なんですけど、試作業という仕事柄、メーカーさんが動き出して図面(今は3次元データ)が出てこないことには何もできません。
なので、今日の仕事は電話&メール番です。(^^;
ま、それはそれとして。(笑)
↑去年7月に車検から帰ってきたときの写真ですけど、車高低いですねー。
もちろん車検時は一旦上げて、元に戻して帰ってきてるんですが、実際ちょっと低いようで、高速の継ぎ目とかでもリアタイヤがホイールアーチにシュンシュンって擦ります。
車高測るときはフェンダークリアランスではなくて、ボディーサイドのミミから地面までを測ってます。
ミニの場合はこれが一番バラツキなく測れるんじゃないかな。
右フロント
20cm(ミミが曲がってるから20cm弱に見えますけど)
右リア
21cm
左もほぼ同じくらいだったので、前後とも1cmアップを狙って調整してみます。
随分ながいこと自分で車高調整したことがないので(汗)、ハイローをどんだけ回したらどんだけ車高が変わるかすっかり忘れてることをやりかけてから思い出しました。(^^;
とりあえずテキトーにやって変化を見るというのも手ですけど、体力的にあまり余裕がないので(汗)、サスのレバー比とハイローのネジピッチから当たりを付けて一発で決めたいと思います。
フロント
斜めから見てるのでキッチリ正確ではありませんが、スケール(モノサシ)の一番奥がアッパーアームの軸で、そこから3cmがハイロー、18cmがハブとアッパーアームの締結点。
ということは、18÷3=6 なので、ハイローで上げ下げする量の6倍車高が変化することになります。
んで、今度はハイローの6角をどんだけ回せば長さが何ミリ変わるかですね。
あ、バンプラバー終わってる。(^^;
ネジピッチがわかるといいんですが、この状態では測りようがないので、ザックリ調べてみます。
仕事でたまに使う油粘土があったので、それを押し付けて。
サシで測ってみたら、4山で9mmちょっとくらいかな。
ネジ規格表と照らし合わせてみたら、呼び径5/8、1インチ当たり11山(ピッチ2.3mm)っていうのが近そうです。これだと6角の二面幅が26mmということなので、モンキーを当てがって測ったのとだいたい一致します。
ということで、ピッチ2.3mmのつもりで進めます。
ネジを360度回して2.3mm変化するということなので、わかりやすく6角の1面分60度だと約0.38mmになりますね。
先の18÷3=6から、ハイロー変化の6倍車高は変化するので、
ハイローの6角を1面(60度)動かすと、車高は2.3mm変わる理屈です。
(ハイローの6倍だから1面分がピッチ2.3mmと同じって考えてもいいですね)
1cm上げたいので、ハイローは4面分(240度)伸ばします。
モンキーが掛かってる6角はボルトと一体になってるので、こっちを回して伸び縮みさせます。
上側の6角がロックナットなので、調整が済んだらロックナットを上方向に締め付けておきます。
んで、今度はリアです。
リアはトレーリングアームから直角方向(下向き)に短い腕が出ていて、そこにハイローのロッドが連結しています。
こっちもフロント同様ザックリ測定ですが、車体側の軸から短い腕が5cm
トレーリングアームの長さが30cm
30÷5=6 なので、フロントと同じくハイローで上げ下げする量の6倍車高が変化することになります。
ハイローのネジも同じなので、同様に
ハイローの6角を1面(60度)動かすと、車高は2.3mm変わる理屈です。
車高が1cm上がるように、ハイローを4面分(240度)伸ばしてロックします。
ジャッキ降ろして数回前後させてサスを落ち着かせてから車高を測ります。
フロント
リア
狙い通り一発でだいたい1cmずつ上がったようです。(^^)
まとめ。(笑)
※前後ともハイロー1回転で車高は約14mm変化する。って覚えておけばいいかな。
ハイローのメーカーによって知らんけど。(笑)