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紅い幌馬車のオサムのブログ一覧

2013年09月09日 イイね!

ポコペン!

ポコペン!誤字ではありません。
ポコパン!というスマホゲームが流行っている様で、それで思い出したのがポコペン!
実は私が子供の頃の遊びの名前です。

いろんな方に聞いてみたのですが、だれも知らないので恐らく私の生まれた地域限定の遊び(もしくは呼び名)のようです。

遊びとしてはメジャー(?)な「缶蹴り」に似ているということです。(缶蹴りはしたことがないのであくまで聞いた感じでですが)


ポコペンのルールは以下のとおり

複数人集まったらまずじゃんけんで鬼を決めます。
適当な「陣地」(大きな木や柱など)を決め、鬼は目を閉じ陣地に顔を伏せます。

子は一斉に「ポコペン、ポコペン、だ~れ突っついた!?」と唱えながら任意の子が鬼の背中を指で突きます。

そこで鬼は目を開け子らに正対し、突いた子を推理し「○○君!」と言い当てます。

正誤を明かす前に、再び子が鬼に対して「どーこまで?」と「場所」(後述)を尋ねます。

背中を突いた子を当てれば鬼は突いた子と交代となるため、鬼は子らの反応などから、自分の推理が当たっているかどうかをここで見極めます。

前出の「場所」とは、鬼がその「場所」まで行き、100数えて陣地に戻った時点からいわゆる「かくれんぼ」になります。

なので、ハズレていれば鬼は自分のままなので「場所」を近いところに指定し、逆に当たっていると思えば遠くに指定し、その後の「かくれんぼ」を有利に進める事ができるという寸法です。

「場所」の宣言が済んだ段階で正解を明かします。ハズレの場合は子が一斉に「行ってらっしゃ〜い!」(笑)
当たりの場合は突ついた子が鬼となり指定場所までダッシュ。
鬼が再び陣地に戻るまでに子は隠れ、かくれんぼの始まりです、

かくれんぼも見つけて終わりではなく、鬼が子を見つけたらそこから陣地まで駆けっこになります。

鬼が先に「○○君、ポコペン!」と叫びながら陣地にタッチすれば子はアウト。
鬼より子が先に「ポコペン!」と叫んでタッチすれば鬼は陣地に戻って100数え、その間に見つかった子は再度隠れます。
(欠点と言えば、鬼が鈍臭いと中々終わらない点w)


数十年前の記憶なので間違いもあるかもしれませんが、子供の遊びにしては体力に加え、推理力や戦略性も必要とする結構高度な遊びだったと思います。

確か、幼稚園児~小学生までごっちゃになって10人以上でこの「ポコペン」をしていた記憶があります。

場所をあまりに遠くに指定しすぎて、ちっちゃい子が鬼の時にいつまでたっても探しに来なくて、逆に子が鬼を探す羽目になったこともありました(笑)


最新(?)のスマホアプリから大昔の子供の遊びを思い出した今日この頃。
最近の子供はどんな遊びをしているんでしょうね…。(やっぱりポコパン?)
Posted at 2013/09/09 20:20:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 思い出
2012年11月16日 イイね!

初めての愛車

初めての愛車私が初めて手に入れたクルマがこのマツダ・ファミリア
定かではありませんが、多分BD型1300ccだったと思います。心なしニヤけて運転しているのが若き日のオサムです。

23歳の頃、就職のために故郷の北海道から埼玉県に出てきた私はバイクHONDA CBX400Fに乗ってきました。

埼玉に来て配属された事業所への通勤には、バイクで小一時間ほど掛かりました。

暖かいうちは良かったのですが、冬になると小一時間のバイク通勤が辛くなってきました。

年が明けて本格的に冬になり、とても気に入っていたCBXですが、寒さには換えられず手放してクルマを購入することを検討しました。


そんな頃、たまに前を通る「骨董屋」の駐車場にいつもファミリアが置いてあって、「カッコいいぁ…」と思いながら通り過ぎていました。
この頃より数年前、私が学生だった頃にこの型のファミリアがとても流行っていて、憧れのクルマの一つでもありました。


ある日、思い切ってその骨董屋に入ってみました。ご主人はちょっと強面のオッチャンでした。

私 :「あ、あのぅ、すみません。外にあるファミリアは売り物ですか?」

主人:「あぁ、あれ?欲しけりゃ売るよ。車検も半年位(うろ覚え)残ってるし、現状渡しでそうだなぁ…10万でいいよ。」

私 :「ええと、このバイク中古で28万で買ってまだ1年ちょっとなんですが、買取りって出来ますか?」

主人:「このバイクか…じゃあ、クルマとすどっかえでいいよ。」

私 :「すどっかえ…って?」

主人:「あぁ、そのまま交換って事。」

私 :「…じゃ、じゃあそれでお願いします。」

こうして「物々交換」でファミリアが手に入りました。(笑)

