RX1 R

仕事を終えて私もなんとか間に合った、7月中旬の盆踊り大会をこなし、夏休み中ダンスのマインドもグロウスなステージを感じさせることとなり、

明けて、夏休みに向けた幼稚園最終日の朝、登園のため送り、

「今日からハワイ行くんだよ」と子供が伝えたのであろう「本当に今日から行くのですか」と先生から聞かれたお迎え。

新旧の因果が入り混じる不思議な7月と、夏休み開始日なったこの日も因果を感じることになりながら、送迎のあとは少し留守をするのに備え一仕事して、「はわいまだ?」「はわいまだ?」と聞き倒されるひと時。

「はわいからかえったらすぐくるからね!」とばぁばに顔を見せ、うどんでも食べていくか問われれば「うどんはひこうきでたべるよ」とやんわりと辞退し、「ドコモだ!ビルをみて」と指示も受け、「ここの景色も好きなんだ」と聞けば、それも撮り、

大井のあたりでは「ドクターイエローみえないよ、だって車庫のおくにいるから」という理解は示すのに「ジープとFJクルーザー買うから今の車はいらない」と暴言を吐く車中、「羽田国際線ターミナル?」と聞く、その空港付近まで来ました。

夕焼けの羽田空港周辺。

仕事としてはスタートアップの時期、大切なタイミングであるにもかかわらず、申し訳ない気持ちとともに後進へ託し、お願いし、謝りながら、この子の今しかできない情操教育の一つとして、

いろいろな物を見聞き感じる旅に出ることにしました。

「いいこと思いついた。スーツケースはAちゃんがころころして、かばんに玩具いれるから、安心していっぱい玩具もっていけるよ」とママと交渉した結果、バイク一つのみの着地点。玩具のお土産で埋め尽くされるであろう、スーツケース一つは現地調達する構えで、出発です。

駐車場からターミナル内への移動中「あっモノレールだよ、見た?」と聞かれ、その瞬間を鉄道写真家中井氏きどりで飄撮。

前の晩は後進の新しい奥方を我が家に招き、粗宴な晩餐をしていれば新妻がいる傍では大好きだった後進前妻の名をけして言わない、大人の配慮。を思えば、なんと成長したことか、と思いました。

男同士になったとき、一度だけ「Rちゃん元気?」と、聞いたのみで。なかなかの宇宙遊泳です。

バイクを持ちつつも、飛行機好きな男の子。そのアピールぶりは帰路で花開き、実利に繋がっていくことになります。

しばし空港で遊びながら、

夕食を物色しつつ私は空港スナップ、略して空スナップ、つまりエアースナップ、さらに略してプにも勤しんで、

思いの外、混んでいるお店多数で食べログ難民。

入園直前春先に行ったグアム撮影総枚数21,400枚、動画も合わせたデータ量366ギガバイトに対し、入園後はじめての夏休みたる今般のハワイ旅行は撮影総枚数8,740枚、動画を含めたデータ172ギガバイト

ざっくり写真は半減以下の三分の一に向かっていこうかという減退ぶり、データは半減。

これを二回ほど堪能していると、案外に時間が無くなってきました。

我が家の機長と空いている洋食店へ。

揚げたてのエビフライをタルタルソースで頂いて、

水平垂直、平行を水準器なしのなる早で到達したい練習の日々。

撮影枚数が大きく減ったのは、その分動画を多く撮ったことに加えて、機材も要因かもしれません。RX1Rはピントが遅いので、シャッターを押すまでに時間がかかります。

休みがない我が家の夏休み。その開幕となる出国です。

「簡単でした~荷物検査」倒置法で表現し、

13回目となるフライト。やんちゃ坊主系ながら、結果として少しずつ慣れてきた成果が試される7時間超のフライトにトライです。

搭乗する111番ゲートに着いた瞬間に後進から電話が掛かってきて「111」に関する報告を受ける、不思議。

搭乗ゲートもお手伝いをもらいながら、自分で通り、おじぎも二回して、

この日乗る787と記念撮影もして、

機内へ向けて猛ダッシュ。このシャツ、CA諸氏から「あら飛行機好きなのね」と評判よく声を掛けられながら入場することになるのですが、大人用も探したいところです。

自前のヘッドフォンでトーマスの映画を見出し、

離陸に向けてタキシングもはじまりました。
RX100M4

家族三人、別々のコンテンツを見て、横並びでほぼ終始別々の脳内を過ごすひと時がこのように早く訪れるとは思いませんでした。別々の時間、成長を感じ、嬉しくも寂しい一瞬でした。あと何回、こうして三人並んで座ったフライトができることか、とも思えば貴重な今にも思い。

トーマスの映画を見た後は、ぐっすり寝てくれ、思いのほか私は映画を二本も見ることができ、まさかそのようなときがこのように早く訪れるとは、これも同じく以下同文。

機内食もいただき、

空が明るくなってきたところで、

軽食ももらい、一昔前よりも機内サービスのコストダウンを経済的な座席でも随所に感じ、

着陸するときに上から風力発電の「風車見えたよ。宮古島で見えたのと同じやつだよ」と二歳の誕生日に行った宮古島で見た光景を覚えているのか分かりませんが、ハワイに到着しました。思いのほか、苦痛にも感じず、私も楽しかった7時間。イタリアぐらいも行けるのではないか、と欲が出てきます。

社会勉強。

「いいの撮れた」と、向かいのおとうさんにカメラ目線をもらった子供作。「よし、今回はポートレート系で行こうか」という心の声も聞こえてきそうなひと時、我が家の先生、後日秀作を発表なされます。

旅行代理店のラウンジまでのバス、私は仮眠してしまっていたところ家人が撮ってくれて。

次はホテルに向けて、風を感じつつのトロリーバスに乗り、

大好きなジープを見つけ、

ホテル着でまたジープ。ここもグアム同様、ジープ大国です。

簡素なチェックインを済ませ、

部屋に到着。「あぁ~気持ちいい」と寝転んで、

親の靴まで揃えてくれて、

眠くなってしまう前にお出かけです。ホテルにあるスーツケース店に目星をつけに立ち寄って、

昼食を頂きに、常夏を歩きます。

細々とは変わっているワイキキ。しかし大きくは変わっておらず、とも言える中、

ハワイ上陸、第一号の食事は適当に決めた新しいお店へ。あとで確認すると、人気シェフロイヤマグチ氏という方がオーナーの
Eating House 1849 という多国籍料理店でした。

このお店での写真を見ていると「ここハワイ?、何食べた?」と聞かれ、なんだっけと思い出す努力をしようと思えば「枝豆だよ」と、お通しのピリ辛ごま油で和えた一品を平らげていたのを私も思い出す、早く我が家の頭脳担当を交代したい日々。

幾度も行っている箱根。箱根という響きにも、そこで頂く美味しい食事にも、何らの高揚感もワクワクする気持ちも発生しません。ハワイも同じく。飽きてこなくなったハワイ、久しぶりでしたが、気候的にも、雰囲気的や解放感も思うところがありません。強いて言えば、加齢により五感が鈍化してくるとグアムでいいかなと思う、中年心。

しかし子供と過ごす楽しさ、子供が楽しんでいるひととき、子供と一緒に来たハワイ、格別の旅先にも思いました。
α7R II + SEL2470GM

部屋に戻り、着替えて、
α7R II + SEL2470GM

プールと海に繰り出します。
つづく