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イイね!
2016年03月14日

う  散歩         ノードライブ



  1DX + EF50mm F1.2L USM

二人でお出かけの週末。家人午前中だけですが、休憩二日目です。標準ズームが多かったので、単焦点(たんしょてん)ももう少し使いたいなと思いつつ、子供と二人で散歩をするつもりだったので、古いピント機構を持つレンズでもAFが素早い1DXをセレクトし、子供はJALをチョイスして。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

芝生だけの公園へ到着です。絞り優先モード、F1.2、ISO100で曇天の日中でもこの開放に対応するためカメラは1/4000を選んでいます。1DXはピントが遅い重いレンズであっても、走ってくるような場面で余裕でピントを合わせることができます。耐久性も一つ抜きに出ていますが、AFが秀でている機種です。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F2.8。距離や光、背景の種類などによってはボケがうるさいか、少々汚い、という評価があるやもしれません。ボケすらも場面によっては使いづらいと評されるレンズです。開放付近で使ってなんぼのレンズゆえ、絞って使うことが多い人は他のレンズがいいかもしれません。が、家族を撮っていると、枚数だけはこれだけ写真を撮ってきた私でも、その写真を見ると心拍数があがり、スッと吸い込まれ見入ってしまう、そんな写真が撮れるのも、またこのレンズの妙味です。その人の人生、その機微を写しだすような時があります。そんな比喩をしてもけして言い過ぎではないと思うほどに。なお、毛穴は写せません。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

これまたすごい龍に遭遇です。このうねり方、なかなか出会えません。85mmは、その世界観もすばらしく、かつEFの場合は50mmF1.2よりも諸々安定していますが、人を撮る場合、元の顔を知らないモデルを綺麗に撮り「美しい写真を作る」のであれば問題ないのですが、よく知っている人であれば距離や角度にもよりますが、UP気味正面から撮影したときなど中望遠ゆえに圧縮効果を感じてしまい元の魅力とは変わってしまいます。比して50mmはニュートラルにその人の魅力を写すことができます。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

季語を見つけました。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

つぼみにもエネルギーを感じます。後ろのが電車であれば、鉄道業界からオファーが来そうです。と言うためには、そもそも的にボケ過ぎてるわけですが。日の丸構図はだめだ、いや力強く表現できて実はいいんだ、と両説あるのですが、私は日の丸構図も好きです。ただし写真を並べたときに日の丸構図が続くと単調になったり、流れに動きがでないような気はします。つまりは何でも相違性、もしくは変化がないと飽きるということかもしれません。


  1DX + EF50mm F1.2L USM 気持ちトリミング

中井氏モード。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

中井氏モード2。草木だけがメインなら、このボケもありですが、抽象化の域を超えてもはや色しか分からないので、もっと絞らないとだめなケースといえるでしょう。



  1DX + EF50mm F1.2L USM

児童館に駐車。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

子供の頃みた光景。世代にもよると思いますが。



  1DX + EF50mm F1.2L USM

児童館でも一眼。


  1DX + EF50mm F1.2L USM 少しトリミング

体育館でジープ、そしてサッカー。でんぐり返しは1歳半の頃にはしていました。真似する習性を使います。事故もあるようなので本人の運動神経や運動能力の下地を見て判断したほうがいいと思いますが。お風呂は大好きで、最近では二回入りたがります。適切に水への恐怖心も持ちつつ、お風呂が大好きです。1歳まではかなり丁寧にとくにシャンプーに気を付けてお風呂へ入れるといいと思います。子供と言うものは例外なく水への興味は多大にあるのに、お風呂を嫌がる子供も少なくないそうですが、嫌な理由が必ずあります。どこか乱雑になって痛いとか、おむつ替えや歯磨きもを嫌がる場合も必ず理由があります。はじめに丁寧にすることにより、結局は楽な子育てへつながると思います。寝るときも「もうねんねする?」「寝ようよ」ではなく、本人が遊びにまだエネルギーがある中でも「先にねるよー」というと、むしろ先に寝室へ行きます。言葉一つも変えてみると魔法がかかります。そのうちお先にどうぞ、となるのでしょうが。いずれにしても、魔の二歳というぐらいでも、子育ては社会で大人を人材育成するよりも1000倍楽です、心底実感します。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

中井氏研究室の時間です。左端上にある葉にピントを置いてあります。
F1.2


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F2.8


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F6.3


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F14


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F2.0 に加えて、さらに中井氏モードでWBをいじり、このときは曇天にしてみました。気持ち中井氏の前ボケに近づいてきた気がします。あとはここに光があり、前ボケの玉ボケを作り、電車が入ればだいぶ中井氏モードと言っても、その劣化版ぐらいは語れそうです。これをレンズや距離が違っても、だいたいこの辺だろうという体に染み込ませた設定で、準備してから電車を撮る。飛行機だと同じところを通るか分からない難しさがでてきつつですが、電車でも一度やってみたいものです。



  1DX + EF50mm F1.2L USM

花を光にして、つまり花を前ボケにして、自転車のライトその光に見立てて遊んでみました。中井氏のおちゃめさを参考にして。


  1DX + EF50mm F1.2L USM 半分にトリミング

ご近所の立派な梅の木です。このように奥の梅にピントを合わせるのも一眼であれば簡単にできます。コンデジだと少々手間取ることが多く、せっかく合わせても前の木にピントが引っ張られてやり直し、なんていうケースも多いかもしれません。このようなケースでコンデジだとMFのほうが早く、確実かもしれません。





