会社にある桜のつぼみがようやくほころび始めました。
「さくら」と言うと色々な事柄を連想しますが、私は真っ先に「いきものがかり」の“SAKURA”という曲が思い浮かびます。
数年前にかなりヒットした曲なので知っている方も多いと思います。
私はこの曲を聞くと何故だか泣けてしまいます。
初めて聴いたのは曲が発表されてから1年以上経った後だと記憶しています。
曲自体に特別な思い出や、歌詞に思い入れがあると言うこともありません。
甚だ失礼ながら、歌唱や演奏も格別に上手いとも思いませんでした。(ファンの方ごめんなさい。というか私もファンなのでご容赦。)
しかしTVで放映されていた、桜の木の下での演奏を観て衝撃を受けました。
今でもこの曲を聴きながら口ずさんでいると、ウルウルして途中で胸が詰まって歌えなくなってしまいます。(恥ずかしいオッサンです…)
特に運転中は危険なのでクルマでは極力聞かないようにしていたりします(汗)
こういった泣けてしまう曲が他にも数曲ありますが、最強なのがこの“SAKURA”なのです。
そもそも音楽を聴いて心が揺り動かされる事が、子供の頃から不思議だなあと思っていました。
単に周波数の異なるいくつかの空気振動の並びや強弱の違いで、その旋律が明るく楽しげに感じられたり、暗く哀しげに感じられたりすることが万国共通で人種の垣根もなく感じられる。
魔法という言葉がありますがそういう意味では音楽はまさに魔法だと思います。
たぶん“SAKURA”という曲には私の心のどこかに触れる魔法が隠れている、そんな曲なんだと思って聴いています。
とは言え、若い頃は曲を聴いて元気になることはあっても泣くことは無かったのですが、これも歳のせいかのぉ…。
Posted at 2012/04/05 14:00:07 | |
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