後から考えると、ノーマルでそこそこ程度の良かったCBXと、何年落ちだか忘れてしまいましたがちょっと古いファミリアとの物々交換は少々こちらに分が悪かったと思います。(相手はプロですからね…)
しかし、なにはともあれ真冬の通勤は非常に快適になりました。


購入(?)から2週間ほど後のある夜、友人と3人連れでクルマで飲みに出かけました。
(もう20年以上前のことなので、時効ということでお許しを…)

行きつけのスナックの前に到着し、席が空いているか確認するため路上にハザードをつけて停車し、3人で店のドアをくぐった刹那、「ドカン」という破裂音に続けて「ギャギャーッ」と派手なタイヤのスキッド音が響きました。

何かと思ってドアから外を覗くと、ファミリアがゆるゆると前に動いています。そして白いセダンが猛スピードで走り去っていくところでした。

「やられたッ!!」

すぐさま追いかけようと運転席に乗り込み、発進しようとしましたが、何かが引っ掛かっている様な感じでうまく走りません。

降りてクルマを確認すると、右側後部を思い切りぶつけられ、大きく変形したフェンダーがタイヤに干渉して、とても走れる状態ではありませんでした。

すぐに店で電話を借り警察を呼んで被害届を出しましたが、物損事故ということもあり、結局白いセダンを捕まえることは出来ませんでした。
「人身事故でもなけりゃあ非常線張ってまで捜査出来ないんだよねぇ…。」という警察官の台詞は今も耳に残っています。

ファミリアはレッカーで修理工場に運びましたが、フェンダーだけではなく足周りも変形しており、結局「廃車」となりました。

たった2週間程の付き合いだった初めてのクルマ、マツダ・ファミリア。
こうして書くとドラマの様な話ですが、それだけに思い出深いクルマとなりました。



そういえば、クルマで酒飲みに行ったのバレバレだった筈なのに、警察官に突っ込み入れられなかったような気が…。
Posted at 2012/11/16 19:50:52 | コメント(7) | トラックバック(0) | 思い出 | クルマ
2012年08月21日 イイね!

故郷でのお盆

故郷でのお盆このところ毎年帰省はしているのですが、諸事情によりお盆に帰るのは十数年ぶり。

最近、北海道も夏は湿気があって暑いと聞いていたので、少々覚悟して帰ったのですが連日平均25℃以下で、埼玉に住む私から見たらそこは正しく「天国」でした(笑)

お墓参りも済ませ少々暇な時間が出来たので、高校生の頃までよく遊んだ昔の駅前商店街がどうなっているか見に行こうと思い立ちました。

高校生の当時、私は学校帰りに商店街にあったジャズ喫茶に毎日のように入り浸っていました。(まぁ当時の私にはジャズなんか解りもせず、ただ粋がっていただけなんですがw)
そのジャズ喫茶をうろ覚えの記憶を頼りに探すも、全く見つかりません。
仕方なく近くの違う喫茶店に入ります。丁度お客も私一人だったので、ご主人にお話を伺うことに。

そのご主人曰く、件のジャズ喫茶のマスターは数年前に亡くなっており、そのときに店も閉めたとの事でした。
もちろんそんな可能性もあると思ってはいたのですが、実際に伝えられるとやはりショックはあります…。
(因みにこの喫茶店も私が高校生の頃から営業していたそうですが、私は全く覚えていませんでした。ご主人すみません。)



そのジャズ喫茶のマスターはとても無口な人で余計な世間話をしたことは殆ど無く、およそ客商売に向かないと思えました。(もちろん、高校生相手に世間話も無いでしょうがね。)

掛けるレコードも客のリクエストと言うよりは全く自分の好み優先。
ほとんどいつもジョン・コルトレーンが掛かっていました。違うのが聞きたいと客が言っても無言で無視してたような気も…。

喫茶店でいつも食べていたのがスパゲッティでした。
パスタが焦げ付いてくっつくほど熱々の鉄板にのっかったナポリタン。
食うたびにヤケドしたけど美味かったなぁ…。

あの雰囲気もスパゲッティの味も今は永遠の思い出となってしまいました…。



どこの地方都市でも一緒だと思いますが、昔の駅前商店街は衰退の一途。時代の流れとはいえ寂しいことです。

しかしその後喫茶店を後にして商店街をブラブラしていたら、昔洋品店か何かだった店舗の改装作業をやっていて、よく見ると借主らしき若い女の子(!)がいきいきとした笑顔で指示を出していました。
古い商店街とはいえまだまだ捨てたもんじゃないなぁと、おじさんも微笑ましくなりました。

夕方に帰宅して仏壇の母に手を合わせ、一緒にジャズ喫茶のマスターのご冥福もお祈りをして、まったりとした、しかしなんとなく充実したお盆の一日を終りました。

なんだかんだいってもやっぱり故郷はいいもんです。
Posted at 2012/08/21 17:36:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 思い出 | 日記
2012年06月21日 イイね!

