昨日上海モーターショーで発表され、
結構な話題になっているレクサス初のミニバン、
レクサスLM。
via:https://carview.yahoo.co.jp/
実はうちもヴェルファイアを購入する際、近々レクサスでミニバンが発表されるという話があり
関心を持っていましたので、少し比較したこと気がついたことなどを書いてみたいと思います。
※以下は個人的に調べたことです。
内容については保証できませんので予めご了承の上お読み下さい。
デビュー前はFRになるかも?というような色々な噂がありましたが、デザインといいサイズといい
写真で見る限り明らかにアルファード/ヴェルファイア(以下、アル/ヴェル)が
ベースになっているようですね。
(外見からしておそらくアルファードがベースでしょう。)
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フロント、サイド、リアです。
フロントについてはレクサス初のミニバンということでスピンドルグリルの造型に
かなり苦労したであろうことは想像に難くないですが、
個人的になかなか良い感じにまとまっていると思います。
サイドを見るとやはりベースがアルファードというのがはっきり見えますね。
そしてリア。
かなりあっさりしているなというのが個人的な感想です。
ヴェルファイアの場合、かなり凝った造型になっているのですが、
レクサスUXのように一直線に光らせるようにするためにこのようなデザインになったのかも。
参考までにヴェルファイア。
エクステリアは良い意味で全体的にレクサス版のアルファードという感じです。
ホイールは最新のレクサスでよく採用されているスパッタリング?タイプですね。
ちなみにボディカラーは外装カラーはブラックとホワイト・パーツ・クリスタル・シャインの
2色のみとのこと。
さてLMの最大の特徴であるインテリア。
via:https://discoverlexus.com
まずコックピット部分はほぼアルファードと同じ造型ですね。
ハンドルやナビ、エアコン部分はレクサス用に換装されているようですが、
最新のレクサス車なのにシフトブーツが無いのにはちょっと驚きです。
そしてかなり高級なこのデザインどこかで見たことがあると思ったのですが・・・
via:https://toyota.jp/alphard/customize/royallounge/
ヴェルファイアやアルファードに設定されている「ロイヤルラウンジ」によく似ています。
ロイヤルラウンジとは7人乗りのアル/ヴェルを4人乗りにして、
後部座席のスペースをしっかりと確保したカスタマイズカーです。
(
こちらからアルファードのロイヤルラウンジのサイトにジャンプします。
ジャンプしない場合は右クリックして「新しいタブで開く」をクリックして下さい。)
おそらくこのカスタマイズカーをレクサス仕様にしたのがこのLMという車なのかもしれません。
ただレクサス仕様にするにあたって幾つか変更点もあるようです。
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・液晶ディスプレイが24インチから26インチへ大型化。
・サウンドシステムがJBLからマークレビンソンへ変更。
・ロイヤルラウンジは運転席と後部座席は完全にパーテンションで区切られているが、
LMはガラスのような物で仕切られている・・・などなど。
ただし根本的に何かが違うということではなくあくまで小変更的な感じですね。
ちなみにいま紹介した4人乗りの仕様の他7人乗りの仕様もあるようです。
さて走行性能の面ですが、
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この紹介文を読む限り、現行アル/ヴェルのハイブリッドがLM300h、
3.5がLM350になるようです。
LM350がFF、LM300hがAWDという点も同じですね。
トランスミッションなども日本のアル/ヴェルに準拠してくる可能性がかなり高いです。
あとレクサスESでも採用されている「スイング・バルブ・ショック・アブソーバー・テクノロジー」
を採用しているということ。
これで乗り心地もアップしているようです。
だいたい出ている情報はこんな感じですね。
7人乗りについては余り情報が出ていませんが、おそらくアル/ヴェルの最高グレードである
「エグゼクティブラウンジ」に似たグレードになるのでは?と思っています。
またどちらも当分日本では展開されず中国や東南アジアで展開されるとのこと。
個人的な感想にしては若干拍子抜けした感じです。
プラットフォームを変えるのは無理だとしても、インテリアや走行性能で
大きく差をつけてくるかな?と思っていたのですが、
アル/ヴェルのロイヤルラウンジの輸出仕様にした車といった方が
近いという印象を受けました。
また日本ではアル/ヴェルがかなりヒットしていますし、
日本市場に投入してもヒットするかといえば微妙かも。
理由は色々ありますが、アル/ヴェルは日本では300万円から800万円近いグレードまで
かなり値段の幅があります。
またLMは見る限り売れ筋の2.5もラインナップされていません。
LMはロイヤルラウンジの値段から推定すると、
軽く1,500万円は超えてくる可能性は高いですので、
狙っているマーケットが違うような気がします。
(7人乗りだとしても1,000万円ぐらい?)
以前ハリアーがレクサスRXに移行した時
(というより元々海外ではハリアー=レクサスRXでしたが)も
結局ハリアーの要望が強くまた復活したことを考えるとかなり難しいと思います。
(しかも今回はアル/ヴェルが先に出ているわけですから余計に)
なのでもしかするとアル/ヴェルのフルモデルチェンジの際に、3.5やハイブリッドを
レクサスに移行して、2.5だけ残すという形をとるかもしれません。
ハリアーもレクサスRXに移行した時、2.4だけしばらく残っていた覚えがあります。
ただ、どちらにしても日本投入は大分先でしょうし、
投入する際もアル/ヴェルとマーケットが被らないようにしてくるのではないでしょうか。
ちなみにヴェルファイアの契約と時期が被っていたこともあり、
嫁さんにレクサスからミニバンがデビューするけどどうする?
話を振ったのですが全く興味なさそうで、昨日このLMの話をしても
同じく「ふ~ん」と言うでした(笑)
嫁さんの話ではヴェルファイアのデザインが気に入っているのと、
そもそもレクサスのミニバンも検討するのであれば、エグゼクティブラウンジも検討していたということでした。
今回、3.5で内装が普通のグレードであるZAが無かったのでZGを選んだのですが、
そもそも嫁さんにとっては内装に関してはそこまで求めていないのでZGで十分以上。
こういう点から考えてもアル/ヴェルはラインナップがかなり幅広い
(特に2.5とハイブリッド)のも特徴ですので、
全面的に移行すればかなりの層を取りこぼしてしまうのでは、と思います。
まだ情報が断片的で確たる事は言えないのですが、
アル/ヴェルが早々にLMに置き換わるということは無さそうですし、
逆に今3.5が買えてお買い得だったと思うことにします(笑)