
本日、5月31日は「世界禁煙デー」だそうです。
WHOが「タバコの煙のない環境」をテーマに制定された禁煙を促進するための記念日だそうです。
Tobacco kills almost 6 million people every year and is one of the leading preventable causes of illness and death around the world. On World No Tobacco Day (31 May), WHO is calling on national leaders to be vigilant against the increasingly aggressive attacks by the industry which undermine policies that protect people from the harms of tobacco. (WHOホームページより抜粋)
…毎年およそ600万人がタバコで亡くなっているんですね。
そのうちいわゆる「受動喫煙」での死者は1/10の60万人ともいわれているそうです。
私自身はこのWHOの理念に特に賛成というわけでもありません。(タバコ自体は数年前に止めたクチです。)
喫煙する自由は基本的には奪われるべきではないと思いますし、非喫煙者に対する一定のマナーを守った上での喫煙は権利として守られるべきとも考えます。
さて話は変わりますが、私は毎日幼稚園のそばを通ります。
園児の送り迎えにクルマで来る親御さんも当たり前に見かけます。
そこでいつも気になるのは、
子供を乗せて閉め切った車内でくわえタバコの親御さんを散見することです。
「受動喫煙」という観点から見れば、これって相当酷い環境なんじゃないでしょうか?
受動喫煙をWebでいくつか調べたら、直接煙の無い環境でも壁などに付着したタールなどからも有害物質が放出されるとの記述もありました。
つまり、喫煙車輌に乗るだけでも「受動喫煙」を受けるということです。
ましてや、閉め切った狭い車内での喫煙は言わずもがなです。
発癌性物質というと真っ先に放射線被爆が思い浮かびますが、数十年研究観測して癌の発症を確認できなかった数値の下限が100msv/年(=11.4μsv/h)以下と聞いています。
これはかなり高い数値だと思いますが、それでも人体への影響を確認できないほどの数値です。
(記憶で書いていますので正確な情報ではない可能性があります)
放射線被爆との単純比較は出来ませんが、受動喫煙による人体への悪影響は科学的に証明されています。
クルマで喫煙される方で特にお子さんをお持ちの方は、原発事故による放射線被爆を気にするより先に、一刻も早く車内での喫煙を止めた方がお子さんの健康のためなのは明らかなように感じます。
民主党の文言ではないですが「子供は社会の宝」。
子供達への不要なリスクは極力避け、健康に育ってもらいたいものです。
で、私がジジイになっても健康に気をつけてしっかり日本を支えておくれ~・・・
(オマエ、結局自分のためかよ!というツッコミは無しで。)
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Posted at
2012/05/31 14:44:19