みんカラすばらしいですね。画像の一括UPが可能になりユーザービリティが改善されました。リアルタイムビューができるようになることと、サムネイルも大きくして頂けるとさらに嬉しいです。

各地、紅葉、あるいはそのライトアップ、今年はいかがだったでしょうか。

今年は紅葉そのものが今一だったと、みんカラで散見されます。そんな中、京都の永観堂など紅葉ライトアップの名所には敵いませんが、私も行ってまいりました。

色づきがバラバラだったり、紅葉し始めたと思ったら、他の木はもう落ちていたり、色づき方そのものが今ひとつだったり、と私も感じました。紅葉だけでなく、農作物も今年は例年と出来や味が違うかなと思うものもあったり。同産地で比べた場合、晩夏あたりのトマトはいつもより甘味が少ないと感じた一方で、秋味たるりんごの出来はよかったのではないかと感じています。
ちなみにテンションが上がる曲をかけたり、静かなバラードにしたり、ブログを記したりする際は音楽をかけているのですが、本日は徳永英明氏のカバーを聴きながら。この暗い写真を見ていると絶望的に物悲しい気分になれます。

ご年配の方、家族連れの方、女性一人など、たくさんの方がカメラやスマホで紅葉ライトアップを撮っていました。意外と女子高生も多く「こういうところはスマホじゃだめ、一眼じゃないと!」などと友達に話していて、ちょっと前の私より詳しいとびっくり、どころか

一眼を持った10歳の知らない男の子に「ちゃんとカメラ持ってきた?」と声をかけてもらいました。この日撮ったという一番の写真を見せてもらえば、私よりも上手。写真コンテストにも応募しているそうです。親御さんの影響なのでしょう。カメラをたすき掛けにし背中側にあった私のカメラは見せず終いとして、小さな先生に少し教わりました。フィルム時代と異なり、デジカメは経験値も桁違いに積むことができます。将来が楽しみです。

なんでも桁違いな経験値が大切であり、量か質か、という命題がありますが、膨大な量は質に転換すると信じて、今年だけで20万枚超を撮影しました。飛行機だけで3万枚は越えています。自宅の屋上から撮影する飛行機も一日で3,000枚を超えることも。頭がちょっとどうかしている気もしつつ、もう少しで分水嶺に達するとこれまた信じて。

仕事も読書も、20代は桁違いにやってきた気がする自負があります。3日に一度3時間だけ寝る生活、つまり69時間活動し、3時間寝る生活を繰り返していました。起きている間は仮眠一切なしです。単位は徹夜の徹。一徹、二徹と数えていました。「人間の体はこんなにも起きていられるんだ」と自分が一番びっくりしたと同時に、これで差がつけられるのだから「世の中ちょろい」とも思っていました。半年続けて、ある日ぶっ倒れるのですが。今では一徹も不可能です。加齢とはなんたるもの。

なんていうことがすごい、と思っていると、今の若い子達は、一日睡眠一時間で働きまくる、という子達も多く、それでも豊かになる道が見えず。大変な時代です。いずれにしても、体力にものを言わせられるのは若いうちだけです。やはり頭脳を磨いていかないと年を重ねてから大変なことになるケースが多くあります。

「うちの部長は会社へ来て新聞読んでるだけ、がんばっているのは私、部長いらねー」なんていう時代があったのだと思うのですが、今時代を振り返ると、それぐらいで丁度よかったのかもしれません。

少し前は「組織のフラット化」などと言う言葉がもてはやされましたが、もたらしたものは中間管理職の精神的疲弊だけでした。

寝ずに仕事しながら、デートもして、あっデートの映画で仮眠は取ったことありましたが、読書もたくさんしました。

社会人となってから、己の無知の知を知り、3年で3,000冊は本を読みました。ビジネス本であれば3時間で3冊、分厚い学術書でも一日で読めれるようになり、やがて本を読んでも知っていることしか書いてない、というぐらい読みました。なぜか雑誌は反対側から読む癖がありました。若いうちは本当になんでも無理が利きます。

写真、明鏡かは分かりませんが風もなく止水でした。異性との交遊は、微生物学的、あるいは医学的な観点から桁違いな遊びはしないほうがいいかと思う、枯れたおじさん。

北米の朝。一番びっくりする光景が早朝のスタバへ行くと勉強している人の数が多い、ということです。日本のマックでも夜に勉強をしている人がいますが、数と熱量が違います。あるいはリゾート地へ行っても日本人で読書している人は少数ですが、欧米人はほとんどが読書をしています。

もちろん欧米でも勉強しない人はたくさんいますが、勉強する人の数も、勉強する量も、日本とは比べものにならないほどに多いと実感してきました。大手日系企業に勤める友人は仕事が終わってから英会話に通うそうで、それぐらい大手だと当たり前ぐらいの勢いもある中で、それよりすごいのが、知り合いのアップルに勤める人は、毎週末に飛行機で日本からアメリカへ行ってました。世界トップクラスの大学へMBA取りに。飛行機の中も勉強だそうです。

北米に一つ些細な基盤があることにより、グーグルやアマゾン、マイクロソフトに勤めている方達の情報がいろいろ入ってくるのですが、「入るより、入ってからが厳しい」とはよく聞きます。言われたことも出来ないのでは話になりませんが、言われたことだけ、仮にパーフェクトに、やっているだけでは1年後いないそうです。

学問のすゝめにある「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という有名な一節は、人はみな平等であるという意味ではなく、本来平等なはずなのにそうではないよね、なんでだろうね、云々だから学問をお勧めします、という話しなわけな中、

王族や歴代続く大富豪一族、あるいはアラブの油を売っている暇人を除いた世界一のお金持ちビルゲイツや、多くの人が欲している福沢諭吉も言うわけです。本を読み勉強しなさい、それが裕福になる道だよ、と。世界一のお金持ちが言っても、皮肉なもので多くの人が求めている福沢諭吉本人が言っても、なかなか本を読まない人も多くいます。いや雑学王になっても何にもならないので、そこがまた難しいところなのですが。

素敵な音楽会でした。ライトアップされたもみじの下。
筋肉と同じで、月に10回腕立て伏せをしても筋力が付かないかのごとく、月に数冊本を読んでも知力は付かないと思います。一定度以上の負荷をかけていかないと。月に数冊程度なら、腕立てのごとくやらないほうが得策です、時間の無駄になりかねません、なんていうストイックさもたまには。

成長というものは「らせん階段」のようなものかなと思っています。一つ二つ上がっても、さして景色は変わらない、けれど5つあがって少し変わってきたかなと思い、10上がってはじめていつの間にか、がらっと景色が変わるように。カメラもそうありますように、と思いつつ、帰宅して一息。家灯りの葉も悪くありません。

この日のカメラは
1DX +
EF50mmF1.2。高感度に強い組み合わせです。暗部でも強い1DXはAFだけでなく、ISOが高くなってもノイズが少ないと感じます。夜の飛行機撮影では欠かせないカメラです。これに明るいレンズを組み合わせれば、相当に暗いところでもしっかりとAFしてくれ撮ることができます。加えてライブビューモードにすれば鬼に金棒状態で大概の暗所でも撮影できます。また発売から時間が経った機種ながら、ライブビューでは意外と顔認識をしてくれ、これが暗いところでもしっかりとAFしてくれ便利です。
2015年も師走になりました。
ドライブに行こう。
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いつもの公園 | 日記
Posted at
2015/12/01 23:42:15