
出かける前何も言わず寝室へ一人で行き何かを探しているかと思えば、「かっこいいからベルトしたい。パパの貸して」そして「かばんも持って行こ」と5歳になってから洒落っ気が出てきました。

ドライブ中6台のFJとすれ違いました。家を出て10分もしない経たない中に、内3台とすれ違い「自車も入れれば4台のFJを目にしたわけか」と脳内で考えていると、

我が息子も同じことを言いだし、パパも丁度そう考えていたところだよと伝えると「一緒のこと考えていたね」と言われた、三連休最終日はホビーオフを巡るドライブへ出かけることにしました。

連休前からばぁばの家に二泊し、すでに4歳の頃からですが、この5歳タームも放っておけばいつまでも家に帰って来ない子なので、この先が心配にもなります。連泊中は再度新宿の鉄道模型店に行き、お兄さんに教えてもらった西武線を見て西へ向かいます。

少々玩具を買いすぎな認識もある中ですが、ホビーオフを巡るドライブ、これも今しかできないように思い、出動です。

1店舗目到着。

走行時間賞味としては2時間半、ドライブ全行程としては50kmを5時間ほど、丁度よい風合いな、なかなかに楽しいドライブでした。

前夜から「なんでカメラと同じキヤノンなの?」とガンキヤノンが好きになったところで探してみれば一発目に待っていてくれました。全般的に価格が低めの店舗でした。

「いい赤だねぇ」との声を聞きながら、次に向かいます。

これだけホビーオフにハードオフを周ってきてママも初めてみたという非売品な白のトミカジープ、ヤフオクだと7,000円という値段も見受けた美品が250円、というパチンコで確変になったような快感が得られることも。トータルだと損のほうが多いのかもしれませんが。

八王子のホビーオフでも行こうか、という私の提案に、いつも行ってるところは目ぼしいのを買い込んでる状況で、いいのがないであろうから、新規を回ってみようというママの提案でのドライブ行程となりました。

そうこうしていると、二店舗目到着です。

最近はピアノと、そしてなぜかドラムを欲しがっています。

こちらはジャンクなのもあり買いませんでしたが、ハマーの巨大ラジコン3,000円也。

「なんだプラレールか。興味ないなぁ」などと言ってしまいNゲージ効果かと思われます。こちらの店舗はプラレールが充実していました。

中にはこのような逸品も。

一応見てみましたが、最近は本格的にカメラがお腹いっぱいです。

ドライブの装備も充実化させて、次に向かいます。

ナナマル。

子供と二人で渋くてかっこいいねぇ、色もいい、とクルマ談義をしながらドライブは続きます。

そして三店舗目、到着。

こちらの店舗は個性的な玩具が多く、

箱も色あせたような懐かしさを思う、

年代を感じさせる在庫が豊富な店舗でした。

フィギュアが多い店、カード物が中心の店、飛行機模型が充実している店、逆に飛行機模型がほとんどない店、ミニカーも同じく、
店舗によって品ぞろえの傾向や、同じ商品でも価格がときには大きく異なりなかなかに楽しめます。

こちらはNゲージがお手頃価格で在庫も多くありました。他店の概ね半額な感じを見受けます。なおホビーオフはFCも多いようで、全店舗そうなのかは確認していませんが、店内写真撮影可で「写真だけ撮ってオークションに使わない」という禁止事項の他はSNSにもお使いください、という最近の事情を経営方針に取り込んでおり好感が持てます。

隊長が探索を続けていると、

「白のGLラジコンあったよ」と500円也を捕獲。

連休中にNゲージSLは仕入れたので、この日で2つ目となる同SL。なかなかに精密な動きをしますが、とてもセンシティブな作りですぐに壊れてしまいます。Nゲージが安いこちらで捕獲。

オープンの屋根を取り付けて、

コーンを入念に立ち退かせて、

四駆を中心にクルマ談義を重ねながら、

少し郊外へ行くとまだまだ空いている土地の多さを見て、

やたらにセブンイレブンがドミナントに力を入れる一帯、どの店舗も駐車場が広大で、

はじめて通る道に、道中コンビニにも寄りながら、ガンキヤノンに刺激されたのか「赤いペッパーはないの?青は?」という、ペッパーのカラーバリエーション推進派の旗揚げを表明し、

はじめて見る景観にドライブを楽しみながら、

「いいなぁ、あのマンションに住んでいる人は毎日おもちゃ買えて」という声を聞いて4店舗目到着です。

大人もやってみると心が和んでいいよ、という最近ばぁば推奨に仕込まれている「やったね!」のポーズを開花させ、

懐かしくキン肉マンのキャラを見ていれば「今度買うからね」と諭されて、

急速に好きになっているガンダムを迎え入れる決定をし、

なかなかのドライブ感に「ママ楽しいドライブだね」といえば、「えっ?お金使うけどね」と気軽な気持ちで鍼灸院に行けば五寸釘だったかのような瞬間もありつつ、

子供に電話番号でナビを入れてもらい、

ガラスケースの中にある「シンガポールの747下さい」と店員さんにいえば、どれのこと?僕詳しいねと言われた一品を手に取って、「あぁ~エンジンが一つ故障した。乗客の皆さん当機はブロンコビリー空港に向かっています。酸素マスクを付けて下さい。レディースアンドジェントルメン・・・」とアナウンスしながら、

「ステーキ食べたい。いつものところ」と、オーダーにより事前に予定に組まれていたドライブの〆となるブロンコビリーへ。

「すっごーーーーーーく、すっごーーーーーーく楽しかった」と、まるでヨーロッパ一周をするかのごとく、陸続きな玩具共和国の各国をドライブして渡る楽しいドライブのひとときでした。

バレンタインのケーキを頂いて、

ブロンコビリー空港に置いてある玩具を一応確認して、帰路に就くことに致します。

「ブロンコビリーぃ!ブロンコビリーぃ!」とブロンコビリーダンスをして、その他かかと落としダンスもありますが、

とりあえずタイヤへ前蹴りし、

会計を済ませているこの日のスポンサーたるママを待ちながらブロンコビリー産のおもちゃを確認しながら一休み。

帰りは真似っこごっこに、早口言葉で大笑いしながらのドライブとなりました。

過去に仕入れたものはいつ間にか、ドアを開けて飾っていたり、と昨夜気づき、

「うわーーーーかっこいい、ガンダム」とこの格好良さに目覚めた中に、

店内にかかる「おもちゃを売るならホビーオフ」という曲も耳に残り口ずさむようになり、プラレールは興味ないなぁ、という発言を受けて、ママが「プラレール売れば」と提案すれば「いいよ、ただし新幹線は残す!」と、いつの間に「但し」など使うようになったのか、小さな発見もしながら、

今般買ったGクラスのことを「世界一カッコいいと思う」という評価をドライブの車中聞きながら、

自宅近くまで戻ってくれば「荷物下ろすの手伝うよ、パパとママのこと愛してるから」などとスイートな発言も聞いて、ガンダムはお風呂も入り一日が過ぎていきました。