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とても美味しくいただきました。

カミサンの実家からは、月末の金曜日でも丁度三十分くらいです。

これくらいの距離ならば、足を運ぶ機会も増えそうな感じです。

モーテースポーツの映画かと、勘違いして見に行ってしまいました。(;。;)

アクション映画とか青春モノを見に行く感覚だったらば、“何か違うぞ”感一杯のままで映画館から出てくることも無かったのでしょうね。




口直しに今夜は、マックイーンの『栄光のルマン』でも見ることにしましょう。

29万キロを越えてもますます快調な、我がディーゼルムルのエンジンですが・・・






そう・・・

普通に快調なんだけれど、いつの間にか、ターボゾーンに入ってからのパワーの盛り上がりに欠けるように感じることが多くなりました。






走行距離からすれば、ターボチャージャーの軸受けにガタが来ていても不思議ではありません。

回転抵抗が大きくて、インペラーを回すのに抵抗になっているとか、リリーフバルブが開きっぱなしでチャージ圧が上がらないとか、考えられることはいくつかあります。






何時も、パーツの手配でお世話になっているサクセスさんに問合せをするも、既に本国でも新品もリビルド品も供給終了です。

驚くなかれ、なんとFIATのパーツリストでは、新品の他にリビルドパーツもリストアップされ、メーカー保証付きで提供されていたのでした！
（他のメーカーも見習ってほしいものですね）






そこで、ダメ元で“eBay”で探してみたところ、ドイツからリビルド品の購入が可能でした。

購入価格は、国内でオーバーホールした場合の工賃と同じくらい。(^_^)v






約四週間で、銀色に鈍く光った“カタツムリ”が手元にやって参りました。










「ダメだったらとりあえず取り付けて、今あるやつを専門業者に出そう」という気持ちくらいに取り寄せたのですが、新品と見まごうばかりの出来上がりに満足です。






このターボチャージャー、丁寧につくられているのが解ります。

フランジ部分のねじ穴の周辺に、しっかりと面取り処理がされています。

当たり面の面研だけで、ねじ穴の面取りをしていない事がウォーターポンプなどでは当たり前ですが、取付精度が上がるよう細部にも手抜き無しで仕上げてあるところに好感が持てます。








例年のように雪や凍結が多ければ、ムルは冬休みとなり手を付けられるのですが、この所の異例の暖冬では休む暇が無い感じです。

トラブルなどの急を要する仕事では無いので、折を見つけてぼちぼちとやることにしましょう。

交換に伴うガスケット類は、概ね入手可能なようで既に手配済みです。

30万キロ目前にして、まだまだ改善の楽しみがいっぱいです。(^_^)v

タイトル画像は“拾って来た”車両の方なので、“隠し球１号”のエンジンルームはもう少し綺麗です。(^Д^)






エンジンルーム内の、あれやこれやのホース類が、ナマコかツチノコみたいになっちゃって「お前は既に死んでいる」状態なので、暮れのうちにこんな↓モノを色々と揃えてみました。












純正パーツの供給は、とうの昔に終了なので、エスパスⅡのパーツやアルピーヌV6Turbo、BMWのE30などの、ホース径や曲がりの形状の近いモノを海外を中心に取り寄せてみました。（ダメ元でも、とてもリーズナブルですからね）

これだけあれば、それぞれの使える部分だけを切り取ったり、長さを切り詰めるなどして、純正に近い取り回しが可能かと思われます。





素材も色々で、メッシュ入りが有ったり無かったり、シリコン製のホースもあります。







年末年始の休みには、カミサンと子供たちが都内の実家に行くので、エスパスを２台並べて、ホースの取り回しを比較しながら“切った貼った”の作業をしようかと思ったのですが、今年はそういうわけには行きませんでした。






ちび達２人はカミサンと実家に行ったのですが、受験生の長男は冬期講座のために居残りとなり、三度の食事と塾への送り迎えを、私がやらねばならないことになりました。（実家へはとんぼ返りでカミサン達を送っては行きましたよ）






何時ものように私だけならば適当に食事などを済ませるのですが、毎日栄養が偏らないように献立を考えたり、塾へ弁当を持たせたり、おせち料理にお雑煮におしるこまでもを、ちょ〜かんたんにインチキっぽく用意したり・・・（初売りで西京漬けなどの魚の切り身が、４種類12枚でなんと1,000円でした！）

また二年参りや年賀のあいさつにも連れて行くなど、いつもと違ってやることが山積みで、結局なんにも手を付けられず仕舞いで終わってしまいました。(;。;)






早めに時間を作って、この辺りの柔らかい方のパイプを何とかしちゃわないと、固い方のパイプモノに手を付けられません。

さて、次回の更新では、柔らかいモノの切った貼った編になるか、それともまだ手が付けられなくて、固い方のモノをズラリと並べて紹介するか・・・





その前に預かり車の修理を上げちゃわないとね。(^Д^)

フレームのクラック修正のため、某レーシングショップに入院していたスリーホイラーが完成し、本日無事に所定の位置に収めることが出来ました。








ポルシェのカップカーレースや、マツダロードスターのワンメイクレースの合間を縫って、クラックの修正とフレーム補強を中心に、配線の修理やその他諸々を仕上げて頂き、本日天候が崩れる前に届けて頂きました。










クラックの原因はいくつか考えられますが、オートバイ用のタイヤに交換したことが一番の原因かも知れません。

本国でも同様なトラブルが、オートバイ用のタイヤを流用したことで何例か起きているようです。










標準仕様のAVONのタイヤです。
「S・M」とは、M＋S仕様のタイヤの事を言っているのでしょうか？

ホイールに注目して欲しいのですが、スポークがセンターにでは無くて、外寄りに取り付けられています。










クラックの溶接の他に、当て物で補強がなされているのですが、写真では良くわかりませんね。

二番が来ないことを祈りましょう。










と、言う事で、無事に所定の位置に収まりました。



右端にちょこっと映っている白髪の男性が、シャーシ担当のレーシングメカニックの方です。







今回、事前の車両状態の確認と、納車費用を含め、驚くほどリーズナブルな価格で修理して頂くことが出来ました。

本業のレースの合間を見ての作業のため、短期間での対応は不可能ですが、オフシーズンに修理を依頼することは可能なようです。

もし、同じようなトラブルを抱えているオーナーの方、みんカラの「メッセージ欄」から連絡を頂ければ、ショップの紹介が出来ます。

シーズンを通して日本全国のサーキット（時には海外の）に遠征されている方なので、関東甲信くらいなら「すぐですよ、鈴鹿に行く半分もかからない」と言ってとんできてくれます。(^_^)v