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2020年05月13日

F1 2020 ガラジストとグランディ 愚痴です

F1 2020 ガラジストとグランディ 愚痴です F1のスーパーデザイナー、エイドリアン・ニューウェイ著
「HOW TO BUILD A CAR」を読む

確か原本は2017年に英語版が発行され、今年ようやく日本語版が出ました

約3cmの厚みのある本ですが、ニューウェイの幼少期からの話です
で、その中に出って来た言葉が、ガラジストとグランディ

ガラジストとは、自動車整備工場のオーナーとして表現されており
エンジンを購入して車体に付けるチームをさしている

グランディは、エンジン、車体をともに開発しているチーム

現状同じような感じですね

この言葉は、エンツォ・フェラーリが付けた言葉だそうで
当時の運営の仕方から、バーニーがガラジストをまとめあげ、今のような感じにしたそうです

詳しくは、本を読んでください
大変面白いです


さて、ニューウェイの本からして、この時代のF1は、ガラジストからグランディを目指す動きをしていた感じです

開発の自由があり、多くの自動車メーカーが参入し
純粋なガラジストが減り、メーカーと共同でのグランディとなっていきました

しかし、今のF1は、自由な開発がなく、重箱の隅を突くという開発を強いられ
その為に、莫大な予算を必要としてます

その為、財政難に陥るガラジストが溢れ、それがグランディの足を引っ張り
ガラジストにしようとしています
まぁ私にはそう見えるのです
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2021年予算上限額、1億4500万ドルへの引き下げで決着か
「中団チームにチャンスを与え持続可能なスポーツに」とF1ボス

F1のモータースポーツ担当マネージングディレクター、ロス・ブラウンは、
2021年の予算上限額を、当初の1億7500万ドル(約187億円)から
3000万ドル(約32億円)引き下げる予定であると発言した。

F1は、新型コロナウイルス感染拡大による経済的な危機を乗り切るため、
対策を講じようとしている。

元々は2021年に1億7500万ドルを上限とする予算制限が導入される予定だったが、
2020年シーズン開幕が遅れるなか、
これを1億5000万ドル(160億円)に引き下げることでいったん合意が成立したと伝えられた。
しかし、ビッグチーム以外はさらなる大幅な引き下げを求め、
フェラーリらがこれに抵抗し、話し合いは難航していた。

 しかし、5月4日のインタビューのなかで、
ブラウンは、2021年の予算上限額は1億4500万ドル(約155億円)になる予定であると発言した。
その後もさらに年間支出額を引き下げることを目指していくという。

 ブラウンは、4日にF1のCEOチェイス・キャリーおよびFIAと、
F1の将来について協議したとして、
その内容の一部をSky Sports F1に明かした。

「メッセージは明白だ。我々はコストを削減する必要がある。
そのため、コスト上限の引き下げにおいて、さらに大きなステップを設ける」

「長い戦いの末、1億7500万ドルでスタートすることが決まった。
だが、現在の危機を考慮し、1億4500万ドルでスタートする予定となっている。
それを今後数年のうちに、どれだけ引き下げられるか、協議を行っていく」

「FIAとF1が今日会合を行った。
今後数日以内に、詳細をチームに知らせる。
数多くの話し合いを行ってきたが、今はまさに最終段階に来ている。
まもなくすべてが明らかになるだろう」

「(予算制限の)当初の目標はより困難な領域にあったが、
現状を考えると、今は経済の持続可能性が優先事項であり、
それは、小規模チームの場合と同様に、
ビッグチームにとっても非常に重要な問題であると、私は考える」

今後、メルセデスやフェラーリなどのトップチームと、
マクラーレンやレーシングポイントなどの中団チームとの経済的なギャップは、
中団チームへのプライズマネーを増額することで縮小されるとも、
ブラウンは語っている。

「新しい合意においては、プライズマネーが
これまでよりもはるかに公平になる。
プライズマネーの割合に関し、中団チームはいい状況になる。
あらゆる方向においてバランスがとられるのだ」

「F1で費やすことが可能な金額を減らし、
プライズマネーをより均等な形でチームに分配するための改善を行う。
力のある中団チームは表彰台、あるいは優勝を記録することができるはずだ。
そしてそれにより、ある程度の利益を得ることができる」

「それを達成できれば、持続可能な未来が生まれるだろう」
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プライズマネーは順位による報奨金ですね
これに放送権料やらボーナスがF1から支払われるのですが
これはレースが有ってこそです

スポンサー料も同じで、レースをやって、観客やTVに写ってこそ
発生します

なので、レースをやらないと収入がない
しかし固定費は出って行くってことですね

これは何処も同じなのですがね

その中でもっとも大きいのが人件費、設備費、開発費

人件費は解雇するしかないので、削減出来ない
設備費も無理
なら開発費を削ろうとしてます

それが2021年の開発凍結(バジェットキャップ制)です
空力を除き、基本開発の禁止です
しかし、そうなると今年のテストで遅かった跳ね馬は、二年連続で
遅くなることになるので、条件付きで開発が許可されました

ただこれでも苦しいチームが多く、予算制限を導入することになりました

それでもマクラーレン筆頭に、更なる予算制限を叫んでいます

そこで、RBRや跳ね馬はカスタマーカーを提案しました
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F1カスタマーカー制に小規模チームから反対の声
「パフォーマンスを制御され、戦うことが不可能になる」

新型コロナウイルス感染拡大により
F1とチームが経済面で大きな打撃を受けるなか、
小規模チームを救う手段として、
カスタマーカー供給を許可することを検討すべきであるという意見が、
ビッグチームから出てきている。

