一昨日の火曜日、日帰り出張で静岡まで行って来ました。
後輩君(30代前半)の運転で、埼玉から4時間弱のドライブ。
彼は営業担当で、出張などもクルマを使うため運転は得意としています。
高速道路も慣れていて、私よりは少々とばし気味ですが安心して横に乗っていられます。
予定通りというか少々早めに静岡ICを降りて目的地へ向かいます。
午前10時頃でしたが、駅周辺はいつ通っても結構な交通量があります。
私たちは片側2車線の右側を走行していましたが、数百m先の交差点を左折します。
私:「次の信号左折だから、そろそろ左に寄ったほうがいいよ。」
後輩君:「ええ、さっきから寄ろうと思ってるんすけど、左側が中々空かないんすよ。」
私:「いや、ウインカー点けなきゃ空けてくれないでしょ。」
後輩君「そうすかねぇ…つーかウインカーつけると逆に車間詰めてくるヤツっていません?っと…お、いまだ!」
と言うやいなや、
車間を広めに取っていた車の間に、車線変更中にウインカーを点けながらスルッとクルマを滑り込ませました。
私:「ったく、そういう運転は危ねえって。(怒)」
後輩君:「いやいや、全然平気っすよ。」
その先の左折する交差点が赤信号に変わりました。
信号のすぐ手前の左側の駐車場から出ようとしてウインカーを出していたベンツがいました。
私たちのクルマは十分譲れるスピードで走っていたにも関わらず、彼はそのベンツに
先を譲らずに進み、ちょうどそのベンツの鼻先で停止しました。
私:「(助手席真横のベンツを横目に)…おまえさぁ、なんで譲ってあげないんよ?」
後輩君:「あれ?…あぁ、え~とベンツだから!(爆)」
私:「…。」
そして青信号に変わり、彼は
左にハンドルを切りながらウインカーを出して左折を始めました。
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この数分の間に起こったこれらの事でウインカーの存在意義が、彼と私とではかなり異なっているなと感じました。
恐らく「ウインカーの点滅=ドライバーの意思表示」であると言う認識が、私と比較して薄いと言うことなんだろうと思います。
後輩君の「ウインカーをつけると逆に車間を詰めてくるヤツがいる」という意見に、私も反論できません。
しかし、だからといってウインカーを点けない(または意図的に遅らせる)という理由には絶対になり得ません。
私も彼くらいの年齢の頃は、多かれ少なかれ彼のような運転をしていた記憶もありますし、実際そんな運転でヒヤリとした覚えもあります。
ただ、改めて他人の運転するクルマに乗ると、その認識の違いに違和感を持ったことは事実です。
この日、後輩君とはそれ以上運転について話しませんでしたが、彼は来週から約1週間、四国への出張の予定です。
安全運転で無事帰ってきてくれることを祈るばかりです。
P.S.
この日、埼玉から静岡へ向かった私たちは、圏央道~中央道~東富士五湖道路~御殿場市内~東名高速、というルートを通りました。
中央道大月JCから先は、笹子トンネルの崩落事故で通行止めなのは周知の事実です。
崩落事故でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。
(タイトル写真は通行止めの影響か、ガラガラの談合坂SA)
Posted at 2012/12/06 11:35:43 | |
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