イタリアメディアが騒ぎだしてます
この人たちは、70年、80年に生きているのかと思う
現代F1がドライバー一人で、大成出来る訳がないのです
優位な車を開発する技術陣
レースを優位にする戦略チーム
最大の利益を得るために早急な決断ができるチーム代表
ドライバーに安定してレースをさせるためのエンジニア
そして速さのあるドライバー
今、フェラーリで責められるべきは、技術陣であり、戦略チームであり、
エンジニアであり、代表である
人間はミスをする、それは仕方がないことです
それはドライバーも同じ、一周4Kmを1分ちょっとで走ってくるドライバーが
ミスをしないわけは無いのです
多くの調整を行いながら、背後の状況などを気にしながら
それを一人でこなすことは不可能だと思うのです
それをカバーするために大勢のチームスタッフがおり、ドライバーは、その判断を信じ、与えられた車の最大限を常にだし、ライバルを突き放す戦いをしている
そう思うと、
今年のレースのトレンドを完全に読み間違えた、技術陣
あるもので戦う戦略をミスする戦略チーム
ドライバーを不信にさせるエンジニア
決断が遅い代表
そういう負の要素が集まった結果、ドライバーはもがき、ミスを起こすので
でも、イタリアメディアはドライバーを叩く
まぁそれが分かりやすいからだけど
じゃぁ、今のフェラーリで、ハミルトンが来たら、同じように勝てるのか・・・
それは多分ノーです
モナコでのハミルトンの無線を聞く限り、苦労しているベッテルと何が違うのか
ミスしなかったから?単なる運ですよ
追走されてる時に、外部ファクター(小ぶりの雨)が発生したら
結果は分からなかった
ハミルトンは軟らかい方のソフトだから、発熱が良く
フェルスタペンの硬いハードは発熱悪いから・・・
それは限りなくゴムが残ってる時の話です
では、今シーズン、フェラーリの挽回はあるのか・・・
記事を見てみる
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フェラーリF1代表、パフォーマンス不足の原因究明を急ぐ
「弱点が2020年型マシンに影響する可能性も」
フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、
フェラーリは現在のパフォーマンス不足を克服する必要があり、
それができなければ、その弱点を2020年に持ち越してしまうリスクを
負う可能性があるかもしれないと語った。
プレシーズンテストの後、
フェラーリは他のチームに対して優位な立場に立っているように思われていた。
しかしシーズンが始まってみると、安定してメルセデスに挑むことができず、
フェラーリは苦しい状況が続いている。
ビノットは、フェラーリの2019年型マシン『SF90』のパフォーマンスが
劣っている原因を明確に理解することが、
2020年型マシンをデザインするプロセスにおいて極めて重要だと述べた。
「数週間、数カ月も前から、この(2020年の)プロジェクトは始まっている」
「我々はすでに2020年のマシンを開発している。
通常の場合、夏までにはかなり進んでいるだろう」
「来年に向けて何か対処しなければならないものがあるならば、
すぐにでもそうする必要がある」
「2019年のプロジェクトと並行して、来年のプロジェクトを進めている。
というのも今年のマシンを改善しなければならず、
学ぶことがたくさんあるからだ」
「今年のプロジェクトにおいて我々が何をしようと、
来年の利益に繋がるだろう。
しかし2020年のプロジェクトは、10月や11月に始まるわけではない」
第5戦スペインGPでは、
フェラーリが
メルセデスに対して中低速コーナーで遅れをとっていたことが明らかになった。
フェラーリはマラネロのファクトリーで
“新しいコンセプト”を評価しているようだが、
これは一夜にして導入できるものではないビノットは主張した。
「マシン全体やコンセプトを改善するためには、いくらか時間がかかる。
それは間違いない」
「新しい空力のコンセプトを明確にするためには、
数週間かかるかもしれない。
その間、我々は手元にあるパッケージを最大限に利用する必要があるし、
まだそうするだけの余地がある」
「開幕からの5レースを振り返ると、
我々が力を発揮できたレースもあった。
私は、今後も現行のパッケージで
パフォーマンスを発揮することができるレースがあると考えている」
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エンジニア出身の代表さまの発言ですが・・・
完全にコンセプトをミスした感じが捉えられるのですが
エンジニアらしく、ステップバイステップって感じです
既に今シーズンのタイトルは諦めた感じですね