The memory of my father and his cars.

The memory of my father and his cars.先日、探し物で押入れを覗いたら昔のアルバムが出てきました。
この写真は私が小学校2~3年生の頃、家族でお墓参りに行ったときのものです。(右から3人目の気をつけしてるお坊ちゃまが私です。笑)

クルマはトヨタ・パブリカ。
いつ頃まで所有していたか定かではないのですが、私にとっては父の愛車で最も思い入れの深いクルマです。

父は私が幼児~中学生の頃は建設作業員をしていました。
主にダムや高速道路などの建設現場でダンプカーなどの運転をしていたと聞いています。

北海道の片田舎に住んでいた我々家族を支えるために、北海道内はもとより、東北、関東などの工事現場への長期出張もしばしばあったと記憶しています。
私がまだ幼児の頃は、父が長期出張から帰っても顔を覚えていないので、お客さんだと思っていたという話もよく聞かされました。

私が幼い頃からウチはクルマを所有していましたが、子供の頃の私は車酔いが激しくて、10数キロ程度のドライブでも必ず気持ちが悪くなりました。
でも何故か父のクルマに乗るのは大好きで、助手席に陣取って、父のクルマの操作を見たり、道路標識などの意味を聞くとやさしく教えてくれる父とのドライブが楽しみの一つでした。
なるべく気持ちが悪くならないように、家のまわりに自生している薄荷の葉っぱを摘んできて、その匂いで紛らわせたり、なるべく窓を開けたりしてドライブを楽しみました。

家族の中でもクルマを運転できるのは父だけでしたし、車酔いの酷い私は大人になっても絶対運転は無理だろうと思っていましたので、運転は本当に特別な人間が許されたものなんだろう、と子供ながらに思っていました。
そしてなにより、クルマを意のままに自在に運転する父を、小学生の私は心底から尊敬していたのは今でもはっきりと記憶しています。

しかし、やがて私も中学生になり、今から考えるとアレが「反抗期」というやつかと思えるのですが、訳も無く父が嫌いになりだしました。
中卒で学歴も無く、趣味らしい趣味も持たず、仕事から帰ると酒を呑んで酔っ払って寝るだけの父を見て「ああいう人間にはなりたくない!」と強く思ったものです。

余談ですが、その頃の父の愛車が何だったのか今でも思い出せません。
それほど父への興味が失せていた時期だったのでしょう。

しかしその後、私が高校に進学した頃、父が「大型二種免許を取る」と突然言い出しました。
中学生の頃は殆ど話しもしなかったので、その時にあと大型二種を取れば日本の自動車免許を全制覇することを知りました。
そして、その卒業検定の実地試験に私を同行させると言い出すのです。

高校生になって、それまでの反抗的な気持ちが幾分薄らいでいた私は試験について行く事にしました。

そして当日。
試験車輌は路線バスに使用されていた中古バスでした。
古いバスなのでタバコなどの匂いの染み付いたシートが私の車酔いを促します。
おまけに、狭い教習コースでの試験なので右に左に大きくローリング…。(ううぅ…)

…やってしまいました。いわゆるリバースを…。(ゲロゲロ~)

当然、試験は中断。
一瞬、怒られる…と思いましたが、父は「ごめん、ごめん。俺が無理に誘ったせいだな。大丈夫か?」とやさしく慰めてくれました。

その後、私を降ろして試験を再スタート。
無事、試験に合格して父は「日本の公道を走る全てのクルマを運転できる人」になりました。

素直に「凄い」と思えたそのときに初めて気付きました。
仕事一辺倒に見えた父の、唯一の趣味がクルマだったのだと。

そして今、その父のクルマ好きが私の身体にも受け継がれていることを改めて感じました。

今もそこそこ元気に田舎で暮らしている父に直接は気恥ずかしくて言えませんが、ちょっと遅い父の日の感謝の気持ちをこめて。


しかしこの写真、4人(?)乗りのパブリカに6人乗って行ったってことですよね…。
…ま、それだけ緩い時代だったということですねぇ。
Posted at 2012/06/21 16:39:35 | コメント(7) | トラックバック(0) | 思い出 | 暮らし/家族

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「プリウス初搭乗記 http://cvw.jp/b/1368451/31319221/
何シテル?   10/07 17:59
2011年初頭、RX-8からRoadsterNC1に乗り換えました。 人生初のコンバーチブルですが、なぜもっと早く乗らなかったか後悔するほど、オープンエアの楽...
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