  5D3 + EF50mm F1.2L USM

先日撮ったどこにもピントを合わせない一枚。「抽象化してあげると見る人が思い描きやすくなる」という中井氏からyoutubeを通じて直伝を頂いた考え方と柔和なスタイルを参考にして解釈。


  X7 + EF 28-80/3.5-5.6 USM 

ある日の朝は、解像度や解像感もへったくれもない今では1,000~2,000円程度で売っている25年ぐらい前のフィルム時代のレンズで、生えてきた新芽と雑草をあれこれ撮ったり、これの他にもちろん中井氏モードもやってみました。何よりもレンズをつけて恐る恐るAFさせてみると、動くのが感動ものでした。セレクトするレンズにも柔和さを、それも中井氏啓発セミナー。



  G5X

「今日はおひとり?」と問いかけられたときは一人の予定だったのが、子供を実家に託したまま味をしめた家人も結局、途中から参加。


  G5X

ビールの泡を前ボケに広く使う無謀ぶり。右端に見えるのは先日ドラフト指名したそば屋の「もつ煮込み」美味しいダシとゆずの香り付。「もつ煮込み写真家の道」も一瞬頭をよぎりましたが、例えるなら航空写真家からグラビアアイドル専門のカメラマンになるぐらいの転身です。よく考えないとなりません。



  G5X

SSをスローにして中にいる大将に動きを作る。と思いましたが、すぐに溶けてしまいなかなか躍動的に写せず。



  G5X

諦めて普通に。


  G5X

さすがにこの日は鴨せいろではなく、かつ丼セット。透き通るつゆと共に。しかし上部に家人が頼んだ鴨せいろを入れました。もしも家人が来てなかったら、業界団体から干されるところでした、と思うとぞっとします。いや鴨せいろを客観視したかったのかもしれません。しかし同じそばという共通項もありそうです。航空写真家ルークオザワ氏は「ひこうきは飛ぶために無駄なものが一切ない、ゆえに美しい。曲線一つも美しい。女性を撮っているのと同じです。」という趣旨のことを言っています。かのごとくかけとせいろの曲線も綺麗ではないか、と言いたいわけですが、鴨せいろ業界ではそのような言い訳は通じません。体育会系の節も感じます。


  G5X

SSを遅くして流せば躍動的にもなり、プライバシーにも配慮できる、開放頼りだった自分を反省しました。アイディアは幾通りかあるわけで、それが現場で出てくるか。しかし開放にもして、よりプライバシーに配慮した結果、流しが中途半端な結果に。最近はマニュアルモードでの設定が一番使いやすくなってきました。昔は全幅の信頼をしすべて任せていたのですが、カメラ任せが減ってきて、権限委譲が後退です。中井氏モードの修行は主観的にある程度ものにできるまで続けようと思います。なお、ルーク氏は「飛行機という漢字はあまり好きではありません。重い感じがして。だからひこうきとひらがなを使います」というこだわりも。



  1DX + EF24-70F2.8Ⅱ

そんな中で「れんず」の思案も。50mmをいくつか持っているので、その周辺を調達し比較するのも勉強になるいと思いつつ、85mmの世界観が最近のお気に入りです。同じ開放絞りでも、もともとのレンズごとの解像度はもちろんありつつですが、単に画角による撮影距離の関係で、つまり85mmの方が離れて撮影する機会が多く、被写界深度も深くなり、結果として精細感も増すような気がします(同じ撮影距離、同じ絞りであれば、通常85mmのほうが被写界深度は薄くなります)。このレンズは5D系あたりまでは「グーーーー、ググ・・・グ」とAFが合いますが、1DXになると「グっ」と瞬時に合うようになります。そろそろリニューアルされピント機構も最新のものになれば変わってきそうですが。悩むのは得意ではないので、そろそろ仕入れます。


鵜飼いの、レンズを買いに、ドライブへ行こう

ブログ一覧 | 街でカメラ散歩 | 日記
Posted at 2016/03/14 17:14:41

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この記事へのコメント

2016年3月15日 20:47
ドラいこさん、こんばんは(^o^ゞ

なんでしたか?何かで読んだのですが、ぼけを重宝して写真を楽しむのは日本が発祥だとか。

本当であるとすれば、わびさびに通ずるものがあるのかな?なんて思ったりもしました。

正直、ぼけの善し悪しは、まだまだ分かりませんけどね(^o^;)

コメントへの返答
2016年3月15日 22:26
ぽんさん、テイクオフ。朝はエアボーンにしようと思います。ご挨拶も兼ねたレンズの話です。


私もそれを目にしたことがありますが、レンズの特性を思うと少々懐疑的に思っています。ツァイスのなんとか博士は「前ボケはどうでもいい、後ろボケがすべてだ」と言ったとか言わないとか、あるいは昔の写真を見て確証を得たいと考えたことがありまして、戦争は記録性が大事ゆえボケが少ないですが、同条件的な室内撮影と思われる写真比でも、アインシュタインの写真などは後ろがボケたものも多くあります。

食材の風味のごとく、細かいことは気にしないで運用してきた節はあるかもしれませんが。


プロフィール

「@すぎすぎすぎ さま 2千円でしたよね?たくさんの野菜にコシヒカリ1キロまで。大盤振る舞いの過給すごい!我が家はお洒落な野菜をどう使っていいわからない(笑)とまだペンディング中です(^_^;)」
何シテル?   06/17 23:05
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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