感覚的には20年の車のために開発している感じですね
既に中低速において大きな後れが発生しているのは明白なので
思い切って、銀矢方式のフロントウィングを試すべきなのだと思います
そうした場合ボディーワークも変える必要も発生するのですが
風洞やCFD以外でトライし、ドライバーの感触を聞くべきだと思うのです
銀矢、RBRのフロントウィングは類似傾向で、車の特性も類似している
直線を生かす車のコンセプトなのは分かるが、
変えて試してみることにより、少しでも中低速が変われば、CFDなどとの
相関性を確認することも出来ると思うのだが
エンジニアの陥りやすい、感覚よりも知識って感じです
上手くいってない時は、感覚に頼るのもいいことだと思うのですが
いまの跳ね馬では、そうしないのでしょうね
で、モナコで、その生贄にされたルクレール
メディアは離脱を煽りますが・・・ルクレールにとって
離脱は、デメリットしかない
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シャルル・ルクレール、早くもフェラーリ離脱を検討?
シャルル・ルクレールは、
わずか6レースにして早くもフェラーリ離脱を検討していると
イタリアメディアが報じている。
今年、跳ね馬史上2番手の若さでフェラーリに移籍したシャルル・ルクレールは、
F1バーレーンGPでのポールポジション獲得を含めて
大きなポテンシャルを垣間見せてきたが、
フェラーリはセバスチャン・ベッテルに
有利なチームオーダーを発令するなど論争を巻き起こした。
それでも、シャルル・ルクレールは“ナンバー2”を受け入れる発言をするなど、
優等生な発言を繰り返し来た。
だが、F1モナコGPの予選ではフェラーリが
カットオフタイムを読み間違えるという失態を犯してシャルル・ルクレールは
Q1で敗退。
フェラーリは序盤にウオールに接触したセバスチャン・ベッテルに
気を取られていたとの見方もある。
シャルル・ルクレールは、
予選での失態についてフェラーリに説明を求めるなど不信感と不満を露わにし、
決勝では15番グリッドから
明らかにフラストレーションを感じさせる強引な走りで接触して
リタイアを喫している。
Formula Passion は
「フェラーリとルクレールのマネジメントの関係はすでに限界に近づいている」と報道。
ルクレールは2016年からフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーだが、
フラストレーションを増大させているシャルル・ルクレールの状況は
ライバルチームの興味を刺激するかもしれない。
「モナコGPでシャルル・ルクレールのローズヘアピンとラスカスで
オーバーテイクした最初の10周はまさに狂暴であり、
彼への不利益を繰り返すマネジメントへの静かなる反乱でもあった」
と Formula Passion は伝える。
「パドックには“悲痛な叫び”が響き、それに聞く準備ができている耳があった。
特に日曜日の遅くには潜在的に彼を獲得可能なトップレベルのチームの関心が
姿を現していた」
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確かにルクレールは、将来あるドライバーですが、他のトップチームに行っても
いまの待遇と大差はないと思う
それは、経験不足という観点から、将来しっかり勝ってもらうための修行期間である
本来なら、もう一年、他のチームで経験としてチームメイトと戦って勝って上がってくるべきだと思う
その間にチームは、ベッテルを擁しタイトルを獲れる体制を作る必要があった
そう今の銀矢の様に
その体制において、跳ね馬の一強状態であれば、チームメイトバトルで
タイトル獲得が出来た
しかし現状のチーム状態では、ドライバーに無理をさせるばかりで
上手くハマれば、バーレーンの様になるが
上手く行かなければ、結局経験値のあるベッテルの後塵を拝してる
これでは、評価を下げるだけである
ましてやモナコの10周・・・確かに見ている限りでは、凄いのだが
結局は自爆・・・リタイヤでした・・・
チームがドライバーを制御できない・・・
もしくはドライバーの暴走・・・
こういうのが続くなら、ドライバーが離脱ではなく
ドライバー放出となるのです
では、今回の記事の意図は・・・メディアの煽りです
将来性があるルクレールを逃がすなら、ベッテルを放出して№1にしろ
ってやつですね
これはプロスト、アレジの時と同じ
で、跳ね馬上層部は、生え抜きのルクレールを可愛がります
自分たちの失策は無視して
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セバスチャン・ベッテル、今シーズン限りでF1を引退?
フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、
今シーズン限りでのF1引退を検討していると噂されている。
2007年にF1デビューを果たしたセバスチャン・ベッテルは、
現在F1での13シーズン目を戦っている。
レッドブルでタイトルを4連覇する大きな成功を収めたベッテルだが、
フェラーリに移籍してからは望んでいた結果を残せていない。
フェラーリでの5年間でセバスチャン・ベッテルはわずか13勝しかできておらず、
そのうちの2年間でチャンピオンシップ2位を2度経験している。
今年、セバスチャン・ベッテルは
フェラーリでの日々のなかで最も困難なシーズンを過ごしており、
まだ1勝も挙げることができておらず、
6戦を終えた段階でルイス・ハミルトンに55ポイント差をつけられている。
ジャーナリストのジョー・サワード
「モナコのパドックで広まり始めた最も衝撃的な噂は、
セバスチャン・ベッテルがシーズン終了時に31歳で
F1からの引退を検討していることだ」とコメント。
「2010年から2013年の間にレッドブルで4つの世界選手権を獲得した後、
彼はフェラーリを成功に戻そうとしましたが、彼はいくつかのミスを犯した。
そして、今は若く、
ベッテルよりも成長率の高いシャルル・ルクレールの到着によって
プレッシャーにさらされている」
「2016年にタイトルを獲得した後、
再び成功することは、ほとんどないという事実に気付いて
F1を離れたニコ・ロズベルグに、ある意味で次ぐという選択だ。
大きな問題は、もちろん、誰がベッテルの後継者になるかということだ」
「現在、循環している名前は、セルジオ・ペレス、
ケビン・マグヌッセン、ロマン・グロージャン、バルテリ・ボッタスだ」
セバスチャン・ベッテルは2020年末までフェラーリと契約している。
一方、セバスチャン・ベッテルのチームメイトのシャルル・ルクレールは、
フェラーリとの関係が“限界点”に達しており、
チーム離脱を検討していると噂されている。
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そして、メディアの煽りの狙いはこれです
ベッテルは、非常に居心地は良くないと思います
チームの責任範囲まで、ベッテルの責任にされている訳ですから
フロントが入りやすい車を望むベッテルが、アンダー傾向の車を
渡され、それで車の性能を腕で上回れと言われるのです
しかもレース全周で
で、ミスをすればそれは個人のミスなのです
個人的にはベッテルは素晴らしい仕事をしています
本来なら、チームがより車を改善すべきなのですが
先のビノットの記事の調子では、今季は絶望かもしれません
なら、車が駄目なら戦略でカバーすればいいのですが、
それも・・・
その状況で車を上位へ持って行っているのですから
でも、イタリアメディアは叩くのです
歴史は繰り返そうとしている感じです
アレジ・プロストのチームが崩壊してシューマッハが登場するまで
フェラーリは低迷期に入りました・・・
本来なら、メディアもこういう歴史から、それを回避すべきなのですが
その低迷期を望んでいるかのような動きをしています
今年は12月までレースがあります
今週末で6月に入り、残り半年になります
さぁ跳ね馬は、どの様に判断するのでしょう
歴史は繰り返すのか、非常に楽しみです