
ある日、クルマから降りる際に不意にシャッターが押されてしまった一枚。いつもクルマをどう撮るか、なんて考えがちな中で、あとあと見ると、こんな写真も悪くないかもしれません。

別の日、まずは近所を散策。横に茄子も出来ていました。

赤い実。ここら辺のお宅は、通る人の目も楽しませてくれる家づくり、

そんな気持ちも感じつつ、いい街づくりをしていると思います。

実家に到着。太陽の光が葉脈をはっきりとバックライトで照らし出します。

ほんの少し光の入れ方を変えるだけで、表情も変わり。

トリミング。ちょっとしたマクロ代わりにも使えそうな勢いです。

ここ近年実家では、玄米を精米して、しかも土鍋でご飯を炊いてくれます。5分で炊けるのですが、本当に5分で?、と思いつつ、おこげもついて美味しく炊きあがります。精米中のお米のようにプロペラを流したい。

家族を送り、帰りながら散歩。

というよりも、住環境を整えるためいくつかの業者が来るので、一人自宅待機。その合間に少しだけカメラ散歩。そんな日々が続いて、

束の間の撮影。日常にある風景そのままに、そこへどう光を入れるか、それをなんとなく意識してきました。

それぞれのお宅で、それぞれの趣向。奥さんの趣味が反映されるパターンがほとんどなのでしょう。

自宅で業者氏が作業をしてくれている間、待機だけもなんなので、こっそり抜け出し、またカメラ散歩。ほんの20分ほどですから。

しかしながら、あまり空けるのも心配なので、すぐ戻りながらも一枚撮って、

トリミング。普段見えないものが見えてくる、行けないところに行けることができる、そこがまた一つカメラの魅力であり、技術の英知だと思います。とはいえ、どれだけいい写真を撮ろうと、瞬間を切り取ろうと、何をしようと現実の魅力に敵うことはありません。

数メートル歩いて、また一枚。
人間の三大欲求は食欲、睡眠欲、性欲が有名なところですが、これに加え保護機能や仲間を作ることも基本的な本能だそうです。同じように何かを残すという機能、たとえば文字の発明や、あるいは写欲も本能の一つのように思えてなりません。

これもトリミング。
自宅へ戻りました。カメラをはじめてから一年ほどいろいろ撮ってきた手持ちの中では、ニコンのレンズはあまり持っていないながらですが、この組み合わせが一番カリカリな解像感を出せると思います。

夜に迎えに行って、そのまま夕食。鍋焼きうどん天ぷら付きを連日オーダー。精米したてを土鍋で炊いた白米とともに。三時間煮込んだオニオンスープや鶏がらと一緒にこれまた煮込んだおでんやら、美味しい手料理をこの年でまた頂く機会がこんなに増えるとは、有難い限りです。

別の日の公園散歩。
このサイズだともやっているように見えますが、クリックした画像では手前のもみじがしっかりと解像されています。とはいえ画素がだいぶ圧縮された感は出ていますが。いずれにしてもカメラはしっかりと仕事をしています。カメラは年を取らないので年月を経てもしっかり仕事、ができる。

この椅子に座った人はどんなことを感じて、どんな時間を過ごしたのか、を想像してみたりして。

だいだい。甘味が少ないためマーマレードなどに向く。

メンテ付きですばらしい庭がある、と思って有難く散歩。

電機工事がうまくいかず何度も来訪、頼りないところに少々気疲れ。

を忘れて、カメラ散歩。

飛行機撮りになってくると、飛行機以外の写真はどうでもよくなりがちな気がします。プロの航空写真家もそのような傾向にあるような気がします。飛行機以外はスマホでもぜんぜんOKみたいな風潮までも。飛行機という圧倒的存在感あるものに比べると、他の被写体に強い興味が湧かなくなってくるのかもしれません。

実はそんな気持ちになりかけたこともあるのですが、日常にこんな面白さや素敵な光景がある、という発見をしていきたい、という気持ちを忘れずに、下手の横も縦もそして斜めも好きながら、スナップも丁寧にしていきたい、と思いつつ、写真の水平が取れていません。優先順位が子供、次がスナック、あ間違えたスナップなので、集中しきれないところはありますが、それでも露出ぐらいはいじれる余裕も出てきました。

従前住んでいたところは家人の実家へアクセスもよくと考えて決めたところながら、夫婦二人だけならどこでもよく、とくに私は寝に帰るぐらいのときもあったりしましたが、子供が生まれてから教育環境を考え始め、この地に新参させてもらうことに決めました。後進も子供も、とにかく教育。人生においてもっとも力を入れるテーマであり、最も大切な仕事であると心得て。

S400も立体駐車場ではなくて、車庫になりました。代車E250と並んで。車庫がある家に住むのはかなり久しぶりです。元お坊ちゃまなので、幼少の頃は地元の市長も泊まりに来るような非常に大邸宅に住まわせてもらっていました。庭には滝もあり、川も流れ、池もあり、鯉に餌をやり。大人になってから試算してみれば現在の貨幣価値で調度品含め10億円という数字になりました。そんな家に一度住まわせてもらった経験があるゆえ、まったく住環境へのあこがれもなく、来てしまいました。

一転して、女癖が悪い父親と竹を割った性格な母親の離婚により、貧坊ちゃまになりました。豪邸から風呂もないアパート暮らし。しかし住む環境は変わっても子供心に何ら幸福感は変わりませんでした。母親の豊かな愛情のおかげだと感謝しています。私の子供は物心着く前から秀でて女性が大好きなため「誰の血かね~」と家人がよく、何度も言うので、「おじいちゃんの血かな」と真実で返していますが、敵もさるもの「じゃあ益々血が濃くなっているね、これは」と論理性を感じさせる返しを、清らかな気持ちで聞く日々。

住宅街を散歩しているだけでも楽しく、気持ちよい時間ながら、落ち着いてきたような、まだ落ち着いてないような、家具など月末までには揃う予定ながら、転入届も出し忘れてた中で城南島も行ったり。

こちらのお宅は三戸・三世代、のうち一つが売りに。エリアをかなり絞って探したせいか一年少々かけてもなかなか見つかりませんでした。今は物件は少ないですが、ここ10年で大きく動いていきそうです。

こちらのお宅は洋風な佇まい。にマッチした草花。それにしても植物の名前がまったくさっぱり分かりません。

帰りは
竹沢うるま氏風のブラしをちょっと変えて、遊んでみた一枚。どこが、と思いつつ。ところでこの竹沢うるま氏、日本人の色彩感覚とは思えないすばらしい感性を持った逸材だと思います。日本人もこんなレベルの人が出るようになったんだ、と思わせる一人のように思います。

あ、ちょっとだけ代車も乗りたくて、近くのローソンまでコーヒーを買いに
ミニ・ドライブへ、往復5分。

この数日の組み合わせは、
D810 +
シグマ35mm F1.4 DG HSM。トップクラスにカリカリに撮れる組み合わせだと思います。手持ち撮影を前提とすると、D810は3600万画素ということもあり、暗部ではノイズが乗りやすい印象ですが、明るいレンズと組み合わせることにより、少しの弱点もカバーできます。そこそこ寄れるレンズなので散歩スナップにも向いているだけでなく、肌の色も若干土色に感じる場面もありつつ黄色が抑えられて、非常にナチュラルな肌色で撮影でき、artシリーズの他の画角と組み合わせたりして、ポートレートにもいい組み合わせだと思います。
ライトアップまでもう少し、紅葉を撮りに
ドライブへ行こう。
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いつもの公園 | 日記
Posted at
2015/11/27 11:39:22