、エンジンブロック共に歪み無し、燃焼室の状態も良好、と言う事で、現在バルブシートのカットと摺り合わせが完了した状態です。

全体的な消耗もほとんど見られず、丈夫なエンジンである事がわかります。
（ただし、カムプーリーを除く！）





今回は思わぬ事からガソリンの信頼性が実証されたわけですが、来年４月からは“Shell”の貝殻マークは姿を消し、アポロンの横顔がリファインされた“apollostation”に順次変わって行く予定のようです。

“V-Power”に関しては、今後の扱いについて現時点では未定と言う事ですが、たとえマークや名称が変わっても、変わらぬ信頼性を期待したいところです。

【くるまネタの無い時のために、日々路上で思わず２度見、３度見してしまう「プッ」なものや、？! なものを集めてみました】






「ちょっと心配な出来事」の巻





今回も❌️印付の出来事です。





数日前、近くの県道で軽ワゴン車が横転していました。

センターライン、路側帯ともに有る片側一車線の直線路ですが、大型車が通るには少し幅が狭く、すれ違うにはギリギリな感じの道路です。





横転した軽ワゴンは、知人宅の物置小屋に接触したようで、壁の一部を破壊していました。





私が通りかかった時には、警察車両が何台か到着していましたが、クルマは片車線を塞ぐように横転したままで、既に搬送が済んだのか救急車は見当たりませんでした。





フロント回りがひしゃげた軽ワゴン車、よく見るとドアに「○○介護施設送迎車」と書かれたマグネットシートが貼ってあります。

同乗者の方は大丈夫だったのでしょうか？






我が家の周辺では、同様の「○○介護施設送迎車」と、マグネットシートを貼った軽ワゴン車をよく見かけます。

ミニバンも見かけますが、圧倒的に多いのは軽ワゴン車です。

しかし、この軽ワゴン車達、どの車も運転が非常に怪しい物ばかりです。





左右のふらつきはもちろんのこと、突然の失速や左右未確認、対向車線へのはみ出しなど、要介護者の送迎に責任を持てないような運転をしているクルマを非常に多く見かけます。

今回の横転事故も、同じように運転がままならないドライバーの起こした物だったのでしょうか？

人の命を預かる送迎車のドライバーですから、人一倍の注意力と運転技術を要すると思うのですが・・・





まさか・・・

“送迎料”なんて言う名目で費用徴収なんてしていませんよね・・・

費用徴収して同乗させていたとしたら、それって『営業運転』って言うことになりませんか？

営業車登録された“送迎車”なんて見たこと無いし、よく見るあやふやな運転では『二種免許』なんて持っていないですよね？

この辺りのこと、法令ではどんな扱いなんでしょうか？





費用の発生しない“無料送迎”だとしても、同乗者を安全に送迎できるだけの“注意力と運転技術”を持っていることは、送迎ドライバとしての最低条件だと思うのですが・・・





自分が送迎を必要とする立場になったらと思うと・・・

カミサンに送迎をお願いしろって？

一番ヤバ・・・・以下自粛(^Д^)