福島市のムクドリようやく去る 例年よりひと月半長くとどまる
12月20日 07時47分
福島市で例年、夏ごろに飛来し、秋にはいなくなるムクドリが、ことしは、暖かい日が多い影響で長くとどまり、ようやく今週になっていなくなったとみられることがわかりました。
例年に比べてひと月半ほど長くとどまっていたことになり、福島市は、来年の飛来に向けて「有効な対策を地元などと改めて協議したい」としています。
福島市ではムクドリの群れが、毎年6月ごろから秋にかけて、天敵から身を隠せる安全なねぐらを求めて飛来し、JR福島駅周辺などの中心市街地では騒音やふんによる被害が問題になっています。
市によりますと、例年は遅くとも11月にはいなくなりますが、ことしは暖かい日が多い影響で長くとどまり、今月中旬になって数が大きく減り、今週16日には1羽も見られなくなったということです。
市は、12日に急激に冷え込み、街路樹の葉がほぼ落ちたことで飛来しなくなったのではないかとみています。
福島市環境課は「ことしはひと月半ほど長く飛来したことになり、異例の年だった。街路樹のせん定や伐採も含め、今後に向けた有効な対策を地元などとも改めて協議していきたい」としています。
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2024/12/20 20:50:48