年賀はがきの販売始まる 当初の発行枚数 前年より約30%減
2025年10月30日午前11時58分
通信
来年、令和8年用の年賀はがきの販売が10月30日から全国の郵便局で始まりました。日本郵便は、SNSの普及や値上げによる需要の落ち込みを見込んで、当初の発行枚数を前の年より30%ほど減らして販売しています。
来年、令和8年用の年賀はがきは10月30日から全国の郵便局で販売が始まりました。
東京 千代田区の「東京中央郵便局」では、午前9時から販売が始まり、訪れた人たちが来年の干支(えと)の「うま」のイラストが描かれた年賀はがきなどを早速、買い求めていました。
窓口を訪れた60代の男性は「まわりでは年賀状をやめようかなという人もいるが、そうすると関係が切れてしまうので、年賀状だけのつきあいでも昔の同級生などに出したい」と話していました。
日本郵便はSNSの普及などに加えて去年10月の値上げで、需要がさらに落ち込むと見込んでいて、当初の発行枚数は7億5000万枚と、前の年より30%ほど減らします。
減少率は比較できる平成16年用以降で最も大きくなっています。
一方、日本郵便は飲酒の有無を確認する点呼を適切に行わず、国から配達などに使う軽自動車の一部を一時的に使用停止にする処分を受けていますが、年賀状の配達には支障はないとしています。
年賀状の受け付けは12月15日から始まります。
Posted at 2025/10/30 12:03:17 | |
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