しかし、カスタマーチームとなる側のチームはこれを歓迎していない。

 チームの経済的負担を減らすため、
F1は2021年から導入する予定だった大規模な技術規則変更を
1年遅らせることを決め、コスト上限額についても引き下げる意向を示している。

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、
さらなる対策が必要であるとして、
ビッグチームから小規模チームへの
カスタマーカーの供給を認めることを提案しており、
それにより小規模チームは研究開発費を負担する必要がなくなり、
コストを大幅に減らすことができると主張している。

フェラーリ代表マッティア・ビノットも、
危機に陥るチームがあるのなら、
カスタマーカー制度の導入を前向きに検討するとコメントした。
 しかしこの説に反対の声も上がっている。
マクラーレン・レーシングのCEOザク・ブラウンは、
F1チームは自身でマシンを作るべきであり、
カスタマーカーというコンセプトには賛成ではないとコメントした。

小規模チームを生き残らせるための策として
1年か2年に限定して用いてもよいが、
提供されるカスタマーカーは1年落ちのマシンであり
ビッグチームにとってはコストがかからないため、
無料で提供すべきであるとも主張している。

 ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、
フルカスタマーカー制度導入というアイデアには
完全に反対の立場を表明している。

ビッグチームはカスタマーカーのパフォーマンスを操作することが可能であり、カスタマーチームは今よりも不利な立場になると、彼は考えている。

「我々がカスタマーチームになれば、
ビッグチームは我々のパフォーマンスを操作することが可能になるだろう」
とシュタイナーはZiggo Sportに対して語った。

「我々は前年型のマシンを提供されることになり、
彼らの方が常に先を行くことになる」
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基本的に、彼らが何を反対しているのか分かりません

現時点の条件は、フルカスタムカーを提供することが出来るということです

ハースなぞ、全く言い分が分かりません
彼らのいう、性能調整ということが可能で有るなら、現在購入している部品でも
可能だと考えるからです

それに一年落ちのカスタム―ではなく、最新のサスペンション及びギアボックス
モノコックを購入し、塗装とディフューザーは自分たちで作ればいい
ハースなぞ、今と変わらない

これからさらに予算を削減するためにどうするのかを考えると
レギュレーションの固定化だと思う

最低4-5年同じレギュレーションを運用すれば、開発曲線は飽和状態になる
それにおいて、さらに速さを上げようとする場合、重箱の隅の隅を突くことになる
要は開発限界がくる
なら一年落ちでどの位の差が発生するのか
別にカスタムカーを購入しても、改造してはいけない条項があるかは
定かではないが、そこを付けさせれば、改善することが出来る

改善するということは、その車を理解する必要があり、購入したTOPチームの
製造能力を分析することが出来る

それは将来自分たちの技術を上げるための布石になる

だが彼らは将来を見据えない
今、目の上にいる連中を引きずり下ろすことだけを考えている
公平の名のもとに

特にザクブラウンが、ありありと行動している
彼はF1をインディもしくはF2、ナスカーと勘違いしていると思える

それにはこんな理由もあるかもしれない
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マクラーレン・グループ、
新型コロナ危機でイギリス政府に約200億円の融資を求めるも認められず

マクラーレンF1チームを保有するマクラーレン・グループは、
イギリス政府に1億5000万英ポンド(約198億円)融資を求めたが、
却下されたという。

 新型コロナウイルス危機を乗り越えるため、
マクラーレン・グループは融資を求めていた。
マクラーレンの市販車売り上げは著しく減少し、
同社の利益に明らかに影響を及ぼしている。

『Sky News』は、
マクラーレン・グループが政府からの商業融資を求めたと報道した。

同じように融資を求めている他の大手企業には、
ヴァージン・アトランティック航空がある。
コロナウイルス危機により航空産業に大きな負担がかかっているなか、
同社はイギリス国内で3000人以上を解雇することを発表した。

 マクラーレンの財務責任者であるポール・ブッディンは、
先週の投資家との電話会議で
「我々は多数の信用できる財源を検討している。
我々が依頼するかもしれない対象には、政府や第三者企業も含まれている」
と述べた。

 またマクラーレンがSky Newsに向けて出した声明のなかで、
広報担当者は次のように述べている。

「他の多くのイギリス企業と同様に、
我々も現在のパンデミックから深刻な影響を受けている。
したがって我々は、
短期的な事業の中断を乗り越える助けとなる銀行や投資家、
政府との話し合いを続けている」

 マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、
2021年のF1予算制限を1億米ドル(約106億円)に下げるよう
強く働きかけているが、最終的には1億4500万米ドル(約154億円)
となる可能性がある。
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マクラーレングループが危機なのです

歳出を考えた場合、損失を出しているのは、F1チーム、インディチーム
収入よりは出資の方が大きい
しかし、レースで勝って車を売る
このルールで運営している会社が、レースチームを切る訳にはいかない

でも融資をする側から見ると、大きな損失を出しているところを切るべきなのだ

では、どうするか
レースで勝つしかないのである
ではどうやって、簡単なのは、強いやつらを引きずり下ろせばいいのです

そうみると、彼の行動は理に適っているような気がします

でも、これはF1という文化を破壊する行為でもあります

しかし、現場とは別の動きのようですね
現場は、独自路線で勝つために、新しい風洞を作ったり
組織の最適化を行っているようです

発言する窓口が二つあり、異なる思考で話してるので非常にややこしいです

ブログ一覧 | F1 2020 | 日記
Posted at 2020/05/13 11:01:49

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