HONDAのN-ONE。最近凄く気になります。
走っているとついつい見ちゃいます。もちろん止まってても見ちゃいます。
性能や走りは試乗したわけではないので分かりませんが、丸いライトが特徴のクラシカルなファニーフェイスが非常にお気に入り。
上級グレードにオプション設定のあるセパレート・カラーリングもカッコイイ。
もしこの先、生活状況が変化して、いわゆる「普通のクルマ」が必要になったとしたら、今のところN-ONEが筆頭候補かな?と思うくらい気になってます。
ただ…
違う意味で気になる所が一つあります。
フロントが丸を基調にしたクラシカルなデザインなのに対しリア周り、特にコンビネーションランプが四角形で前と後ろで印象が違うクルマになっていること。
ん~…なんでこうなっちゃったんでしょう。(´Д`)
初期のデザインスケッチを見ていないので何とも言えませんが、もし私がデザイナーならリア周りも丸を基調にしたデザインで全体に統一感を出すと思います。
最低限、コンビランプだけでも丸型にすることはデザイナーとしたら譲れないところです。(いやお前デザイナーじゃねえべ)
恐らくコスト面の問題などで完成品のデザインとなったのでしょう。(違ってたらゴメンナサイ)
もちろん、少々のデザインの妥協でクルマが少しでも安く消費者に提供出来るならそれにこしたことはないですね。こんなご時世ですしね。
しかし、思えばいまから20年近く前、HONDAのデザインは非の打ち所が無い、憧れのクルマがばかりでした。
プレリュード、NSX、BEETなどは言うまでもなく、CIVICやインテグラなどもめちゃめちゃカッコよかった。
バブル期で開発にお金が掛けられた事が大きな要因でしょうが、少なくとも国産メーカーの中ではデザインにおいてはHONDAは頭ひとつ抜けてたと思います。
…でもここ10年位、HONDA車のデザインがなんとなくキレが無くなってきた気がしています。
例えば初代Fitは結構カッコよかったけど、2代目以降はデザインだけ見ると?が付く感じがしています。(あくまで私見です。HONDAファンの皆さん気を悪くしないで下さい。)
10数年前といえばデフレ経済が慢性化した時期に重なります。
仮にデザインの妥協(?)が、上記に挙げた様にコスト面からくるものだとしても我々ユーザーは文句は言えないと思っています。
デザインを多少妥協しても、コスト削減を優先して少しでも安く提供することは、クルマという「実用品」には必須の命題でしょうから。
ところが逆にこの10年、デザイン力がアップしていると感じているメーカーがあります。
もちろん
MAZDAなんですが。
私がRoadsterに乗る前の愛車だったRX-8はたしかデビューが2003年だったかと記憶しています。
コンパクトなロータリーエンジンを搭載しているため、デザイン上の優位性があるとはいえ、大人4人が乗れるクーペスタイルであの洗練された妥協の無いスタイリングには一瞬にして心を奪われました。
Roadster(NC1)もほぼ同時期のデビューですが、やはりRX-8同様、デザインには一切の妥協が無いと私には感じさせるのです。
(ただ率直に言えばその後、全車にMAZDAのCIである五角形グリルを採用したことは個人的にはちょっと違うかなぁとも思ってますが…)
MAZDAの話は余談でしたが、N-ONEはもしマイナーチェンジで四角いリアコンビランプを丸にしたら来年消費税が3%上がっても、もっと売れるんじゃないかと思うのは私だけ?
(※繰り返しですが全て私見による勝手な意見ですので、あしからず~。)
Posted at 2013/10/02 14:21:46 | |
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