ハミルトンの優勝で幕を閉じたイギリスGP
理想的な英国人の優勝で幕を閉じたが、内容的には結構ギリギリな感じでもあった
スタートから飛び出した二列目のウィリアムズ二台に頭を押さえられた
前半のドライ環境においては、メルセデスはコース上にて、自力TOP奪還は不可能のように見えた
これは、三年前のRBRの再現を見ているような気がした
同じPUならば仕方ないと言うべきなのかも知れないが、
ピットでアンダーカットしたハミルトンを以外ってロズベルグしか居ないが、
ドライ環境では、何か不安要素がない限り、抜くことは不可能に思えた
そのウィリアムズにしても、どちらかの車の優勝狙いで、ポジション重視でアンダーカットに対するカウンターを行えば
ドライ環境においては、面白い展開になったかも知れない
まさに、ウィリアムズがカウンタを行わなかったことにより、ハミルトンに勝利の女神が微笑んだように、私は感じた
その後の雨に対するタイヤ交換のタイミングなど、神がかりであった
同じタイミングで入ったベッテルもやはり何かを持ってる人間なのだろう
前回のオーストリアGPを見損ねて、改めて今回見てみると
ついにフォースインディアがBスペックを投入した
メルセデスPUの効果もあるが、車体バランスが改善したらしく、一気に上位に復帰してきた
特徴は、ノーズに空いた穴
コンセプトはノーズ下の空気流入量の拡大およびノーズ表面への空気放出による気流改善
確かに、いきなりの新車投入で安定した走りをしたのは、チームとこの車の素性の良さを感じるが、
私的に考えるのは、ここの二人のドライバーの開発力の無さ
多分車の性能は出せるが、そこから更なる改善は望めない
ヒュルケンが跳ね馬に行けない、ペレスがマクラーレンから放出されたのがさすることができる
折り返しが終わったF1、フォースインディアBスペック、車の素性だけで乗り切れるか?
さて、今回のマクラーレンホンダ
こちらもBスペックみたいなショートノーズを投入しております
オーストリアのシーズンテストにて空力関係のテストをして、
期待をもって迎えたイギリスGPだった思うが、見事にQ1敗退
NEWS的には、PU問題による、走行時間不足と言われておりましたが、ホンダからは
車体側の準備の問題とコメントしており、マクラーレンは正式に否定していません
私はそれは真実なんだと思います
挙動を見ている限り、不安定だなぁという感じを受けました
それはレースでの雨の際により顕著になっておりました
ダウンフォースが掛かってないのが物凄くわかる映像があったからです
はっきり言って、今のドライバー二人だから最下位ではないと言えるかも知れません
パワーが無いからウイング寝かすと云ってる方も居るようですが、明らかに
前後バランスがバラバラです
ショートノーズに変える事により、リアへの空気流入増加、流速拡大とルート変更による荷重位置変更を目論んだのは
非常に理解できますが、そのために、全体の空力を全く違うものに変更することになり、
データを作り直しているように思えます
方向性も過去のRBRから、ウィリアムズへとコンセプトを変えてるように思い、ウィリアムズと同じ弱点を露呈しています
多分、メルセデスのレースコンセプト、パワーによるドラック増加無視のダウンフォース稼ぎの車体作りをしたいかも知れませんが
現在パワーがない状態なので、ウィングを寝かす処置をとっており
そのため、同じメルセデスPUを使って、勝ちを狙うウィリアムズ同様にウイングげ寝ているために、特に雨に弱くなっていると推測しています
この辺をその位の人が推測してるのか、同じ欧州人であるマクラーレンを庇っているのか、ともかくホンダが悪いという報道が多く目につきます
しかし、メルセデスと同じコンセプトをやってもメルセデスには勝てないと思うんですが
それこそ昔のRBRのように、ウィングに頼らないダウンフォース稼ぎを目指し、ボトムスピードアップを図る空力開発をして
そこにパワー要素をのせないと、勝てないと思う
その為のコンパクトホンダPUなのだから
さて、他に目を向けると、ストーブリーグが跳ね馬中心に動いていると思う
私としては、来期は変更なしでいくべきだと思ってます
噂のボッタスにしても、去年までの勢いはなく、契約を買い取る意味はないかと
ならば、狙いを2017年にしぼった方が良いかと、レギュレーションが変わる時の方が狙い目だと
リカルド狙いは節穴だと思う
ベテランの域に入るドライバーが二年目と同じって
去年ベッテルに勝ってることを云ってるが、あれは好条件が揃いすぎた結果だと思ってる
ライコネンは、あくまで不運だと考える
マッサと違い不運がなければ、上位に食い込んでくるのは高く評価できる
その点においては、ともかくチームが足を引っ張らないことをまずは目指すべきだと私は思う
さて、この辺はもう少し情報収集しようと思ってます
次は、ハンガリー
確かストレートの少ないサーキットですし、
ホンダに対するPU使用基数増のNEWSもあり、まもなくトークン使用によるパワーアップも期待も上がってきてます
まぁその前にハンガリーでマクラーレンの車の素性が改めてわかるかと、楽しみなサーキットです